「日本一泣けるコミックバンド」

2017年結成15周年にまさかまさかのメジャーデビュー!

1月25日ビクターエンタテインメントGetting Better Recordsよりメジャー1stアルバム『メジャーデビューというボケ』がリリースされました！！

そんな彼らに今回Meが独占インタビューを敢行！メジャーデビューのきっかけや、仙台の印象について聞いちゃいました‼︎

まずは、Meには初登場ということで、自己紹介をお願いいたします！

北島　シンガー担当、北島康雄です。

U太　ベースのU太です。

モリス　ドラムのモリスです、よろしくお願いします。

まさやん　ギター、まさやんです！よろしくお願いしますー！

北島　四星球は2001年に結成したコミックバンドです。今日も徳島から来ました！このメンバーに固まったのは2009年で、もう15周年やっております！

U太　コミックバンドというのも女性の方にはイメージ湧きにくいと思うんですが、衣装が基本的にブリーフに法被を羽織っているだけなんですね。なので、女性の方は、嫌いな人はいきなり嫌いになると思います(笑)。でも、面白いことをいろいろ重点的にやっていますね。

メジャーデビューおめでとうございます！デビュー15周年にしてまさかの、という感じですが、メジャーデビューを決めた際のファンの方の反応はいかがだったでしょうか？

北島　メジャーデビューの発表自体をライブ中に行ったんですね。前回のツアーファイナルを大阪で行ったときに、サプライズ的にネタのひとつとしてビクターの方が、「うちとやりませんか」と言ってライブ中に入ってくると。

で、ライブ中にメンバー一人ずつ契約の判をついていくということをやったので、その段階では信じてくれてない人も中にはいたと思います。普通のバンドではありえないですよね！ファンの方は、メジャーに行ったらさみしいとか、応援するとか、反応はこのふたつに分かれる可能性が高いと思うんですけど、「うそでしょ？(笑)」の三つ目があるという…。

15年メジャーに行かずにやっていたので、ファンの方からすると信じにくいところまで行っている話なのかなって…。

まさやん　CDを買った人が、CDの裏面にビクターって書いてあるのを見て、本当にメジャーデビューするんだって、そこで実感するという(笑)。

北島　でもみんないい形で応援してくださっています。

まわりのバンド仲間の反応はどうでしたか？

北島　喜んでくれましたねえ。インディーズからずっとやっていた仲間も、一発当てて、俺らも引っ張ってくれ！と言われまして、それはそれで荷が重いなと(笑)。でもそんなに喜んでくれるんだって思いましたね。

メジャーに行こうと思ったのは、どういった思いからだったんでしょうか？

U太　15周年やからっていうきっかけが一番大きいかな。12年でもしなかっただろうし。節目なんで、何かしらお祭りみたいなことをしたいなって思っていて、祭りごとを作るには、メジャーが一番わかりやすく、華々しいのかなと、最終的に決断しました。

メジャーデビューに際して変えていこうということや、意識はありますか？

U太　絶対的にかかわってくれる人の数が増えて、これまで自分たちの周りにいたチームが大きくなったので、根本は変わらずに、その人たちと一緒に遊んでいけたらなって感覚ですね。

北島　曲構成、歌詞のわかりやすさとかは意識し始めたかもしれないですね。曲の尺とか。商品としてっていうのは意識してますね。

アルバム制作中もそういった思いで？

北島　今まで作ってきた曲を、今回のアルバムにはたくさん入れていて、曲作りというより今回は聞きやすさを大事にしました。言葉ちゃんと聞き取れるとか。当たり前なのかもしれないですけど、改めて意識しましたね。

その発売中のアルバム「メジャーデビューというボケ」ですが、ライブ映像もついて、盛りだくさんな内容になっていますが、聞き所を教えてください！

北島　一番絶対的に違うところは、ストーリーを大事にしてるところですね。

一枚で聞く楽しみを意識しましたね。それと、コントも入っているんですが、アルバムの中に必然的にコントが入っている、というところまでいけたかなと。

このアルバムにコントを入れることにちゃんと意味を持たせられていると思うので、そこは聞いてもらいたいですね。

シャッフルで、というよりも、まずは順で通して聞いてほしいですね。

北島　シャッフルで聞いても面白くなっていますよ！あ、こっちにいくんや、みたいな。でもとりあえずは上から聞いてください！

お一人ずつ、アルバムの中から思い入れのある曲を教えてください！

U太　個人的には「HEY!HEY!HEY!に出たかった」という曲ですね。

今回のアルバムはベスト的なもので、的な、とあえて言わせてもらうんですけど、最初候補にこの曲は候補になかったんです。でもこれだけは入れたい。

なぜ入れたいか？出たいから(笑)。この曲がだれかの目に留まって、番組に出られたらいいなぁという思いを込めて選ばせてもらいました。

北島　僕は「世明け」がすごく好きですね。一曲目と最後の曲が、同じ読みで漢字違いなんですが、今までこの曲好きっていうときは、メロディや、歌詞が好きだったんですけど、アルバムに登場したキャラクターが一緒に歌っていて、前回のツアーファイナルでメジャーデビューを発表したときにお客さんにコーラスで参加してもらって。

トラックとして好きっていうのと、終わりなのに始まっている感じもあるので、短いのに、広がりもある、そこが好きですね。

モリス　僕はコントトラックの「モリス教授 with T」ですね。実の母親と一緒に”横並び”でレコーディングしたので、思い入れが深くないわけがない(笑)。

北島　この話するときいつも「横並び」って言うけど、そこ大事なん？(笑)

