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「仕事辞めたい」と思ったら…後悔しない女の人生設計立て直し術(5)

「辞めたい」浮かんでは消える言葉。我慢して耐えるにも限界がある。でも、生活のことを考えると次の一歩を踏み出す勇気が出ない…。

前回は、「転職する準備」についてお話しました。今回は、「次の仕事の選び方」についてご紹介したいと思います。

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1、天職よりも適職を選ぶ

自分の天職ってなんでしょうか。きっと「これだ」というものは何かあるのかもしれませんが、それで生活していけるとは限りません。

これからは、“人から求められる仕事”や、“自分の器にあった仕事”をしてみませんか?

こちらに適職診断(http://oshigoto.mydreams.jp/shindan/index.php)のサイトがあります。こういったサイトを活用してみるのもひとつの手段です。

今まで「きっと自分は接客の仕事が向いているはずだ」と信じ込んでいた人が、実は根っからの人見知りで、我慢して仕事していたのだとしたら、それは適職ではなかった、ということになります。

自分がどんな人間で、どんな仕事だったら続けられるのか。また、どの方向に努力すれば、思っていたような生活ができるのか。

頭に思い描く、理想の天職というものがあるかもしれませんが、「長く続ける・人から求められる・自分でも無理をしない・それなりに楽しい」これらの条件をクリアする職種にスポットをあててみましょう。

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2、周囲のニーズにあわせるのではなく

これは実際、苦しんでいる人が多くいますが、「周囲からとやかく言われたことを気にしない」というのも、仕事選びには重要です。

とても美人のCさんは、家族や友人からも「その美貌を活かして、接客をした方がいい」と言われていましたが、本人は事務職が好き。

実際、事務職の採用枠はどこも狭くて、逆に接客業は人材不足。Cさんはやりたくない仕事をおすすめされています。

でも、ここで世の中のニーズにあわせて自分を曲げてしまうと、結局無理をすることになってふりだしに戻ります。

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周囲の言う「あなたはこれが向いているよ」というのは、正しいアドバイスではない場合があります。おすすめされた方向が、自分の行きたい方向であればいいのですが、そうでない場合、我慢する必要はありません。

もちろん、自分の行きたい方向へ向かうにはそれなりの努力も必要ですが、「簡単だから既製品で満足したような気持ちになろう」と誤魔化す姿勢では、適職には巡り会えないかもしれません。

次の仕事が最後の仕事、ということではないので、たくさん転職してたくさん学ぶことも必要かもしれませんが、周囲にあわせるだけが全てではない、ということだけは覚えておいてください。

(6)へつづく。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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