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【育児実録コラム】任意接種、受ける?受けない?

結果としてうちは受けさせることにしました。でも、ギリギリまで夫と悩みましたよ。

 

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だってまずは値段が高い。ロタだけで1回1万円以上。それを2~3回受けねばならない。子どもにかかる医療費については、すっかり助成制度に慣れてしまったので余計に高く感じてしまう。保健師さんから値段を聞いたとたんに、思わず「…うっ」と顔をしかめましたよね。

それから素朴な疑問として、「それ、本当に必要?」とも思った。少なくとも私が子どもの頃、ロタは任意ですらなかった。明らかに予防接種の数が増えている。最低限のワクチンで生きながらえている身としては、「こんなに接種せんでも大丈夫なのでは?」とか思ってしまったりして。正直、ワクチンの種類によっては物議を醸したものもあるし、子どもの体内で悪さでもされたらそれこそ怖い。

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そこで市の保健センターにそんな不安と疑問をぶつけてみたところ、実際に受けている人と受けていない人の割合は半々くらいなんだそう。ますます迷うね。ちなみに任意接種を受けている人は、小さい頃から保育園などに預ける予定の人が多いらしい。集団感染に備える必要があるからだそうだ。うちはまだそこまで今後の予定を決めていないぞ、どうしよう…。

さらに夫の職場でも情報収集をしてもらった。先輩ママやパパに任意接種を受けたかどうか聞いてもらったところ、おおよその人が受けていたようだ。そんなわけで、私たち夫婦も民主主義的な思想に則って「じゃあ、うちも受けとく?」といった流れに。

意を決して生後3か月を過ぎたころに小児科へ予約の電話を入れてみると、看護婦さんが優しい声で対応してくれる。「じゃあ、○月○日に(定期)ヒブと肺炎球菌の2回目、それからロタの1回目、あと四種混合も受けられますね。午後1時半までにいらしてください」とのこと。はいはい…って、え。4つも受けるの?4つも受けて大丈夫なの?うちの子、そんなに耐えられるかしら?前回の2か月検診ですら、ヒブと肺炎球菌の1回目を受けてギャン泣き。夫と私で息子をなんとかなぐさめたところだったのに。一気に暗雲の気配がたちこめる。しかも平日に予約を入れてしまったので、今回は私と息子の2人きり。おいおい不安すぎるじゃないか。

果たして息子はこのピンチを乗り越えられるのか?母である私はちゃんとフォローができるのか?いや、やるしかない。頑張れ!息子と私!

この記事を書いた人
齋藤 惠
2015年8月から執筆活動を開始。 専業主婦として家事と子育てが生活のメイン。合間にのんびりとコラムを書く毎日。 金融機関に勤めていたことから金融知識や社会保障についての執筆・取材依頼が多い。 他にも恋愛、結婚、育児、旅行など執筆ジャンルは多岐にわたる。
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