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【スダンナユズユリー】2017年8月9日(水)発売「CALL ME NOW」

スダンナユズユリー

左から:須田アンナ(E-girlsHappiness武部柚那(E-girlsYURINOE-girlsHappiness
2017 年 3 月に 1stSINGLE「OH BOY」でデビューした、インスタでも話題の GIRLS HIP HOP ユニット「スダンナユズユリー」! 「スダンナユズユリー」は、中高生女子に人気の E-girls/Happiness パフォーマー YURINO と須田アンナ、そして 、E-girls のヴォーカル武部柚那の 3 人による 1ヴォーカル&2MC という新しいスタイルの GIRLS HIP HOP ユニット。
今作「CALL ME NOW」は、” いますぐ電話してよー!” と、ちょっと強気な女の子が好きな男の子に見せるかわいいお願いごとがテーマになったこの曲。 「トラックにもピポパとか入ったりしてさ」と、トラックも何も無い状況で、先にテーマが先行した珍しい曲。そんなメンバーのイメージが、 トラック、歌詞、Music Video に至るまで一貫し、完成した「CALL ME NOW」。至るところに溢れる賑やかな仕掛けと展開。まさにスダンナユズユリー印の 1 曲!

●E.G.family体制発表後、ファンの方々を含めた様々な反響を受けて、どんなことを感じていますか?

 武部柚那 「ファンの方々に対して発表直後は、凄く驚かしてしまっただろうなと思っていました。でも、私たちが思っていた以上にファンのみなさんの期待を感じることができたので、今はその期待に応えられるようにがんばらなければという気持ちです。スダンナユズユリーに関しては今年デビューしたばかりなので、まだ浸透していない感じがしましたし知名度がないなと感じました。だからこそ色づけしやすいなとも思っています」

 YURINO 「新体制となる理由、私たちの想いをしっかり伝えられることができて、それに対する応援の声をたくさんいただけたのは本当にありがたかったです。これからE.G.familyに体制が変わって、E-girlsもひとつのグループになってより同じところを目指すことができますし、各グループの違いもより楽しんでいただけると思います。さらに成長した姿をみなさんにお見せできればと思います」

今、「各グループの違い」という発言がありましたが、E.G.familyの中でスダンナユズユリーはどんな存在だと思っていますか?

 武部柚那 2MC&1ボーカルという点が、E.G.familyの中でも一番の違いだと思います。例えばE-girlsは、女の子が憧れるようなテーマや世界観を意識してパフォーマンスや楽曲制作をしていますが、私たちスダンナユズユリーは若い女の子たちのリアルを届けることを軸に活動しています。キャッチーでポップでかわいらしい部分もありながら、ラップでちょっとパンチのあるかっこよさを表現していくのが、スダンナユズユリーだと思っています」

●2017 3月にリリースしたデビュー・シングル「OH BOY」は週間チャートで3位を記録した他、SNSを通じても様々なコメントが寄せられたと思いますが、そういった反響をどのように感じていますか?

 須田アンナ 「デビューするまでの準備期間にも時間がかかりましたし、楽曲制作でも「OH BOY」はとても時間がかかったので想いの強い曲でもあったんです。ですが、自分たちはそんなに結果に対して期待はしていなかったんです。もちろん結果を残すことも大事なことのひとつだと思っていますが、まずは自分たちのやりたいことを届けられたことが素直に嬉しかったんです。リリース・イベントをさせていただいたり、多くのMV再生回数があったり、週間チャート3位という数字も、すべての結果はファンの方々からいただいたギフトだと思っています」

その2ndシングル「CALL ME NOW」ですが、具体的にどんなイメージで制作に入ったのでしょうか?

 武部柚那 「みんなで話している時に、「電話の曲を作りたいね」とテーマが決まって、そこから生まれた曲です」

 須田アンナ 「ちょうどその頃、YURINOちゃんが携帯で自撮りしながらポーズするのが流行っていて、「それかわいいよね!」って話になってたんです。ジャケ写のアイディア探しで画像検索していても、カラフルな電話が見つかったり、MVの世界観も面白くなると感じてました。「トラックにもピッポッパって音を入れたらかわいいよね」など、テーマが決まってからもいろいろなアイディアが浮かんできてました」

電話をテーマに、どんな設定で歌詞を書き進めていったのでしょうか?

 武部柚那 「電話というテーマをさらにリアルに身近に感じてもらうために、男の子からの電話を待っている女の子の設定で歌詞を書いていきました」

今作でも作詞を手がけていますが、個人的にパンチラインだと思う歌詞はありますか?

