宮田悟志
宮田悟志さんに独占インタビュー!!1月10日に発売された『RISE』についてや、プライベート、仙台についても伺いました!
ーー早速ですが、1月10日に発売された『RISE』こちらの聴きどころから伺えますか?
ソロになってから、舞台やナレーション、映画など、たくさん経験をさせてもらって、グループの時にはそういう経験がなくて、自分でも新たな挑戦として演技だったり、同じ声を使うお仕事ではあるけど、違う表現の仕方でチャレンジしてみようと思ってやらせていただいてきた中で出来た曲が多いですね。6曲目から11曲目が、今までの活動を通して出来た曲、ライブで歌ってきた曲を中心に収録していて、1曲目から5曲目が新たな自分を打ち出すような、今回のアルバムのために作った曲で、R&Bや、ロックなものがあったり、最後まで飽きず色々な音楽を楽しんでもらえるアルバムになったと思います。
ーーソロ活動して行く中で幅が広がったんですかね?
そうですね。ソロになって自分がどうしようかなと思った時に、舞台のお話をいただいたんです。新たな自分に出会えたので、解散は悲しい出来事でしたけど、自分のボーカリストとしてもこれからのキャリアを考えるといい時間でもあったなと思いますね。
ーーアルバム制作中のエピソードなどありますか?
『RISE』という曲があるんですが、自分のこれからを鼓舞するような曲を作りたいと思ったんです。僕、小さい頃から野球をやっていて、高校の同級生でヤクルトの雄平がいるんですけど、その雄平が昨シーズン怪我をしたんです。リハビリ生活は「孤独で、大変で辛い」って言っていて、それを応援するような曲ができないかなって。前に企画で雄平と対談をした時に、「登場曲で気合が入るような曲作ってよ」という話をしたのを思い出して、今がそのタイミングなんじゃないかなって直感的に思って。雄平のことも応援できるような、ちょっと体育会系な感じの歌詞に書き換えたんです。
僕もプロ野球選手目指してたんですけど、怪我で体が動かなくなっちゃって。どんなにすごい方でも怪我でスポーツ人生終わってしまう方が多いので、僕が出来ることで背中を押せるような曲を作ることが一番彼を応援できるすべなのかなと思って。雄平に曲を聴いてもらって、歌詞もめちゃくちゃいいねって言ってくれたので、その流れで「じゃあMVにも出てくんない」って感じでMVにも出てもらったんです。
ーー雄平さんは出来上がった MVを見てどんな反応でしたか?
「かっこよく撮ってもらってありがとう!いい思い出になった!って言ってましたね。今年使ってくれるって約束してたので、多分ホームの神宮球場では毎回流れるらしいので見に行かないとダメですよね。
ーー今回のアルバムの中にはBREATHE時代の曲も入ってますが、今回の『RISE』の中に入れようと思った、宮田さんの想いなどありますか?
『待ってて』はライブでもずっと歌ってきた曲で、ファンの方が一番音源化を待ってくださっていて、メッセージが多かったんですよね。僕も曲自体を形にしたいとは思ってたんですけど、タイミングがなくて。この曲って大切な人が天国に行ってしまって残された人の気持ちというか、それを乗り越えて強く生きていくんだ、そんな曲なんです。自分の中でも、仕事でお世話になってた人が亡くなってしまって、ご家族の方とも一緒に仕事をしていて、悲しいはずなのに、周りには笑顔を振りまいて凛としていて、強いなと思ったんです。その姿を見た時にこの曲をまた思い出したのと、1枚目のアルバムっていうタイミングが重なった時に収録するなら今じゃないかと直感的に思って。この曲のプロデューサーの松尾潔さんに収録させてくださいってお手紙書いたんです。リリース日の1月10日は、BREATHEが最後にライブした日なんですけど、その時最後に『待ってて』を歌ったんですよ。それ以来、ソロになってから歌ってなかったので、それが終わりでもあり、始まりでもあるなって感じになりましたね。
ーーBREATHE時代から応援してくださってるファンの方ももちろんいらっしゃると思いますが、反響はどうですか?
