The Idol Formerly Known As LADYBABY
ジャンルは「Kawaii-Death(カワイイ+デスメタル)」
――まず最初に、自己紹介をお願いいたします。
黒宮 私たち、世界のルールを破壊する、日本の最強・最果てアイドル!
金子 The Idol Formerly Known As …
金子・黒宮 LADYBABYです!
――どういう音楽をやれられていますか?
金子 「Kawaii-Death(カワイイ+デスメタル)」というジャンルなんですが、ただ可愛いだけじゃなく、デスボイスとか、カッコよさを取り入れてます。日本の原宿なんかのKawaii文化を発信するってコンセプトなんですが、バンドサウンドだったりも強いので、ロックテイストですね。
――お二人はもとから”原宿かわいい”的な感じなんですか?
金子 いや。全然そんなことないです(笑)。
黒宮 なんか…普通。あんまり原宿可愛いに興味ないよね(笑)。
金子 どっちかっていったらシンプルです。
――お二人は、すごく仲がいいとお聞きしたんですが、お互いがお互いのことを紹介していただけますか?
黒宮 れいから見たりえはすごくしっかりしてますね。でも、どこか抜けてて、そこも金子理江の魅力なんですよね。そこを支えていけたらいいなあと思います。すごく溜めこんじゃうタイプだから、あんまり溜めこまないでほしいなって。頑張り屋さんです。
金子 りえから見たれいは…、今は私がしっかりしてるって言ってくれるんですけど、昔は真逆だったんです。LADYBABYが始まる前から仲良しで、芸能界もれいはずっと小さいころからやっていたので、基本的なものは全部れいから教わりました。だから今は、引っ張っていかないとなあって。れいは、すごく不器用なんですよ。しっかりしようと思うんだけど、から回って。きれい好きだから仕事場を掃除するけど、何か倒すとか(笑)。それを補えるように、自分がしっかり全部見てあげないとなって思うし、年下だから可愛いですよね。私もお姉ちゃん居るから末っ子体質なんですけど、れいのほうがそれが強くて、本当妹って感じ。
――ずっと付き合っていくなかで、二人の関係性が逆転してきた?
黒宮 してきて、今もう二人とも同じみたいな。
金子 お互いが足りないところをお互いが補い合ってるから、いい関係性ですね。
「Easter Bunny」は二人で復活した希望の曲
――4月12日に2ndシングル「Pelo」が発売されますが、この曲の聴き所は?
黒宮 2ndは私たちの今の思いを歌っています。二人体制になって、どうやっていくかを模索していくなかで、作詞作曲をしてくださる只野菜摘さんが、Twitterとかで発信している私たちの言葉が良いって言ってくださって。それを歌詞に取り入れてくれているので、今一番伝えたいことを歌っています。
――また、カップリングの「Easter Bunny」もかわいらしい楽曲となっていますが、こちらはどんな曲ですか?
金子 季節感としてのイースターと、春という事で新しいスタートや卵の新生感、私たちで当てはめると二人で復活した希望の曲です。
黒宮 でもイースター自体は文化として日本に根付くのはまだこれからですけどね(笑)
金子 でもやっぱり、何と言っても希望の曲ですね。歌詞でも「復活できるなんどでも」ってフレーズがあったり。
――この二曲にはMVがありますが、撮影中のエピソードなんかはありますか?
黒宮 どちらも、その前にずっと仕事で忙しくて、超疲れてる中で撮ったんですよ。しょうがないんですけど(笑)。「Easter Bunny」のときは、私が撮影中泣いちゃって、りえがブチ切れて(笑)。
金子 監督さんに段取りしましたもん。「どういう感じで撮りたいんですか?」とか(笑)。
黒宮 「Pelo」のときは、外で撮影だったので、休憩時間が10分とかあると、すぐそこら辺の道に寝っ転がってずっと空見てました。
――ジャケ写もすごくかわいいですけど、MVのようにキャンディじゃなくて、百合の花なのが気になりました。あれに意味は?
