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【終了】フルカワユタカ【直筆サイン入り色紙プレゼント】

フルカワユタカ

Me編集部はフルカワユタカさんにインタビューを敢行!アルバムの制作中のエピソードや、仙台についても伺いました!

ーーMe初登場とのことで、フルカワユタカさんのご紹介からお願いします。
2012年まで”DOPING PANDA”というバンドで活動をしていて、仙台にはツアーでよく来させていただいてました。解散の翌年からソロ活動をして6年目になるんですが、1月10日に3枚目のアルバムをリリースしました。
ーー1月10日に発売されたアルバム「yesterday today tomorrow」の聴きどころを伺えますか?
今回、”FRONTIER BACKYARD”のTGMXさんなど、豪華なゲスト陣と久々に音楽を作ったところが一番の聴きどころですかね。ずっとセルフプロデュースだったんですけど、自分だけでやるとストイックな作品になりがちだったんです。でも、今回はポジティブで、カラフルで、自分の明るい部分というか、前向きなところが出せた聴きやすいアルバムになったんじゃないかなと思います。
ーー今まではセルフプロデュースでしたが、今回は多数のゲスト陣を迎え制作されたとのことで、ご自身の中で変化などありましたか?
人を介してアレンジや、作曲を進めていくということは、自分だけでやるのとは全然違いましたね。色んな人と絡んで、音楽やろうっていうメンタルの変化が一番大きかったかなって思います。バンド解散後、1枚目のアルバムを出してツアー回ったんですが、あんまりうまく出来なくて。解散よりもそっちの方が壁で、そこから色んな人と絡んでいく中で、だんだんとプロミュージシャンとしての軌道に戻っていくんですけど、その過程ですごく感じたのは、一人で何か作ったり、表現するよりも、色んな人と作って表現した方が実は自分らしいものが出来るんじゃないかと思ったんです。今までは、自分だけでやってた方がピュアな自分が出せると思ってたんですけど、自分だけでやってると視野が狭くて見えないとこを人とやることで、見えてないところを引き出してもらえるっていうのを解散して5年で学んで、今回のアルバム制作に生きてますね。
ーー今作はフルカワさんにとっても今までとは違った作品になったんですね。
そうですね。リリースがとても楽しみでした。自分の手を離れていく感覚っていうのが初めてあって、いつもは作り終わった後に逃さないようにしてた部分もあったんですけど、離れていく楽しさは今回感じましたね。
ーー今回のアルバムのために一から制作されたのですか?
ストックは得意な方じゃないですけど、ここ3、4年はストックせざるおえない状況でしたが、今作に関しては全部書き下ろしました。


ーー制作にあたってのエピソードなどありますか?
バンドの後期くらいからパソコンでアレンジや作曲をしてたんですが、今回プロデューサーの意図もあってスタジオに入って生楽器を鳴らしながら作曲をしました。プロデューサーのTGMXさんが、「パソコンとかで自分一人で作るのは簡単だし、早いし、完成度は上がるんだけど、ロックバンドだし、ロックミュージシャンだからライブでアウトプットすることを考えたらきちんと音鳴らしながら作曲した方がいいんじゃないかな」って話していて、知り合いのミュージシャン達と久々にスタジオで曲作りをしました。
ーーフルカワさんが楽曲を制作するときのこだわりなどはありますか?
一番は、自分が過去にやってきたものと食い合わないようにすることがテーマですね。似たようなものがどうしても出来ちゃうし、20年くらい音楽やってると、癖もあるし、聞いてきた音楽に影響を受けて作曲していくんで、前と似たようなものになっちゃう時があるんで、自分が前に登った山じゃないようにしたいと思っています。でも、あまりストイックに考えないように最近はなりましたね。バンドやってる時は特に1枚ずつ違うものを出さなきゃいけない、前よりきちんと自分が進歩してるものにしなきゃいけないと思ってたんです。でも今は、念頭にはあるんだけど、今やりたいことをやるってのをそろそろ優先してもいいのかなとは思っていて、今は聴きたいものを聴こうとしてるし、あんまり不自然な感じではやれないし、やらないかな。
ーー曲を作る時、フルカワさん流のスタイルなどはありますか?
曲は100%自宅ですね。歌詞も家が多いですけど、散歩します。歩いてる方が出てくるんですよね。コラムとかも書くんですけど、その時も歩いてた方が出るんですよね。家にいると本読み始めたり、テレビ見たりするんでダメなんですよね。


