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【DEEP】2018年6月27日(水)発売『THE SINGER』

DEEP

いつでも歌ファーストで”生きて“きた彼らのリアルな思いが詰まった、メンバー4人のハーモニーを堪能できる至極の1枚。その名も『THE SINGER』!!!!
EDMトラックにのせたダンスナンバー「MAY DAY」彼らの“ただ、歌いたい”という気持ちが詰まった「SING」、そして大切な人と生きていくリアルな決意をつめこんだ「Celebrate」さらに本邦初カヴァーとなるEXILE SHOKICHIのヒットナンバー「The One」を含む全12曲!

●2月にリリースしたシングル「SING」は原点帰路を表現した楽曲でしたが、そこで得られた反響や実感はどのようなものでしたか?
 KEISEI 「久々のリリースだったにも関わらず、ライヴ・イベントに足を運んでくださったファンの方々の熱量に触れることができて、物凄い力をもらったと思っています。そういった経験を通して、最近は人のために何かをしたいというマインドが強くなりました。今回のアルバム制作には、シンガーという自分たちの生き方はもちろん、今まで応援してきてくださった方々に向けたメッセージも表現したいという想いがありました」
 RYO 「僕たちの歌いたいという想いをストレートにつづったので、それが伝わったのかなと思います。TAKAも一発撮りしたMVに触れましたけど、その集中力というか凝縮された想いもみなさんに伝わったように思います」
●そこから先行シングル「Celebrate」を挟み、待望のアルバム『THE SINGER』のリリースという流れになりますが、どのような青写真を描いて制作に入ったのでしょうか?
 TAKA 「アルバムを出したいという気持ちはずっと持っていたのですが、どういった内容にするか具体的なことをイメージしだしたのは「SING」のリリース後になります。NYでの武者修行、レーベルの移籍、さらに今までリリースしてきた楽曲を振り返っても、シンガーとして歌でエンタテインメントを表現していくことがDEEPの持ち味だと改めて実感できたんです。今回のアルバムは『THE SINGER』というタイトルに沿って制作していったのではなく、自然と僕たちの歌心を凝縮した楽曲の集合体になったので、『THE SINGER』というタイトルを後づけしたという感じです」
●今までの制作の仕方と変わった点はありましたか?
 YUICHIRO 「まずレーベルを移籍させていただいたことが、僕らの歌に対する姿勢や考え方をさらに変えた出来事だったと思います。レコーディングひとつとっても、歌うことの大切さをもっと考えるようになりましたし、1曲への集中力や気持ちの高ぶりが変わりました」
●NYでの武者修行は、今作に何か影響を与えましたか?
 TAKA 「直接的なことというよりも、NYへ武者修行に行ったという過程を経てアルバム制作に辿り着いた、そのプロセスが大事なんだと思っています。楽曲制作にしても、プロデューサーに何を伝えて曲を制作してもらうか、10年間を振り返って何を表現すべきか、まず4人でしっかり話し合って考えたことなど、歌うことに関して濃密な時間を過ごしたすべての過程が、アルバム制作に大きく影響しているんだと思います。よく「名曲は自分たちで引き寄せる」と言われますが、制作過程においてどんな時間を過ごしてきたかがきっと重要なんですよね。そういったことに気づけたことも、今後のDEEPの新たなスタイルにつながっていくんだと思っています」
●改めて、アルバムのタイトル『THE SINGER』には、みなさんのどのような想いが込められているのか教えてもらえますか?
 YUICHIRO 「自分は生まれ持ってのシンガーだということ。僕から歌を取ったら、何も残らないですから(笑)」
 KEISEI 「まぁ、そうだな(笑)」
 YUICHIRO 「でも、本当に今歌えていることが幸せだと思いますし、僕たちを支えてくださっている方々に改めて感謝ですね。みなさんに歌で恩返ししていきたいと思っています」
