春に新入社員が入ってくると、一気に社内が活気づくと同時に、若者とそうでない者の線引きがされてりして、ちょっと微妙な心境です。
確かに、20代の若い子たちから見たら、30代・40代は“おばさん世代”なのかもしれませんが、中には“おばさん扱いされない女性”も存在します。
それは「こんな30代になりたいな」という目標にされるような女性です。今回は30代・40代でも、おばさん扱いされないための秘訣をご紹介します。あわせて、こちらの記事「自分が“おばさん化”しないための心得」(http://ren-ai.jp/14124)もご参考ください。
1、焦らない
おばさんになったな、と自覚するのは、どんな場面でしょうか。体力が落ちたとき、化粧のノリが悪いとき、同級生に子供が生まれたとき、など。
年を取ることは悪いことでしょうか。若いほうがいいのでしょうか。そんなことはないはずなのですが、私たちは自分が「年をとった!」と自覚すると、なぜか焦ります。
すぐ目の前までタイムリミットが迫っていて、早く何かを仕上げないと手遅れになるような錯覚をしているのです。
しかし、実はそんなにゴールは目前ではありません。今から新しいことを始めたって十分間に合います。大事なのは心の余裕です。
焦ってしまって、若さにしがみついていると、余計に“おばさん”っぽく見えてしまいます。
2、若者の真似をしない
流行を知っている、ということは大事かもしれませんが、流行に乗っかる、というのは良い傾向ではありません。
若者は、年上女性に“普遍性”を望んでいます。それは、“母親には無償の愛があるはずだ”とか、“学校の先生は子供好きなはずだ”という思い込みに似ています。
つまり、30代・40代の女性が、子供のように流行に飛びついている姿を見ると、若者はそこに“おばさん”を感じてしまうのです。
気持ちはいつまでも若い!のは結構ですが、動き回る流行を追いかけるよりも、ベーシックなものを繰り返す方が好まれます。
3、「私はもうおばさん」と言わない
一番よく耳にするのが、若者から「おばさんのくせに」とか「もうババアじゃん」と思われる前に、予防線を張るように「私、ほら、もうおばさんだし」と言ってしまうことです。
もし自分で「おばさんです」と言ってしまったのなら、もうおばさんです。それが、自分のキャッチフレーズとなってしまいます。
「私はおばさん」は逃げです。「私はもうおばさんだから、若者と同じフィールドでは戦いませんよ」という意味になります。
サッカーなどで例えると、「私はもう引退したから、現役選手とは戦いたくない!負けるのが分かっている!」と宣言したようなものです。
もし戦いを挑まれたら、甘んじて受ける。これこそ、「私はおばさんじゃない!」という証明となります。