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毒親が出会いの邪魔をする!親の支配を受けた婚活世代【脱出編】

毒親…それは、自分の子供を支配しようとする親のこと。暴力による支配はもちろん、言葉や行動による精神的な支配も含まれます。

怖いのは、大人になってから「仕事も人間関係も婚活も、全然うまくいかないなあ」と思っている人の中に、“自分が毒親に支配されているということに気がついていない人がいる”ということ。

そんな毒親の支配を受けていると、婚活はおろか、日常生活においても原因不明の違和感や周囲とのギャップに苦しみ続けることになります。

今回は【脱出編】ということで、毒親の支配に気がついた人は、どうやってそこから脱出し、婚活に繋げるかをご紹介したいと思います。

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1、物理的な脱出

まずはこちらの記事「逆らえば激怒し脅迫…「毒親」「毒家族」からの脱出劇」(http://www.sinkan.jp/news/index_6039.html)もご覧いただきたいのですが、毒親と同居している場合は、物理的に距離を置くことが前提です。

いくら“優しいお母さん”であっても、自分の好みで娘の結婚相手を探すように強要する行為は、婚活にとって邪魔でしかありません。

多いのが、「あんたまだ結婚しないの?」と言いつつ、婚活パーティーへの参加を阻んだり、「恋人ができた」と言えば、猛烈に批判するような母親です。

「結婚しないのは世間体が悪い」しかし、「娘が知らない男と結婚するのは納得できない」というような、毒親が抱える矛盾を一身に背負うのは娘です。

毒親の目の届かないところで、毒親の声が届かないところで、自分自身の思考を取り戻す、というところが脱出のスタートです。

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2、自分の好きなものを思い出す

私自身、毒親に育てられた経験から、今もなおその支配に苦しめられているひとりですが、いくら家から離れ、会わない生活をしていても、今まで受けた傷は簡単には治りません。

たとえば、「もっと女の子らしい服装がしたい、スカートを履きたい」という私に対し、母親は「そんなふしだらな格好をするな。似合わない。お前はズボンだけ履いていればいい」と言いました。

確かに、“足を出して男性に見られる”というような、性的な視線から娘を守る言葉とも思えますが、それ以来、私は“自分のしたいこと、望んでいるもを否定される”苦しみを持ち続けました。

結局、今まで一度も母親は、私に対して「それいいね!」と肯定することはなかったのですが、これを繰り返すと、自分の好きなものを否定されているために、「好きなことをすると苦しい」という悪循環が生まれます。

このように、大人になって自立した今もなお、毒親の支配による攻撃が、自分の中で行われます。

自分の好きなことは、自分の中で一番でいい。それを否定することができる人は、この世にひとりもいない、ということに、心の底から気が付くことで、徐々に楽になっていくのです。

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3、偽りの自分で婚活しないで

毒親の支配を受けた女性が婚活する、となると、とても難しい問題に当たります。それは“支配を受けた状態で戦わなければならない”ということです。

支配を受けた状態とは、言ってみれば、心がいびつに歪んだ状態です。まん丸のボールがあって、それが本来の形なのに、毒親の圧力によって、いびつな四角い箱に押し込められているのです。

完璧な四角い箱でもなく、かと言って本来のまん丸でもないため、本人はそれがとても恥ずかしく感じます。その状態で、周囲のまん丸たちと比べられたら、いたたまれません。

原因がわからないのに、なぜか自分に負い目を感じるのはそのためです。

自分に自信が戻るまで、本来は婚活という戦場に出ることをおすすめしません。しかし、婚活をして様々な人と出会うことによって、中にはそれらの歪みを全部認めて、まるごと受け止めてくれる体験をすることができます。

毒親の支配からの脱出は、理解できる“友人や知人を作る”ことで可能となります。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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