占いで有名なゲッターズ飯田さんの名言「ボーダーを着る女は95%モテない」(http://ameblo.jp/koi-kentei/entry-12033545974.html)。これを聞いて「え、嘘、私もボーダーの服持ってるし!」と思った人は多いと思います。
ゲッターズ飯田さんは、独自の研究で占い方法を編み出された方で、その占いはもっぱら当たると評判です。
そんなゲッターズ飯田さんが言った言葉なので、真実味があって恐ろしい話です。そこで今回は、「本当にボーダーを着るとモテないのか?」について考察してみたいと思います。
1、逆にボーダーを着なければモテるのか?
相談に来た女性の多くがボーダーの服を着ていた。事の発端は、ゲッターズ飯田さんの占いに訪れたお客さんの服装だったと言います。
モテないと嘆く女性のボーダー率が高い。確かに、統計学ならば、ここに「モテない女性がボーダーを着ている率〇%」と出せそうです。
では、質問を逆にして、ボーダーを着なければモテるのか?と言えば答えはNOだと思います。さらに言うなら、ほとんどの女性はモテません。
というか、世の中の女性の、それこそ95%は普通の女性であって、本人の自覚している限りかもしれませんが、「モテる」と感じる人はほとんどいないのではないでしょうか。
つまり、本当に美人でモテる女性は、世の中のほんのひと握り、5%くらいしかいない、と考えると、「世の中の女性はほとんどモテていない」と言えるのかもしれません。
2、結婚できるとモテるは違う
これはゲッターズ飯田さんも仰っていますが、彼氏がいる、結婚している、ということと「モテる」は別の話です。
モテるというのは、「人気がある」ということであって、たくさんの人に好かれることです。それが本人の意図するところではに場合もあります。
好きな人に片思いしていて、周囲の人からモテたとしても、好きな人に振り向いてもらえないと辛いですが、モテる状況というのは、こういうことです。
そのため、たとえば「既婚女性もボーダー率が高い」とか、「彼氏がいる女性もボーダー率が高い」というのだって、ある意味“モテない女性”にカウントされているかもしれません。
3、ボーダーを着る心理状態
ボーダーのTシャツを着たいとき、または着ていくとき、我々はどんな心理状態なのでしょうか。ボーダーは勝負服の印象がありません。
どちらかというとラフな普段着、という感じです。さらに、ボーダーはどこか中性的なイメージがあって、女性らしさを強調させる服装ではありません。
ショートカットにボーダーを着ていると、男女どちらかわからない、という人もいます。つまり、ボーダーを着ることによって、女性は“性から解放されている状態”なのかもしれません。
女性性とは、わずらわしいものです。恋愛したい、と言いつつも、面倒だと思うと億劫になりますし、日々の柵の中で「女を辞めたい」と思う場面もあるでしょう。
実際、ボーダーを着ているから恋愛も結婚もできない、というわけではありません。タンスに一枚ボーダーTシャツがあるのは、今や当たり前でしょう。
しかし、ボーダーの服をついつい選んでしまうとき、私たちの心の状態が恋愛モードではない、という内側からのシグナルなのかもしれません。