w-inds.
w-inds.の皆さんに独占インタビュー!9月27日に発売される「Time has gone」や、仙台の印象について伺いました!
――早速ですが、今は絶賛ツアー中ということで、いつもライブ前はどういった過ごされ方をしてるんですか?
慶太 基本的にはワイワイ話してますね。みんなでゲームやったりしてるよね。
――ゲームは何やってるんですか?
慶太 人狼ゲームやってますね。人が集まったらできるゲームなので、ダンサーも交えてみんなで。
龍一 涼平あんまやらないよね。どうしたの?どこ行ってるの?(笑)
涼平 (笑)。場所探して練習したりしてます。
慶太 そう考えるとさ、みんな過ごし方違うよね。俺は結構ダンサーみんなと話してたりするけど。
龍一 僕はうろうろしてます。
涼平 早めに用意終わってるよね。
龍一 最近はめちゃくちゃ早いね。食事もあんまりしないですし。
慶太 うろうろしながら集中してるタイプだよね。
――時間近づいてきて緊張とかはしないんですか?
慶太 僕は3年くらい前から緊張しなくなりましたね。考え方が変わって、いくら緊張してもその日までに培ってきたものしか出ないって考えたら、前もって準備しとけばいいんだって思うようになって。そしたら、急に緊張しなくなって。結局、当日どうこうできるものじゃないじゃないですか、ライブって。
涼平 それまでとは、別人のように緊張しなくなったよね。
慶太 それまではしゃべりもしないし、喉も使わないみたいなね。今は本当に、5分といわずステージ出る5秒前くらいまではスイッチ入らないですね。涼平くんは、ずっと練習してるよね。
龍一 開場するギリギリまで練習してるよね。
――今年の3月に発売されたアルバム「INVISIBLE」を引っ提げてのツアーですが、今回のアルバムでw-inds.さんを見る目が変わった人も多く居ると思うんですね。実際ツアーがはじまってみて、いかがですか?
慶太 意気込みはそういう感じだよね。今まで応援してくれた人も含め、「INVISIBLE」というアルバムを出して、すごくありがたいことに、いい作品だって言ってもらえたり、パフォーマンスをもう一度見てみたいって言ってもらえたり。その中で始まったツアーだから、ステージへのこだわりは結構強くて、今までやってこなかったことや、アルバムに合うようなステージ作りはすごく意識しました。
涼平 あとさ、お客さんにメンズがじわじわ増えてるよね。
慶太 あー、確かに!デビューしたときは一人もいないんじゃないかって感じだったけどね。ありがたいですね。
――今回のツアーは、どういった部分にこだわられていますか?
慶太 去年15周年のツアーやライブを精力的に行って、これまでの自分たちを振り返ることが多かったんですね。今年からw-inds.の第2章みたいな感じで、ガラッと攻め方を変えようという話はみんなでしました。セットリストにもその気持ちは表れてます。新しい楽曲でどれだけいいものを作れるかっていうところは、目指したいと思っていますね。
――今までとステージの演出も違ってきていますか?
慶太 今までで一番激しい感じですね!体力的にも、抜くところがないし、常に魅せるところがあると思います。
――ライブももう終盤ですが、ツアーのファイナルに日本武道館が控えていますね。
涼平 久しぶりですよね、武道館。デビューしてツアーをやらせて頂くようになってから、武道館には何度も立っているので、思い入れがありますね。何度やっても、やっぱり神聖な場所だと変わらず思いますし、行くと特別な空気感を感じるので、そこをあまり考えすぎずね(笑)。
――今月27日に新曲「Time has gone」がリリースされますが、YouTubeで先行公開していましたよね。あれには何か意図があったんでしょうか?
慶太 いつ出します、それまでドキドキ、みたいなのが17年続いていたので、少し違う形で出したいなって思っていて。今回MV撮影の時にみんな忙しくって、SNSとかでも「撮影中です」とか発信できていなかったので、これ今出したらファンの人に対して突然すぎて面白いかなって。
――ファンの方の反応はいかがでした?