『待ってて』のメッセージが一番多いかな。待望のというか、これだけ愛してくださってる曲があったんだなという嬉しい思いと、『待ってて』の動画を検索すると、歌を目指してる若い方達がライブとかでカバーしてくれてたり、世に出てないものがこれだけ色んな人に愛していただいてたんだなと思って。そういうところでも刺激をもらって今回の収録にすごい影響しましたね。
ーー今回のアルバム中での好きな曲のフレーズなどありますか?
『RISE』の「どんな困難でも立ち向かってゆけば拓けてゆく」というところが一番印象的ですね。自分のことと、雄平のことがリンクした言葉というか、彼は今年復活のシーズンで、怪我っていう壁を乗り越えて頑張っていく、僕はこれがきっかけにソロとしてスタートして頑張っていこうぜっ!立ち上がっていこうぜっ!ていう意味が込められているんです。色んな人のサポートがあって、ここまで来れたなって想いがあるので、そういう”切り開いていく”という言葉は自分にも刺さるし、アスリートの皆さん、スポーツをやってる皆さん、何かを目指してる方が、この歌詞を見て少しでも前向きな気持ちになってもらえたらなと思うので思い入れはありますね。
ーー1曲目の『Sorry~海になれない~』こちらも切ない曲ですよね。
『Sorry~海になれない~』は僕がファンだった小竹正人さんという作詞家さんに書いていただいて、LDHの所属なんですけど、”三代目J Soul Brothers”とか、”E-girls”とか、主に切ないバラードといえば小竹正人さんが書いていて、この曲を書いた時にアルバムの中で1番切ない曲になるんじゃないかと思ったので小竹さんにお願いしたんです。小竹さんとお仕事するのが初めてで、念願叶った曲でもあるし、ボーカリストキャリアの中でも代表作になるのではないかと思い、1曲目に入れさせてもらったんです。
ーー宮田さんが歌手を目指すきっかけは?
野球引退して、アパレルの会社に就職したんですけど、野球をしてた時の刺激が恋しくなったと言いますか、新たに熱が入るものを探したいなと思って。野球をやってる時、音楽に背中を押された部分もあったのと、歌うことも大好きだったので、ボイストレーニングに通い始めたんです。通ってた学校が広瀬香美さんの学校で、香美さんからレッスンが受けられるという授業があるんですけど、たまたま参加出来ることになったんです。一人一人が好きな曲を歌って、それに対してアドバイスしてくれるんですけど、香美さんはストレートに言ってくださる方なので「あなたはこの曲で何を表現したいの?あんまり聴いてて面白くない」と言われて。それが悔しいなと思って、最初は趣味だったのが、どんどん熱が入っていって。次のレッスンの時に弾き語りで香美さんが生歌で歌ってくれて、その歌を聴いて衝撃を受けて「僕もこういう歌を歌えるようになりたいです」って香美さんにメールしたんです。そこからスイッチが入ってプロになりたいと思うようになりました。その後、1年ぐらい学校行って、EXILEのオーデションを受けたんですけど、年齢制限が25歳で、その時僕が26歳になる年だったんです。2ヶ月遅かったら受けられなかったんですけど、年齢的にも最後のチャンスだと思って受けることにしたんです。
ーーBREATHE時代とソロではライブパフォーマンスも変わってきますよね?
2人でやってる時よりもステージの上で構えなくなった。昔は、「歌うぞ、俺!」って感じでガツガツ気合入ってて、今は気持ちが優先されて伝えたいことや、表現したいことが定まってるというか、自然体でステージに立てるようになってきたかなと思ってますね。BREATHEの時はハーモニーがあるじゃないですか。相方との戦いみたいなところもあるから音外せないし、相方が音外れてて、僕が合ってても気持ち悪いし、そこがピタッと合わないといいハーモニーにならないんで、そういうところの勝負もあったりして。今は、自分のタイミングや、間で歌えるし、そういうメリットもある。一人で完結しなきゃないっていう大変さもあるし、いいこともあればそれがマイナスになることもあるんですけど、ソロってやりがいあるなって思います。
ーー2月はバレンタインデーとのことで、バレンタインのエピソードなど伺えますか?