モリス　コントなら別部屋で収録するときもあるんですけど、横並びで、同じ空間でしたんで(笑)。横に親が居るというのは、今まで類を見ないレコーディングの仕方を採用していると思うんですけど、実際楽しかったですね。ボーカルの提案なんですけど、新しいこと言ってくるなって思いました。

お母様はなんて言ってらしたんですか？(笑)

モリス　「緊張する」と(笑)。

北島　自分で練習して仕上げてきてたしな(笑)。

まさやん　僕は「クラーク博士と僕」という曲ですね。僕は四星球の結成一年後に入ったんですけど、その時からもうすでにあった曲で。15年間ライブでほぼほぼ99パーセントやっている曲で、レコーディングも、デモのときから、5、6回レコーディングしているんですけど、毎回ベスト出してきてるんで、今回も自己ベストだせたな！っていう。

これが最新の一番いいやつだ！っていうの録れましたね。たぶん5年後10年後もう一回録ってる気がするんですよね。その時も自己新狙っていきたいですね。記録更新できるなら、バンドは大丈夫かなっていう指標ですね！

北島　次お母さん歌ってる可能性すらあるよな(笑)。

四星球さんといえば、ライブですが、とにかく盛り上がりも、お客さんを巻き込むスタイルもすごいですよね！デビュー当時からあのスタイルだったんでしょうか？

U太　みんなを巻き込んでっていうのは、客席に降りて、大道芸が急に町でやりだしたみたいなニュアンスだったと思います、当時は(笑)。ふりつけとかは、12年くらい前からやりだして、それが派生していきましたね。それで「Mr.Cosmo」っていう曲ができて、曲によっていろいろパターンが増えていきましたね。

仙台にも何度かいらっしゃっていると思うんですが、どんな印象がありますか？

U太　最初はシャイなイメージがありましたけど、近くのフェスとかに出だして、いろんな人が仙台に来てくれるようになって、あの空気のまま来てくれるから、そこから変わってきたような気がしますね。

北島　東北の人が集まってくれるという感覚と、お客さんもそうなんですが、ハコのスタッフさんがどこに行っても優しいですね。話も面白いし、あったかいっていう感覚ですかね。

僕らみたいなバンドがツアー回ってると、ライブハウスの色によって気持ち小さくなりがちなところもあるんですけど、それを払ってくれる、好き勝手やってくれよ、っていう感じは強いです。

結成15周年、メジャーデビューと2017年は特別な年だと思うんですが、今後のバンドとしての目標はありますか？

北島　僕らが主催のツーマン「四星球方向性会議」を、今年はめちゃくちゃやっているんですね。今までは、方向性会議とはいうものの、違うジャンルの人とツーマンするだけで終わっていたんで、これからは本当に「方向性会議」って言ったからには、いい意味で吸収したいなと。

せっかくコミックバンドってことで、面白がってツーマンしてくれてるんで、いい意味で吸収していったら年末には面白い形になっているんじゃないかな、とは思いますね。そこで方向性会議という名前の意味もようやく出てくるかな、と。

最後にMeの読者にメッセージをお願いします！

U太　特に女性の方、食わず嫌いという言葉がありますが、この見てくれを超えるようななにかをお持ち帰りいただくことは約束できるので、テーマパークに行くような感覚で、まずライブに来ていただければ嬉しいです。

北島　今回のツアーで初めて仙台に3日間滞在しているんですが、いつもはライブやってすぐ帰る感じだったので、もう少し宮城を知れたらなと思います。この機会に、もう一歩踏み込んだ仙台との関係性のライブをできるようになりたいなと思います。

モリス　前回くらいからもう少し仙台を知りたいなって思いまして、あえて牛タンを前回食べず麻婆焼きそばを食べたんです。来つつあると、タワレコの店員さんから聞いて。なんてことはない、焼きそばに麻婆豆腐かけただけなんですけど（笑）。

北島　姫路の天竺で食べたよな！(笑)

モリス　天竺の麻婆焼きそばめちゃうまい！(笑)でも今は仙台で推してるから。

北島　仙台に来たくなったら、姫路に行けば早い(笑)。

モリス　麻婆焼きそば食べたくて仙台来てるわけじゃないから別に！…いろんなところを知っていきたいし、麻婆焼きそばはこんなもんじゃないと思っているので、いろいろ教えてもらえたら。麻婆焼きそばのおいしいお店を教えてください！

まさやん　前回仙台タワレコインストアライブさせてもらったときに、前日飲みすぎてしまっていたので…(笑)。

U太　最低やな(笑)。

 まさやん　Meを通じて仙台の人に謝りたいです！今度はそういうことにならないように2017年、初心に戻って頑張りますので、ぜひライブにお越しください！

アルバム詳細

収録曲

1.夜明け /2.Mr.Cosmo /3.ボーナストラック /4.ギンヤンマ /5.ハミングが叫んでる /6.HEY!HEY!HEY!に出たかった /7.コミックバンド /8.妖怪泣き笑い /9.我ら吉野川同盟だよね？ /10.モリス教授 with T /11.チャーミング /12.四星球十五年史 ～上巻～ /13.クラーク博士と僕 /14.メジャーデビューできなかった曲たちの逆襲 /15.オモローネバーノウズ /16.世明け

初回限定盤付属DVD

「四星球 vs ハロウィン ～僕たち、年中やってます～」
1.MOONSTAR daSH /2.妖怪泣き笑い /☆＜犬の男＞ /3.蛍の影 /☆＜あの女＞ /☆＜はやい男＞ /4.バースデイソング /5.コミックバンド /6.出世作/☆＜今からいく男たち＞ /7.妖怪泣き笑い /8.豪華客船ドロ船号 /9.Mr.Cosmo
※2016年10月30日 なんばHatchにてライブ収録

四星球オフィシャルwebサイト→http://su-xing-cyu.com/

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