ーーフルカワさんの音楽の原点は?
最初はギターから入ってるんで、ボーカルじゃなかったんですね。歌うのは好きだったけど、大学入ってDOPING PANDAのベースとバンド組むんですけど、その時ボーカルはいたんですよ。受験かなんかで一回も練習来なかったんで、僕が歌ってたらそのままボーカルになったんですよね。バンドやってる時は本当に自分の声も歌もあんま好きじゃなくて、解散の前くらいからストイックに歌のこと考え始めててやっと最近ですね、自分の声とか歌が好きになってきたのは。自分はボーカリストじゃない、ギタリストだってずっと思ってたんで。
ーーグループが解散されてソロ活動されてますが、心境の変化などはありましたか?
むちゃくちゃありましたね。解散もそうだけど、1枚目の活動が上手くいかなかったことと、一昨年Base Ball Bearっていうバンドのギターが突然脱退しちゃってサポートしたことと、市川さん((LOW IQ 0)のサポートギターに参加したり、人と久々に会ってギター弾いたり、人前でライブするというところで、昔自分が尖ってて、人を避けてストイックにやってたことの意味と、恥ずかしさと色々最近ですね、性格は変わってないつもりなんですけど、周りにはよく言われます「丸くなった」って。ここ数年は変わったんじゃないかな。意識して変わったつもりはないですけどね。
ーー今作のアルバムはどんな人に聴いてもらいたいですか?
人は選んでないですね。昔は、わかる人だけにわかればいいってインタビューでもはっきり言ってたんですけど、今は、色んな人に聴いてもらいたいって素直に思います。


ーーフルカワさんはお休みの日、どんなことをして過ごされますか?
365日休んでるような気もするんです。好きなことやってるんで、あまり境目がなくてギター弾いてるんですよ。あるとしたらお酒飲んでる時くらいかな、毎日飲んでるんで。本を読むのも、詞とか、コラムに生きてる気がするし、どこがオフなのかわかんないんですけど、昼から飲んでる時は今日オフなんだなって感じです(笑)
ーーリラックスできる瞬間はありますか?
本かな。本読んでる時が一番好きな時間ではありますね。本を読んだ後の疲労感が好きなんです。
ーー仙台の印象はいかがですか?
自分のライブだとツアーのライブが4年ぶりですけど、毎年来てますね。アコースティックでも来てますし、後は、牛タンですかね(笑)街も好きですし、ライブも楽しいし、でも最後は牛タンだもんな、必ず食べてますね。
ーー3月21日はenn 3rdでのライブがありますが、意気込みは?
4年ぶりのバンドスタイルでのワンマンなんで楽しみにしてるし、前回はバンド解散したっていう気持ちでライブをやってた気がするんで、ちゃんと地に足がついたミュージシャンになったっていうのを最近感じてるんで、その感じを出せたら皆にも楽しんでもらえるんじゃないかって自信があります。
ーーライブに向けてトレーニングとかはされるんですか?
ライブに向けて、ではないですけど、走ります。走るとスッとするんですよね。東京砂漠住んでるといいこと悪いこといっぱいありますから(笑)イライラした時は、本読んだり、走ったりするとスッキリします。
ーーフルカワさんの今後の目標は?
昔ほど、明確にないかもしれないですね。周りの応援してくれるスタッフと、ファンの方の期待に応える、10年、20年死ぬまで続けばミュージシャンとしては大したもんだなと思いますけどね。
ーー最後に仙台のファンの方や、読者に向けてメッセージをお願いします!
仙台にはインディーズの頃から通わせてもらってる街で、馴染みもあるんで、これからも30年、40年とお付き合いしたいなと、牛タンを何枚も食べ重ねていきたいなと思っていますんで、応援よろしくお願いいたします。

CD情報

2018年1月10日発売

「Yesterday Today Tomorrow」

2018.01.10 Release / ¥3,000 + 税 / NIW137

ライブ情報

yesterday today tomorrow TOUR

会場:LIVE HOUSE enn 3rd

日時:2018/03/21(水)
   開場 17:00/開演 17:30

料金 :¥3990 税込 D別

お問い合わせ先:キョードー東北 022-217-7788

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