バレンタインデーは男の子ってあんま意識しないですよね?学生の頃とかは学校行くとなんか机の中とか探っちゃう時はありますよね(笑)どっちかっていうと、ホワイトデーの方が結構気にしちゃいますね。今年はバレンタインデーの日にワンマンライブをやらせてもらうんです。切ない曲が多いのでその時ばかりは皆さんを包み込むような、あったかくなるようなライブをやりたいなと思っています。
ーー宮田さんが今ハマってることは?
千鳥(笑)YouTubeずっと見てますね。”智弁和歌山”っていうネタがあるんですよ。それがめっちゃ面白くて(笑)お笑いの方ってMCも面白いじゃないですか、なのでそういう意味でも見るようにしてます。
後、ちょっと女子的なんですけど、テレビでカルボナーラを最強に美味しく作るっていうレシピをやってて、実際に作ってみたら店レベルに美味しく出来て。世界的に有名なシェフは「普段、奥様方が作ってるカルボナーラはカルボナーラじゃねーから」みたいに怒ってたんですよ(笑)でも、そのレシピで作ったら誰でも美味しく作れるらしくて。昔、洋食屋さんで働いてて、仕込みもしていた時期があるんですよ。なので料理はたまにやりますね。
ーー癒される瞬間はどんなときですか?
熱帯魚を去年くらいから飼い始めて、熱帯魚に話しかけてますね(笑)僕の水槽の中に100匹くらいいるんです。一回妊娠したら、3回くらい定期で産むんですよ。一回産むのに15匹くらい産むんで、すごい量になるんですよね。だからそろそろ熱帯魚の買ったところにリバースしに行こうかなって思ってるくらい増えてきて(笑)犬も欲しくて、でも今は買えない場所なんで、熱帯魚を飼ったのですが、熱帯魚もめっちゃなつくやんと思って(笑)
ーー仙台はどんな印象ですか?
BREATHEの時は結構来てましたね。ソロになってからも来させてもらって、仙台は第二の故郷だと思ってるんで。東北高校出身で同級生が雄平で2こ下がダルビッシュなんです。
ーー宮田さんにとって2018年どんな年にしたいですか?
リリースの間が空いたことで、東京を中心に活動はしてるんですけど、全国の色んな所には間が空いてしまってるので『RISE』というアルバムを届けに、宮田悟志を一から知ってもらうような活動をしていきたいなと思いますね。
ーー最後にファンの方や、読者の方にメッセージをお願いします!
仙台は僕の中では第二の故郷だと思っているので、ツアーだったりライブではいつも来たいなと思ってるんです。生きて行く中で悲しい出来事とか、壁にぶち当たることとかあると思うんです。アルバムのテーマが悲しみを乗り越えて強く生きていくというメッセージが込められていて、このアルバムを聴いて乗り越えて行く強さみたいなものを感じていただいて、少しでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいなと思います。
CD情報
2018年1月10日(水)発売
『RISE』
ライブ情報
BLUE MOOD【日時・時間】
2018/2/14(水)
1部:16:30 OPEN / 17:30 START
2部:19:30 OPEN / 20:30 START【チケット料金】
5,000円 (ワンドリンクorワンオーダー別)【座席・入場】
全席ご指定席ですが、当日のご入場は御到着順となります。(お席は御予約順で配席されます)
配席図は当日会場付近に掲示致しますので、お電話などでのご質問は御控えいただいております。
なお、ご予約完了メールは必ず保管いただき、プリントアウトもしくはメールを見れる状態でご来場ください。【予約受付】
一般受付開始:2017/12/29(金)17:00~
1、 Paypal(クレジット決済)もしくは
2、 お電話ご予約(銀行振込※手数料お客様ご負担)より受付致します。
配席の優先順は1→2の順となりますのでご了承下さい
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