慶太 Twitterでもトレンド入りしてたりね、いい反応もらえたよね。
――シンプルだけど、音と映像のハマり方が気持ちいい、印象に残るMVでした。
慶太 今回は監督が「We Don’t Need To Talk Anymore」と一緒の方だったんですけど、すごくハマって、是非もう一度お願いしたいねっていう話から、お願いしました。前回とは逆に、今回は楽曲を聞いてもらって、どんなものが出てくるか投げてみようって思ってその中で、今回のあのストイックなMVに(笑)。あれだけシンプルだと僕らも怖いというか、ちょっとごまかしたくなっちゃうんですよね。できあがったときに寂しくなったり、チープになるんじゃないかって。だから今までもああいったMVのアイディアはあったんですけど、全然乗り気になれなくて。でも、今回の監督さんと、この楽曲と今のw-inds.のモチベーションだったらいけるんじゃないかって。本当にチャレンジでしたね。
――歌詞のストーリーもそうですし、三人の歌声がとにかく切ない曲ですが、この曲の聴き所を伺えますか?
慶太 フューチャーベースってジャンルで、ダンスナンバーにはなるんですけど、でも哀愁漂うというか切ない気持ちになるっていう。エモーショナルなダンスナンバーっていうのが、このジャンルの特徴だったりするんですけど、ガンガンあがるだけじゃなく、感情に浸れるダンスミュージックをじっくり聴いてもらいたいです。
――切ないけど、体がのってしまう、不思議な感覚になりますよね。
慶太 僕もこのジャンルを初めて聞いた時に、自分がふわふわしているようなすごく不思議な感覚に陥って、それがEDMが流行った時に得た感覚とは違っていたので、そういう新しい感情とか音楽の聴き方を、皆さんにも提供できたらなって思います。
――毎年ツアーなどでも来ていただいていますが、仙台にはどんな印象がありますか?
龍一 さっき、車に乗ってるときに外観たら、きれいだなって写真撮っちゃって(笑)。街の雰囲気も空気もすごく気持ちがよくなる街ですよね。
涼平 毎年来れて嬉しいですね。
慶太 牛タンばっか食べてますね。
龍一 ここでしか食べられない味って感じだよね。
慶太 今日も、車に乗るやいなやマネージャーに、「今日向こう行ったら牛タンありますよね?」って(笑)。
龍一 脅迫ですよね(笑)。
涼平 東京で食べるのとは全然違う!お店は向こうにもあるんですけど、全然違うんですよ!
慶太 あとさ、龍一くん、仙台のファンの人の前でさ、ヒモみたいなの飛び越えようとして、昔こけたことあったよね(笑)。ファンの人に迎えられて、車から降りるときにさ。
龍一 たまにやるんですよね!そういうこと!(笑)膝抱えて泣きましたよ……嫌すぎて忘れてました(笑)。
――昨年15周年を迎えられたw-inds.さんですが、今掲げている目標は、ありますか?
慶太 20周年まで行きたいなって言うのは、15周年を迎えて強くなりましたね。僕たち結構現実的で、「長く続かないだろ」っていうのはずっと思って来たんですけど、去年15周年を迎えて、たくさんの人に囲まれてライブをやったりすると、もう一度この感覚を味わいたいなって気持ちが強くなりました。今また新しい流れがw-inds.には来ていると思うので、そこをもう少しストイックに突き詰めていきたいですね。
――最後に、Meの読者と仙台のファンの方に向けて、お一人ずつメッセージを頂けたらと思います。
慶太 本当に毎年仙台に来れることを嬉しく思っています。また途切れることなく来年も再来年も来たいですし、よりw-inds.の音楽を楽しんでもらえるように、僕たちも日々頑張っていきたいと思います。
龍一 仙台の皆さんは音楽好きな人がいっぱい居ると聞くし、そういう音楽好きなリスナーにももっと新しいw-inds.の音楽を届けたいですね。進化した音楽、パフォーマンスを仙台のみんなへ届けたいと思います。
涼平 仙台は本当にデビューの時から来させていただいてね。はじめてラジオのレギュラーをしたところでもあるし。活動を続けていくこと、新しい曲を届けることで、恩返しもしつつ、更にそれがたくさんの人たちに広がればいいなって、思います。
CD情報
2017.9.27 Release!
Time Has Gone
PCCA-04581
¥1,389+税
PCCA-04582
¥1,389+税
PCCA-70516
¥926+税