 YURINO 「電話番号を連想させるワードを入れたいと思って考えた〈Hello Hello 080〉って歌詞は、これいいんじゃないかなって自分でも思いました。字面だけ見てもどう読めばいいのかわからないような歌詞も自分のラップの面白さなのかなと思っているので、ここは気に入っています」

 武部柚那 「私は〈いつの間にか My best friendClock〉って歌詞。この部分だけまったく歌詞が出てこなくて、時計を見てボーッとしちゃっていたんです。で、ハッと我に返って、この状況を歌詞にしようと思って書いたんです。後から曲を通して聴いてみると、結構かわいい歌詞だなって思いました。ずっと電話を待っていて、時計を見すぎて時計が友達になっちゃうって表現は、久々にいいのが出たなと思いました」

 須田アンナ 「私はラップ・バースの〈CallだけじゃNoFace-to-face〉って歌詞です。この「CALL ME NOW」の歌詞全体を通して、会うってシチュエーションが描かれていないんです。でも、やっぱり好きな人には電話だけじゃなくて会いたいじゃないですか。そんな乙女心を、自分のバースで表現してみました。あと、やっぱり恋はキュンとするものだと思っていて、そういう意味で〈キュンとさせてHOLD ME NOW〉って歌詞もお気に入りです」

確かに、歌詞で描かれている世界観は、好きな男の子に電話をしたいけど、しないで電話を待っている女の子って設定ですもんね。

 YURINO 「こっちからはしないんです。電話を待つってドキドキ感がこの曲のポイントですね」

やっぱり自分からはしないものなんですか?

 武部柚那 「いやー、私たちならしますね(笑)」

 須田アンナ 「でも、やっぱりかかってきた時の嬉しさは、片想いだったら特に感じますね」

●LINEのメッセージじゃダメってことですよね?

 須田アンナ 「女の子ならもちろん声を聞きたいんですよ! で、できることならFace-to-faceでキュンとしたいんです(笑)」

前作に引き続きSKY BEATZが手がけたトラックには、どんな感想やイメージを抱きましたか?

 YURINO 「前作の「OH BOY」とも違うスダンナユズユリーらしさがあるトラックなんです。やんちゃな感じもしっかりサウンドで表現されていて、このトラックを聴いた瞬間に歌詞のイメージがすぐに湧いてきました」

レコーディングの際に、テクニカルな部分で意識したことがあれば教えてください。

 武部柚那 「ラップ前のDメロ部分で、前のめりなフェイクを入れているところですかね。あとは、サビ後の〈One summer love?♡〉ってフレーズは、曲の流れにあわせて1番から3番まですべて歌い方を変えています」

スダンナユズユリーらしいポップでカラフルな世界観を描いた「CALL ME NOW」のMVで意識したことは?

 須田アンナ 「〈I’m not just a girl  ヘアーもメイクもネイルもチェンジ〉って歌詞の通り、衣装を変える度にヘアとメイクもわかりやすく変えたいと思ったんです。カラフルになったり、急に艶っぽくなったりと、それをMVで実現できたのは嬉しかったです」

●MV撮影時のエピソードや裏話などあれば教えてください。

 武部柚那 「今回は演技をするシーンが多かったです」

 須田アンナ 「凄く演技しましたね」

 武部柚那 「いろんなシチュエーションや設定で演技するシーンを撮ったので、その裏側が面白かったです。一瞬しか映っていないシーンもしっかり長く撮りました(笑)」

メイキングを作っても面白そうな?

須田アンナ「絶対に面白いはずです。MVの中にマンガになるシーンがあるんですけど、監督さんから「はい、YURINOちゃんから電話がかかってきました」、「もう切るねって言われましたよー」、「はい、怒ってくださーい」って細かい指示があったり(笑)」

この曲のパフォーマンスに関しては、どのような振り付けをイメージしたのでしょうか?

 YURINO 「キャッチーに繰り返す歌詞が多かったので、電話のポーズを使ったり振りもキャッチーにして、耳からも目からもしっかり曲の世界観が伝わるようにしました。振りを決めすぎずに、ライヴでも自分たちのグルーヴで楽しんで踊りたいと思っています」

続いて、カップリング曲の「#SYYB」についてもお話を聞かせてください。

 須田アンナ 「〈SYYB〉はスダンナユズユリー・ベースの略で、わたしたちの基地って意味なんです。スダンナユズユリーはいつだってどんな時だって音楽とダンスを楽しんでいたいから、ベースに入ったら〈棒立ち 壁際 タブー〉だよって、歌詞でもわかりやすく表現しました(笑)」

 YURINO 「私たちはInstagramからも情報を発信していますし、SNSから刺激を受けることも多いですから。雑誌の連載も『♯SYYB』ってタイトルでやらせていただいているので、この曲でもっともっとファッションと音楽を楽しんで欲しいって想いも込めています」

歌詞はどのように作っていったのでしょうか?

