あいみょん
プロフィール
1995年生まれ。兵庫県西宮市出身のシンガー・ソングライター。かつて歌手を夢見ていた祖母や、音響関係の仕事に就いている父親の影響で幼少の頃より音楽に触れて育ち、中学の頃からソングライティングを始める。
高校卒業後、You Tubeに楽曲をアップしはじめネット上で話題に。
Meの編集部があいみょんさんに独占インタビューを敢行!!9月13日に発売の「青春のエキサイトメント」についてや、あいみょんさんのプライベートについても聞いちゃいましたー!
ーーまずは、8月2日に発売された「君はロックを聴かない」こちらの聞きどころを教えてください。
2番目の歌詞に”僕の心臓のBPMは190になったぞ”って歌詞があるんですけど、その歌詞から物語を派生させて作りました。一夏の恋とか、それぞれ自分自身が記憶にある青春の音などを思い出してもらえるような一曲になってくれたらいいなと思います。
ーー普段も何かのフレーズから広げて歌詞を書かれることが多いですか?
基本的には一つの言葉から派生させて物語を作ることが多いです。大きくテーマを掲げることはあんまりないですね。
ーー9月13日に発売されるファーストアルバム、「青春のエキサイトメント」はどんな内容になっていますか?
「青春のエキサイトメント」というタイトルなんですが、「エキサイトメント」は”興奮”という意味なんですけど、何かしらの興奮状態にいるからモノ作りをしてると思うんです。好奇心とか衝動的なもので曲作りをしているので、音楽をしてる今が青春でもあるなと思っていて、青春の興奮、エキサイトメントな楽曲達です!というアルバムになったと思います。
ーーあいみょんさんにとって今が青春って感じですか?
青春って、何年か経ってからあの頃が青春だったなと思うことの方が多いと思うんです。だから、今を青春と思うことはなかなかないだろうなと思うんですが、音楽やってる今を”青春”と思っていたいですし、何十年後もあの頃は青春だったと思っていたいです。
ーー今回のアルバムの中で一番思い入れがある曲はありますか?
1曲目の「憧れてきたんだ」はこのアルバムのベースになっている曲だと思います。後、今回Hi-STANDARDの恒岡さんと一緒のレコーディングだったのが印象に残っていますね。
ーーアルバム製作中のエピソードなどはありますか?
基本的にアレンジャーさんの方とか前からお世話になってる方達なので、ちょっとした緊張感はあるんですけど、ゆるゆるっと仲良く制作ができて楽しい制作期間だったのが思い出深かったですね。
ーー今回のジャケットもとても印象的ですね!
メジャーデビューの作品から今作まで、とんだ林 蘭さんという方にアートディレクションして頂いてるんですが、「青春のエキサイトメント」っていうタイトルと収録の曲を伝えてイメージしてくださったものをそのまま表現しました。
ーーあいみょんさんが音楽を始めるきっかけはお父さんの影響ですか?
そうですね。父親は音響関係の仕事をしていて、父親も母親も音楽が好きで、両親の好きな音楽を聴いて育ったので、その影響は大きいですね。
ーー小さい頃の夢は何かありましたか?
保育所の時のアルバムを見たら警察官になりたいって書いてました(笑)
ーーあいみょんさんは女優業に興味はありますか?
今は音楽という表現の仕方で活動しているんですけど、映画が大好きで、昔はミニシアターとかにもよく見に行って俳優さんたちの舞台挨拶にも行ってたので映画に関わりたいとはずっと思っていました。今は音楽で関われたらいいなと思っています。いずれはもっと広い範囲で映画に関われたらすごく嬉しいですね。アルバムの最後に「漂白」という曲があるんですけど、『恋愛奇譚集』という映画の主題歌を担当させていただいて、初めて映画に関わらせていただいたので、嬉しかったです。
ーー10月には初のワンマンも控えてるとのことでライブの意気込みはありますか?
自分だけのステージは初めてなので、チャレンジ精神でミスを恐れず、来てくださるお客さんを楽しませることはもちろんですけど、アルバムを聴きこんでくれて、後々嬉しい感想が聞こえるようなライブになったらいいなと思います!
ーーライブ前は何かトレーニングしたりするんですか?
ないですね。よくないなって思います(笑)基本的に何かやるのが怖いんですね。私、やりだすと活発に動いてしまうので、怪我するのが怖くて。
プライベートについて
ーー休日はどんなことをされて過ごされますか?
最近は寝るのがほんまに大好きで、寝てることが多いですね。家にいて映画をずっと見たりしてます。
ーーあいみょんさんのオススメの映画はありますか
「ALWAYS 三丁目の夕日」が大好きで、あの映画にどれだけ泣かされたか!シリーズ3作あるんですけど全部大好きですね。
後は、松田優作さんが出ている作品は全員見てくれって思います。「ブラック・レイン」や「家族ゲーム」という映画が大好きです。
ーーあいみょんさんはジブリも大好きなんですよね?
ジブリ大好きなんです!ジブラーって勝手に言ってます(笑)ジブリ大好きな友達と「三鷹の森ジブリ美術館」に行って毎回セリフを言い合うんです。初めてビールを飲んだのもここでした。”風の谷のビール”っていうのがあるんですよ!
ーー最近のマイブームなどはありますか?
動物が大好きで、今は猫がブームですね。お姉ちゃんが野良猫3匹拾って里親探しとか手伝ったり。上野のパンダの赤ちゃんの名前も応募しました!
ーーどんな名前を付けたんですか?
「ミーミー」って付けたんですけど、後になってすごい嫌になりました。テレビの取材でアナウンサーの方が子供達に、「なんて名前応募したの?」って聞いたら、「よしこちゃん!」とか言うんですよ、でも私たち大人は続く文字に囚われてミーミーとか・・・。発想の自由を忘れてると思って嫌になりましたね。
ーーミーミーの由来はありますか?
『恋愛奇譚集』という映画で主人公の女の子が”秘密”を明らかにしていくんですが、”秘密”っていうのが台湾語でミーミーって言うんです。そこから取りました!
ーーあいみょんさんは大家族とのことで何かエピソードなどありますか?
ご飯炊く量が1日7合は焚いてましたね。なので最初一人暮らし始めたときは一人分の量がわからなかったです。
ーーあいみょんさんが好きな人に作るとしたら何かありますか?
豆苗炒め・・・!栄養あるし、安いし、切ったらまた伸びてきて、なんて素敵な食べ物なんだと思いますね(笑)
ーーあいみょんさんが思う理想の女性像はありますか?
肝っ玉かぁちゃん!私のお母さんがそう言う感じなので、近所の子にも怒れるお母さんになりたいです。
仙台について
ーー仙台の印象はいかがですか?
最初の印象は、いちょうの木が綺麗だなって思いました。東北新幹線に乗るのも初めてだったんです!
ーーあいみょんさんが目標としているアーティストはいますか?
お父さんにとって浜田省吾さんがこの世のアーティストの中で一番なんですよ。私も大好きでお父さんは私のことを応援してくれていると思うんですがライブには来ないんです。父の日にプレゼントを贈ったらメールが来て、浜省(浜田省吾)みたいに興味のあるアーティストになったら高いお金払ってライブに観に行くって言ってくれて。私が目指すのは浜省なんだと思いましたね(笑)
ーー今後の目標は?
日当たりのいいお家に住むことです!今の家、日当たり悪いんですよ(笑)
ーー最後に仙台のファンの方や読者の方にメッセージをお願いします!
これからどんどん新しい作品を考えているので、是非私の動きをチェックしてもらえたら嬉しいです!
撮影場所:Maru Cafe