 KEISEI 「僕も感謝の気持ちが強いですね。20歳でこの世界に入った時と違って、今は人のために歌いたいと思うようになっています。自分のために歌っていた時代もありましたが、やっぱり人に喜んでいただけるっていうことに喜びを感じるようになりました」
 RYO 「10年以上シンガーとしてやってきた上で、『THE SINGER』というタイトルを掲げるわけなので、自分たちの今までの歩みも改めて感じます」
 TAKA 「そう、『THE SINGER』とはまさに僕たちの生きざまだと思っています」
●先行シングルとしてリリースされた「Celebrate」は、どのように制作を進めていったのでしょうか?
 TAKA 「この曲は完全にKEISEIプロデュースですね」
 KEISEI 「大切にしている女性に向けた、真実のラヴソングです。幸せにしたいという想いを抱きながらも、誘惑に負けてしまったり、なかなか決断できない、そういうダメな男の心情を描きました」
 TAKA 「リアルな歌詞ですし、男性なら共感できる部分が多いと思うんです。何かを言いわけにして結婚という決断から逃げてしまう男性って結構いると思うんです。結婚に限らず、何かに戸惑いを感じている人や、なかなか一歩が踏み出せないでいる人が聴くと、「あ、こんな俺でもいけるんじゃないか」という自信になるような曲だと思います。世の中の男性が一生をかけて守っていく誓いを立てることのきっかけになる曲になったらと思っています」
 RYO 「こういうことを言うとKEISEIが照れ臭いと思うんですけど、かなり本音をさらけ出している歌詞ですね。聴いてもらう人にはKEISEIの今まで見えなかった部分が見えるんじゃないかなと思います」
●トラックはどのように制作していったのでしょうか?
 KEISEI 「実は何回も作り直しました。最初はとてもポップだったんです。でも、メンバーの年齢とかいろいろ考えたら、やっぱり自分たちのルーツを感じられるテイストを入れるのがいいと思って、90’sのR&Bのテイストを意識したトラックをCarlos.K.と一緒に作りました。当時を知っている人は、90’sの首で乗れるあの感じはツボなんじゃないかなと思います」
●MVは、どのような仕上がりになりましたか?
 RYO 「KEISEIの地元・札幌の友達が入籍されたということで、リアルにパーティを開いて「Celebrate」を歌いに行きました。凄く想いのこもった、温かいMVに仕上がっています」
 KEISEI 「今回はやらせなしにしたくて、いつもお世話になっているバーを貸し切りにしてガチでテキーラも飲んでいます。RYOさんは3杯も飲んでいました(笑)」
 RYO 「温かいMVに仕上がっています(笑)」
 YUICHIRO 「あと、冒頭部分は札幌の街を歩いている僕らのシーンなんですが、そこに今回カバーさせていただいた木村カエラさんの「Butterfly」のコーラスが入っていたり、アルバムにもつながる内容になっています」
●では、ここからはその他の収録曲を順に解説していただきます。まず1曲目「MORE DEEP」からお願いします。
 YUICHIRO 「移籍第1弾シングル「MAYDAY」のカップリング曲として、CDのみの通常盤に収録した曲です。Full Of HarmonyのMIHIROさんとUTAくんの最強タッグが手がけてくれた楽曲で、昔からずっとリスペクトしているアーティストの方に直接ディレクションしていただけたので、この曲で自分たちも凄く成長できました。DEEPの芯であるR&Bテイストのバラード楽曲で、本当にタイトル通りより深く僕たちを表現できた1曲になったと思います」
●続く「MAYDAY」は、同じく移籍第1弾シングルの表題曲として制作された楽曲でしたね。
 YUICHIRO 「バラード色が強かった僕たちですが、レーベル移籍第1弾となったこの楽曲で、新たな一面を表現できたと思っています。10周年を迎える年の一発目の楽曲ということもあって、今までのサウンドとは違う生まれ変わった感も表現したかったんですよね。歌詞は好きな人をもっともっと自分のものにしたいという内容なんですけど、僕たちもこれからさらに大きなステージにいきたいですし、さらなる夢を掴み取りたいという想いも曲に託しました。最近この曲をライヴの登場曲として歌っているんですけど、お客さんが一緒に歌ってくれたりと手応えを感じています」
