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映画『ちはやふる -上の句・下の句-』〈主演:広瀬すずさん、小泉徳宏監督インタビュー掲載〉

s-ちはやふる下の句B1©2016映画「ちはやふる」製作委員会  c末次由紀/講談社

きみがくれた情熱

今、きみのために戦う

コミックス累計発行部数1600万部(2016年3月時点)を突破した、
競技かるたに青春を懸ける大人気少女マンガの「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)がついに実写映画化!

2016年春、青春映画の新たな金字塔の誕生する。

ここであらすじを紹介!

 

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綾瀬千早(あやせちはや/広瀬すず)、真島太一(ましまたいち/野村周平)、綿谷新(わたやあらた/真剣佑)の3人は幼なじみ。
新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。
そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。
そんな矢先、家の事情で新が故郷の福井へ戻り、はなればなれになってしまう。
「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」
千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界のごとく、世界が煌びやかに色づき始める。

高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創部を決意、高校で再会した太一とともに、
部員集めに奔走する。呉服屋の娘で古典大好き少女・大江奏(おおえかなで/上白石萌音)、
小学生時代に千早たちと対戦したことのある、競技かるた経験者で“肉まんくん”こと、西田優征(にしだゆうせい/矢本悠馬)、
太一に次いで学年2位の秀才・“机くん”こと、駒野勉(こまのつとむ/森永悠希)を必死に勧誘、
なんとか5名の部員を集め、創部に成功。
初心者もいる弱小チームながら、全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。
千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援し、部長となった太一。
彼もまた、新に勝たなければ前に進むことが出来ない。「千早に自分の気持ちを伝えたい」―。

千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。

 

 

 

仙台情報誌Meでは主演:広瀬すずさん・小泉徳宏監督にインタビューを実施!

紙面より一足お先に、インタビューを一部公開しちゃいます!

 

編集部:今回映画初出演となる広瀬すずさんですが、オファーの話が来た時の率直な感想を教えてください。

広瀬:それまで映画出演の経験があまりなかったので、実感があまりありませんでした。
観に来てくださる方はいるのだろうかと少し不安になりました。
原作を読んで、千早について知っていけば知っていくほど、自分にできるかなあと怖がっていました。

編集部:千早と自分の違う部分が気になりましたか?

広瀬:原作は細かく千早の身長まで決まっているので、外見を似せられるか不安でした。
髪の毛もあと半年で30㎝伸びるかなあ、とかすごい変な計算をし始めて(笑)。
性格は、情熱的な部分というか、ここと思ったらそこしか見えなくなるところが似ていると思いました。
千早は顔に感情が出て、わかりやすい性格なので、そこが少し違うかなと思いました。
それを素直に出せるかなって。

編集部:監督は原作をもともと愛読されいると聞きました。

監督:初期のころに一度出会っていて、その時も映像化がよぎりました。
だから今回機会が頂けたのは、ご縁というか、運命だと思いましたね。

編集部:広瀬さんの、千早を演じるうえでの魅力をどう引き出しましたか?

監督:とても瞬発力がある人だと感じましたね。
もちろん事前にセリフは覚えてくるんですけど、現場の空気やロケーション、
相手のリアクションを見ながら自在に芝居を変えていく。
計算というよりは、その場で出てきた感情で芝居をしているように見えました。

編集部:広瀬さんは、監督とはどのようにコミュニケーションを取っていきましたか?

広瀬:台本を読んだときに、このシーンはこういう風になるのかなと第一印象として持つんですけど、
たいてい全然違うシーンになることが多いんです。
最初は、第一印象のまま自分の感覚でお芝居をしていたんですが、途中で「大丈夫かなあ」と思うようになって。
リズムが分からなくなったときは、お昼を早めに食べて監督のところへ行き、相談させて頂いたりしました。

編集部:監督はどういうアドバイスをされましたか?

監督:事細かく演出したつもりは全くありません。
物語の本質からずれてしまいそうな時だけ演出を入れていきました。
唯一言ったのは、とにかく無邪気だという事。
例えば相手が傷つく可能性のあるトゲのある言葉でさえも圧倒的に悪気がないから、
つい許してしまうという。それと、オヤジくささ(笑)。

広瀬:監督に、千早って「ちっちゃいオヤジいますよね」って言ったら、「居るわ~」「ですよね~」って(笑)。
そこで、やりすぎても大丈夫なんだって、やりすぎて、「ああ、ちょっと残念だなあ」って思って頂ければ。
ガサツ?ガサツって言ったらきれいでしょうか?(笑)。
女子として、残念だなあって思う瞬間が多くて、それを面白おかしくやるのではなく、
そのままの自然体で居て、なんて残念なんだって思って頂けたら。
白目で寝ているところも、あえて口をナチュラルに開けてナチュラルに崩れた体勢にしようかな、とか。

 

5月号では、全文を掲載します、誌面もお楽しみに!

気になる宮城での公開劇場は…

2016年3月19日(土)、4月29日(金)より二部作連続全国公開

MOVIX仙台 http://www.smt-cinema.com/site/sendai/
MOVIX利府 http://www.smt-cinema.com/site/rifu/
109シネマズ富谷 http://109cinemas.net/tomiya/
チネ・ラヴィータ http://forum-movie.net/sendai/
イオンシネマ石巻 http://www.aeoncinema.com/cinema/ishinomaki/
イオンシネマ名取 http://www.aeoncinema.com/cinema/natori/
シネマ・リオーネ古川 http://www.cinema-rione.jp/

映画情報

映画『ちはやふる』公式サイト http://chihayafuru-movie.com/

出演 広瀬すず 野村周平 真剣佑 ほか

監督・脚本 小泉徳宏

原作 末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載

この記事を書いた人
salt
宮城生まれ山育ち。 メタル、アニメ、写真が好き、趣味でイラストと写真撮ってます。 サブカルネタをお伝えしていきたいです。
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