金子 渡されたんだよね~、特に意味はない(笑)。
黒宮 あれだよ、二人組でめっちゃ仲良しだから、みんな百合にしたくて(笑)。でもそういうことじゃないんだよね!付き合ってるって感覚よりも、分身。一心同体です。
――喧嘩することとかは?
金子 結構しますよ。でも喧嘩するたびに距離縮まるよね。もっと深くなっていくんですよね。
黒宮 そろそろ喧嘩する?(笑)
金子 でももうそんな体力もないし、喧嘩する話題がないんだよね、そんなに。
黒宮 知りすぎちゃってね、お互いのこと。
――長年付き合ったカップルみたいになってますね(笑)。
金子 貫禄しかない。安定。
二人にしかできない世界観を前に出していけたら・・・
――グループのことについても聞ければと思うんですが、シンボル的なレディビアードさんが抜けたことで、またグループの見え方も変わってきたと思うんですね。二人になったことで意識は変わりましたか?
黒宮 二人になった時に、自分たちがどうしたいんだってわからなくなって。でも二人で話し合って、れいたちの個性とか、二人にしかできない世界観とかを前に出していけたらいいんじゃないかなって。
――今も話し合いはされますか?
金子 結構しますね。二人になったから、囚われるものがないし、二人の個性を押し出したいよねみたいな。「Pelo」の裏テーマが「舐めんじゃねーよ」なんですね。それは、三人体制のときのインパクトが強すぎて、二人になったときに、世の中から舐められてるなって感じて。まわりは、私たちのほうが舐めてるって思ってると思うんですが…。サビでも、「思い出話は飽きた」って歌詞があって、まさにその通りですね。
――強めですね。
金子 強くいかないと、消されちゃうから。
――今一番発信していきたいことはありますか?
黒宮 私たちのファンって7割くらい女の子で。みんながそうじゃないけど、「自分には居場所がなくて」とか「学校に囚われていて」みたいな悩みを持った子が多いんです。だから、私たちが同世代の女の子の居場所になってあげられるようなグループになりたいですね。
金子 家とか友達でも、居場所になれない場所っていっぱいあるじゃないですか。そういった部分でライブを居場所にしてもらいたいですね。
――ライブも女の子多いんですか?
金子 そうですね。アイドルファンから受けないですね。怖いし、清楚系じゃないですから。ストライクゾーンじゃないと思うんですよ。
黒宮 今年はアイドル路線じゃなくて、もっと視野を広げていろんなイベントに出たいですね。夏フェスに出たいです。元々フェス好きで行ってるので、自分が出る側になれたらいいなって。
ライブが一番好き!
――何か今、お二人の間で流行っていることなんかありますか?
黒宮 今、あれじゃない?けみお。真似をしてます。
金子 なんか、けみおの真似すると精神安定する(笑)。
黒宮 私たちもさ、テレビとか向いてないから、YouTubeとかで発信したいよね。テレビ出るとしゃべれない病気だから(笑)。
金子 でも一番いいのはライブかな。誰にも言葉を切られることがないし、自分たちが伝えたい言葉を伝えられるから。
――ライブが一番活動している中で一番好き?
金子 そうですね!
――仙台に来られたことはありますか?
金子 ありますよ!仙台大好き!
黒宮 仙台はリリイベで来た時に、女の子と家族連れが多くて、びっくりしました。
金子 平和だよね。ほのぼのしてて。仙台の人は優しいんだね。
――最後に、お一人ずつMeの読者に向けて、一言お願いします!
黒宮 インタビュー、読んでくれてありがとうございます。仙台でライブとかイベント来れるように、LADYBABYもっと大きくなりますので、これからも応援よろしくお願いします!
金子 本当に最後まで読んだかわからないけど、とりあえずここを読んでくれてありがとうございます。文字だけだと勘違いされやすい私たちなんですけど、ライブとか活動に対しては真面目にやっているし、大好きなので、ぜひ応援してください。ずんだシェイク大好きです!
金子・黒宮 アイラブ Me!アイラブずんだシェイク!
CD情報
+ 特典映像「WHITE REVOLUTION 2017 密着&ソロインタビュー」
<通常盤(CD)>