●3曲目「SING」は、NYでの武者修行などを経て、「MAYDAY」から約2年振りのリリースとなったシングル曲でした。
 TAKA 「僕たちの10年間は、決して順風満帆なものではありませんでした。歌の道は簡単じゃないと感じましたし、そういった気持ちも歌詞に込めています。それでも歌いたいという気持ちも込めながら、聴いた人が元気になれるメッセージ性も大切にしました。アルバムのタイトルが『THE SINGER』なので、表題曲と言ってもいいくらいの楽曲だと思います。日々悩み、辛いことも経験しながら人は大きくなっていくという前向きなメッセージを、この曲から感じ取って欲しいです」
●新曲「U-turn love」は、T.Kura&michicoさんによるプロデュース曲ですね?
 TAKA 「はい。デビュー当時から制作に関わっているおふたりにお世話になりました。僕たちはブラック・ミュージックに影響を受けているので、そういったテイストの楽曲を日本語でよりわかりやすく表現できるコーラス・グループでありたいと思っています。「U-turn love」はR&Bテイスト満載のミッド・バラードなので、COLOR時代の雰囲気も感じていただけると思います。歌っている内容は、男の後悔という切なさ。僕たち4人のコーラスワークをふんだんに取り入れて表現しました」
●5曲目「I MISS YOU」は、「MAYDAY」のカップリング曲に収録された楽曲でしたね。
 RYO 「降りしきる雪の中、恋人と別れた後の寂しい気持ちを歌っている曲です。失恋を経験された方は、「I MISS YOU」を聴いて以前の恋人を思い出すかもしれませんね。冬にぴったりの切ないバラードなんですけど、どことなくメロディが温かいんです。あと、DEEPの曲は4人の声が被さってひとりでカラオケで歌うのは難しいと言われることが多いんですけど、この曲はひとりでも歌いやすいと思います。サビで声を張れる曲なので、ぜひカラオケで気持ちよく歌って欲しいです」
●コーラスをじっくり聴かせる「Turn Back Time」は、シングル「SING」通常版に収録されたカップリング曲でした。
 RYO 「Nao’ymtさんにディレクションをしていただいたんですけど、歌っている側からしても不思議な曲だと感じました。〈今もまだ夢に見る 明日を選べず 昨日も消せず〉という歌詞があるんですけど、前にも後ろにも行けない、そういう世界観を描いています。でも、歌詞の切なさを聴くというよりも、構成のすばらしさや言葉使いの面白さなど曲全体を楽しんで欲しいです。ライヴでも、雰囲気を作って歌いたいと思っています」
●木村カエラさん「Butterfly」のカバー曲は、どのような経緯で収録することになったのでしょうか?
 RYO 「アルバムのリリースがジューンブライドの6月ということもあったので、木村カエラさんの「Butterfly」をアカペラでカバーさせていただきました。アカペラは短い楽曲が多かったので、この尺でのアカペラは初めての経験でした。息の合わせ方など、4人の信頼関係が現れるというか、今回のカバーで絆が深まった気もしています。僕たちの息の合った歌声を聴いていただいたいです」
●「SING」のカップリング曲「Guess What Girl」も、「U-turn love」同様にT.Kura&michicoさんによるプロデュース曲ですね?
 TAKA 「ライヴでのパフォーマンスを意識して制作した曲で、トラックの音もそうですし歌詞の言葉使いにも遊び心があるのが特徴です。特に〈What i want〉というフレーズが耳に残るんですよ。韻も踏んでいますし、凄く楽しい曲です。歌詞の意味をじっくり聴いて感じて欲しいというよりは、言葉もサウンドとして楽しんで欲しいです。メンバーがまんべんなく歌っているので、4人それぞれの色が楽しめる曲でもあると思います。コール&レスポンスがあるので、ライヴでは一緒に歌ってもらいたいですね」
●新曲「DWTS」は、大御所TEDDY RILEYによるサウンド・プロデュースですね?