 武部柚那 「サビの〈All Day All Night〉って繰り返す部分とか、ライヴで盛り上がるシーンをイメージして歌詞を書きました。特にサビはお客さんに声を出していただきたい系の歌詞ですね(笑)」

もう一方のカップリング曲「Lover」の世界観についても教えてください。

 須田アンナ 「これは前作「OH BOY」の続編です。主人公の女の子が想っていた男の子とめでたくつき合った、その後の設定になっています」

 武部柚那 「デートに行くんです」

 須田アンナ 「そう、初めてのデート!」

 YURINO 「初々しいふたりを描いてます」

歌詞の始まりでも、〈ドキドキ〉って表現されていますしね?

 須田アンナ 「あんなに「OH BOY」の時は強気だったのに、ふたりで一緒になったら緊張しちゃうみたいな(笑)」

 YURINO 「そういう女の子ってかわいいですよね。テーマを考えながら、「この曲、「OH BOY」の続きとかよくない?」、「書ける、書ける!」って感じで3人で盛り上がっちゃいました(笑)」

今回は3曲とも3人で歌詞を手がけていますが、作詞に対する想いも改めて聞かせてください。

 武部柚那 「やっぱり楽曲を作るにあたり、自分たちで歌詞を書くことが一番リアルだと思うんです。もちろん作詞家さんと共作することで、私たちの中にはない表現ができたり、貴重な経験をさせていただいています。ですが、曲作りにおいて、自分たちの想いを書くことは、とても重要なことだと思っています」

初回盤に付属するDVDには、今年1月の『Happiness LIVE TOUR 2016 GIRLZN’EFFECT THE FINAL』で披露した「OH BOY」のライヴ映像を収録。ご本人たちだから語れる見どころを教えてください。

 武部柚那 「このライヴは「OH BOY」のリリース前でしたし、初々しすぎるスダンナユズユリーの姿が詰まっていると思います。ライヴ・バージョンの「OH BOY」を楽しんでもらえるのはもちろんなんですが、今とは違う私たちの声や表現も楽しんでもらえたらなと思います」

スダンナユズユリーのメンバーとして改めてお互いを見ると、アーティストとしてどんな成長があったと思いますか?

 武部柚那 「ふたりともラップに関して自分のキャラが強くなったというか、定まったと思うんです。ライヴでもレコーディングでも、それぞれの表現の違いがうまく作用しあって、そこがスダンナユズユリーの個性になっているんです。ふたりの存在が、よりスダンナユズユリーの色を強くしてくれていると思います」

 須田アンナ 「ゆずは本当に歌がうまくなっていますね。すばらしいと思います。技術もそうなんですけど、感情が伝わってくるので、やっぱり自分で歌詞を書いていることも大きく影響しているんだと思います。ゆずはストイックなので、自分が満足するまでレコーディングし続ける姿勢には刺激を受けますし、ヴォーカリストならではのこだわりも勉強させてもらっています。どんどんスダンナユズユリーを引っ張っていってくれるヴォーカリストになっているなと感じています」

 YURINO 「歌詞を書く時って、私たちがラップ部分を先に書いて、それをゆずに渡してヴォーカル部分を書いてもらったり、歌詞全体をまとめてもらうんです。その歌詞がすばらしいんです。毎回レベルアップしていると思います。必ず私たちの気持ちを的確に代弁してくれる。スダンナユズユリーにゆずがいて、本当によかったなと思います」

最後に、2ndシングルを楽しみにしていたファンのみなさんにメッセージをお願いいたします。

 須田アンナ 「こんなに早く2ndシングルをリリースできたのは、「OH BOY」の時にみなさんが支えてくださって、私たちに大きなプレゼントをしてくださったからだと思っています。今回も自分たちで歌詞を書いたので、それぞれの楽曲に私たちの想いが詰まっています。これからも私たちの等身大の姿を楽しんでいただけたらと思っていますので、応援よろしくお願いします」

interview:NOBUHIKO MABUCHI

CD情報

2017 年 8 月 9 日(水)発売

「CALL ME NOW」

rhythm zone
[CD+DVD]RZCD-86379/B \1,800(税抜)
[CD]RZCD-86380 \1,200(税抜)

【公式HPm.egirls-m.jp/

【公式Instagramwww.instagram.com/sudannayuzuyully__/

この記事を書いた人
hanaemi
1983年仙台生まれ 2児の母。主婦の方にも楽しんでもらえるような情報を伝えていければと思います。
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