太陽の日差しのようにまっすぐな歌声を持つ、注目のソロシンガー
4月27日、「太陽の歌声」を持つソロシンガーLeolaがついにデビューする。
待望のデビューシングル「Rainbow」は、悩んでいる”あなた”の肩にそっと手を置いてくれるような応援歌。グルーヴィーでオーガニックな、心も身体も自然に動き出す楽曲に仕上がっている。聴く者の内に陽だまりを創り出す”太陽の歌声”に、次代(時代)のニューヒロイン誕生を予感させる。
2016年最注目のソロ・シンガーLeola 彼女の奏でるビーチ・ミュージックの真意とは?
──シンガー Leola を知っていただくために
●アーティスト名には、どんな想いが込められているのでしょうか?
Leola 「Leolaという名前は、心に雨は降らせたくないと願ってつけた造語なんです。ハワイ語で〈Leo〉は声、〈la〉は太陽を意味する言葉。自分の創り出す音楽、私の歌声が、聴いてくださるみなさんにとっての太陽であれたらという想いを込めています」
●Leolaさんの音楽スタイルである〈ビーチ・ミュージック〉とは、具体的にどんな音楽なのでしょうか?
Leola 「ビーチ・ミュージックは自然の中にあって、あんまり人の手が加わっていないイメージ。なるべく素の声が届くシンプルなサウンドアプローチであったり、音の良さ、声の良さ、歌詞の良さがまっすぐ伝わる音楽ですね。私の声をたくさん聴いていただきたい、歌詞の中に落ちている小さなメッセージを拾ってもらいたいという想いからこのスタイルに辿り着きました」
●そういったスタイルに行き着いたのは、どんな経験が影響したと思いますか?
Leola 「自然に囲まれた環境で幼少期を過ごしたので、素朴な愛情を持って生活している人って素敵だなという気持ちはずっと持っていました。あとは、海辺で生活している人たちの考え方も。サーファーのみなさんもそうですけど、ビーチを愛してる方々って人に対しても自然に対しても大きな愛を持っているじゃないですか。そういうコミュニティの中にいると心地良く感じられたり、自分もそうありたいなと強く思えた経験が大きいです」
●そんなビーチ・ミュージックで表現したいものとは?
Leola 「小さい頃の原体験を通して、大自然の中では自分の存在なんてちっぽけだと教えられてきたけど、そんな非力な自分もそこにあるものを守るひとりでいたいんです。人は自然とともに存在しなければならなくて、かといって文明というか、新しいテクノロジーを取り入れていくべきものでもある。そう考えると、人を愛して、自然も愛して、発展していく社会も愛して、そのいずれへの愛も歌にして感じてもらえたら最高だと思います。人は自然を汚すとか壊すだけだという考え方もあるかもしれないけど、必ず共存できるはずだと信じたいんです。Leolaという歌い手が人と自然との架け橋になることができたら、この上なく幸せですね」
●ビーチ・ミュージックから受け取るイメージからは、オーガニックなライフスタイルを連想させますが、何か意識していることはありますか?
Leola 「ベジタリアンなわけではなくお肉もお魚も食べますが、口に入れるものはできるだけオーガニックにしたいと思っています。あとは、昨年からサーフィンを始めて、同じタイミングでヨガも始めて今では生活の一部というか頻繁にスタジオ通いしています。私がやっているヨガはヴィンヤサというスタイルで結構筋肉もついてきました(笑)」
●デビュー曲となる「Rainbow」はご自身で歌詞を書かれていますが、どういった想いを込めたのでしょうか?
Leola 「もともとデモ音源に仮歌詞がついていて、夢を追いかける人への応援ソング的な内容だったんです。で、自分ならどんな人を応援したいか考えた時に、友達の顔が浮かんだんです。その友人はいつもがんばっているんですけど、ちょっとしたことで落ち込んでしまったり、そこから抜け出せなくなってしまうタイプで…。でも、凄くヘコんだことがあっても「この経験があるから次がある」と思えたら、ネガティヴもポジティヴに変わることってある気がするんです。物事って捉えようだと思うんですよね。そんなことを考えながら、友達の顔を思い浮かべて歌詞を書いたので言葉も具体的なチョイスができたと思っています」
●カップリングの「Sing for you」は、どのような想いで制作した曲なのでしょうか?
Leola 「この曲はLeolaとして一番最初に取り組んだ曲。ライヴで歌った後に「自分で書いた歌詞なの?」って聞かれるくらい、私の胸の内をすべて表現してくれています。サビの〈この歌が届く日まで 弱虫な私にバイバイ〉という歌詞は、歌う度に自分でもジーンときちゃいますね。私はこの曲を、自分が歩んでいくシンガー人生の選手宣誓だと思っています。ちなみに、この曲では私がアコースティック・ギターを担当させてもらいました」
●3曲目の「Summer Time」ですが、サウンドアプローチとしては最もビーチ・ミュージックのイメージに近いですよね?
Leola 「はい! でも、ちょっとコアなアプローチに寄せたという意味では、挑戦の曲であり攻めの曲になったと思います。ベースラインが四つ打ちだと耳馴染みが良くなりますけど、この曲は展開をつけたり音を切る時間帯を作ったり、あまりポップスにはない構成なので。そういうところも音楽の素晴らしさなので、そこを怖がらずに挑戦できたのは良かったです。たくさんの人に、心地良さが届けられたら嬉しいです」
●これから音楽活動をしていく中で表現したいことはありますか?
Leola 「私の音楽は詰め込みすぎないので、聴く人によっては物足りないって思われるかもしれないですけど、音の隙間にも想いのかけらは存在していて、それすらも愛おしく感じてもらえたらと思っています。曲間のちょっとしたブレイクだったり息使いにも、途切れず想いは続いている。表現方法としては、ずっと弾き語りをやってきたので、音源としても限りなくシンプルで息使いまで伝わるような曲も作ってみたいです」
●ライヴもLeolaさんにとって大切な表現の場だと思います。理想のライヴ像や目指したいパフォーマンスの在り方ってありますか?
Leola 「聴いてもらいたいのは声とメッセージ。ライヴでみなさんの中に入ってくる音のすべてが心地よくあって欲しいです。もう少し言ってしまうと、日常からも、いやな出来事があったとしたらそこからもリセットされる場所にしていきたい。お客さんが私のライヴを観て帰られる時に、会場に入った時よりもハッピーな気持ちになれたり、私の声で心の曇りが晴れるようなパフォーマンスができるアーティストでありたいです」
●現在もコンスタントにライヴを続けているそうですが、今後もそのペースで続けていく予定ですか?
Leola 「最低でも月2本はやっています。1ヶ月でもライヴが空いちゃうと、感覚が薄れてしまうので…。誰かの前で歌い、自分の声を聴いてもらう環境は常に持っておきたいんです。みなさんの近くで歌えて、みなさんの気持ちの近くを表現できたらいいなと思っています」
シングル情報
公式情報
公式WEBサイト:http://www.leolalala.com/