 YUICHIRO 「タイトルの「DWTS」は〈Dancing With The Stars〉の略で、ファンキーできらびやかなサウンドで踊れる曲です。幅広い年齢層に聴いてもらえる曲なんじゃないかなと思いますし、ライヴでも盛り上がると思います。プロデューサーは90年代のR&Bシーンで脚光を浴びたTEDDY RILEY。彼はトークボックスをやっているので、そんな要素も入っているトラックです。この曲では僕たちも踊ったりしているので、ライヴではファンのみなさんと一緒に楽しめる1曲だと思います」
●新曲「あたなに」は、どのような想いで制作していったのでしょうか?
 KEISEI 「究極のラヴソングですね。まさにDEEPの真骨頂と言える新曲で、今まで僕たちの4番打者みたいな位置づけだった「君じゃない誰かなんて~Tejina~」という曲を超える、心温まるバラードになっています。この曲を気に入ってくれた方にはハグしてしまいたいほど、個人的にも物凄く気に入っている曲です。伝えたい想いや言葉を届けるのってなかなか難しいことだと思うので、そんな時に大切な人へこの曲を歌って想いを届けて欲しいです。まさに男性から女性に贈る楽曲だと思います。」
●最後に収録されるのが、EXILE SHOKICHIさんの楽曲「The One」。EXILE THE SECONDのツアーでともに歌い上げた楽曲でしたが、今作でカバーするに至った経緯や想いを教えてください。
 KEISEI 「昨年からEXILE THE SECONDさんのツアー『“ROUTE 6・6”』に出演していたのですが、EXILE SHOKICHIと「The One」を歌う機会をいただいたんです。そこで学んだことも多く、今作でカバーさせてもらいました。彼と僕は地元が北海道で同郷なんですが、あのほのぼのとした広い大地をイメージできるアコースティック・バージョンでカバーさせていただきました。日頃の都会生活に疲れてしまった人には、この曲を聴いてゆったりとした気持ちを取り戻して欲しいですね」
●DVD には、シングルのMV3曲とリリック・ビデオ2曲、さらに特典映像としてアカペラ動画とDEEPへの50の質問が収録されるそうですね。どのように楽しんで欲しいですか?
 YUICHIRO 「MVは改めて楽しんでいただければというのと、今回初の試みだったDEEPへの50の質問は思いっきり楽しんで欲しいです。バラエティ番組みたいな感じで、普段僕らがファンのみなさんの前では出していない部分をさらけ出しちゃっているので、改めてDEEPの4人のことが知られると思います。僕たちもお互い気づかなかった部分が発見できたり、かなり面白い内容になっています」
 KEISEI 「僕が一番YUICHIROのことをわかっていたことが判明したり」
 YUICHIRO 「そうそう、一番正解してたね(笑)。くだけた質問を含め、バランスよく楽しんでもらえる内容だと思います」
●最後に、待望のアルバムを楽しみに待ってくれていたファンのみなさんにメッセージをお願いします。
 TAKA 「今までありがとう、これからもよろしくお願いします、そんなメッセージのこもったアルバムだと思います。11周年を迎えたタイミングでアルバムを出せるのも、本当にファンのみなさんの支えがあってのことだと思っています。変わらないものを持つことも凄くすてきなことだと思っていますが、変わっていくものの強さも表現していかなきゃいけないと思っています。常にみなさんにはサプライズをお見せしたいので、いい意味で驚いて喜んでもらえるようなエンタテインメントを作っていきたいです。引き続き応援よろしくお願いいたします」

interview:NOBUHIKO MABUCHI

CD情報

2018627日(水)発売

ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
THE SINGER

初回生産限定盤[CDDVD]AICL-35273528 \4,980TAX IN


通常盤[CD]AICL-3529 \3,000TAX IN 

【公式HPwww.deep-ldh.com/

この記事を書いた人
hanaemi
1983年仙台生まれ 2児の母。主婦の方にも楽しんでもらえるような情報を伝えていければと思います。
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