出典;サブリナガーデン
5月から始まっているビアガーデンですが、外で飲むビールがいよいよ美味しい季節になりました。
お店情報コラム「仙台フォーラス屋上のお洒落なビアガーデン【サブリナガーデン】」でもご紹介していますが、お酒も食べ物のメニューも豊富で、女子会でも気兼ねなく使えるお洒落な雰囲気に、ついつい調子に乗って飲みすぎちゃった……と、二日酔いに反省する方もいるのではないでしょうか。
そこで、飲みすぎ・二日酔いのときに試して欲しい精油やハーブティーをご紹介します。
なぜ、二日酔いになるの?
まずは、二日酔いの仕組みを知ってから、精油を選んでみましょう。
血液中のアルコールは、肝臓に運ばれるとアセトアルデヒドという物質になります。そして、酢酸に分解された後、水と二酸化炭素に分解されます。
飲酒量が多く、肝臓が代謝できる能力を超えてしまうと、アセトアルデヒドを分解できず、そのまま血液中を流れ、二日酔いの症状を引き起こします。
肝臓がアルコール分解の作業をしている間、糖分の貯蔵を行うことができません。そのため、低血糖にもなり、二日酔いになりやすくなります。
アルコールには利尿作用があるため、飲酒で摂取した水分以上に排出されてしまいます。これにより、脱水症状が起こり、頭痛や吐き気、食欲不振、だるさなどの症状を引き起こします。
二日酔いにはこのレシピ
出典;Photo AC
胆汁の分泌を促進し、肝臓機能を向上させる精油を使ってみましょう。数種類をブレンドすると相乗効果が期待できます。
<レシピ①>
● カモマイル・ローマン 1滴 / バジル 4滴 / タラゴン 4滴 / プチグレン 2滴 / ワイルドキャロット 1滴 / ローズマリー・ベルベノン 1滴 / ファーナス油 5ml
● 使い方 ; 1日数回、みぞおちに3滴を塗りましょう。
*カモマイル・ローマンは、中枢神経鎮静作用が高く、胆汁排出促進作用があります。カモミールティーとして飲まれているのはカモマイル・ジャーマンです。カモマイル・ジャーマンは、濃碧色をした精油です。
<レシピ②>
● ラブラドルティ 1滴 / タイム・ツヤノール 1滴
● 使い方 ; 朝食後に、角砂糖1/4またはハチミツ5mlに1滴を混ぜて、なめてみましょう。
【参照;NARD JAPAN ケモタイプ精油小事典】
ハーブティーでリフレッシュ
出典;Photo AC
食欲がなく、吐き気を伴うような場合、スッキリとした気分にさせてくれるハーブティーを飲んでリフレッシュしましょう!
● ペパーミント
*ペパーミントには、健胃作用や抗吐き気作用があります。消化を促進し、気分も爽やかにしてくれます。頭痛をやわらげ、胃をスッキリさせてくれるでしょう。
● ワイルドストロベリー
*十分に乾燥させたワイルドストロベリーの葉の部分を使ったハーブティーには、利尿・強肝作用があります。貧血や胃腸病、泌尿器科系の疾患にも効用があるといわれています。
楽しく飲んだ次の日の朝、だるそうな顔で出社したら、女っぷりが下がってしまいます。
元気に仕事ができるように、二日酔いは素早く解消しましょう!
<注意>
・精油は、肌に塗布や経口できるものと、芳香のみを楽しむものがあります。濃度が濃いので、植物油やその他の基材で希釈して使用しましょう。妊婦・授乳中・乳幼児・高齢者の方には向かない精油もあるので、初めての方は、店頭で尋ねるか、説明書をよく読んで、ご使用ください。