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職場のフレネミー女子にご用心!身近な敵と上手な関係を築く

「もしかしてあの人もフレネミー?」と恐れることはありませんが、なるべくフレネミー女子とは関わりたくないものです。

フレネミーとは、フレンド(友達)・エネミー(敵)から作られた混成語で、友達を装った敵、という意味です。

普段はすごく仲良くしているように見せかけて、足を引っ張ったり、利用したりする人です。毎日一緒にお昼ご飯を食べてるけど、なんか変だな、という同僚はいませんか?

今回は、そんな身近なフレネミー女子との上手な関係の築き方をご紹介します。

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1、信頼できるまで情報を公開しない

まず、職場という環境でどこまで“仲良く”するのが正解か、って難しいところですよね。一緒に仕事する、ということは、お互い信頼して協力しなければならない反面、ライバル同士でもあります。

自分の地位を向上させるために、誰かの足を引っ張って引きずり下ろす…なんてことも、結構あります。

そこで、よほど長いこと一緒に働いていて、本当に信頼できる仲間だと認識できるまでは、あまり個人的な情報を自分から公開しないようにしましょう。

たとえば、履歴書に書いてあるような内容であれば、みんなに知られても構いませんが、家族構成や趣味、彼氏の有無などは、あえて伏せておいても問題ありません。

昨日何を食べたか、何時に寝たのか、くらいはどんどん話してもいいと思いますが、“相手に与えて自分が不利になるような情報は開示しない”ということで、自分の身を守ることができます。

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2、やたらベタベタしてくる女性は警戒する

学生時代でもそうだったと思いますが、「私たち、友達だよね?」とか、「私たち親友でしょ?」と言う女性は、もうその時点で友達であることを疑った方がいいのです。

というのも、友達であることを確認する作業が必要になる、ということは、もう関係が破綻しているか、相手に何か目論見があるからなのです。

「私たち、友達でしょ?だからお金貸して」というのは良い例です。職場にも「ねえ、私たち仲良しじゃん」などと言って、やたらベタベタしてくる女性はいませんか?

そういう粘着質な女性はフレネミー化する可能性が高く、またはもうすでにフレネミー目的で近づいている可能性が高いです。

かと言って、無視したり距離を置く、ということはできませんから、警戒して付き合っていかなければなりません。

警戒する、とは“利用されないようにする”ということです。そのため、ふたりきりにならないように立ち回ってみたり、何か質問されたら別の人に「どうですか?」とバトンを渡してみたりします。

「仲良くしよう」って言ってくれてるから大切にしなきゃ!という気持ちも大事ではあるのですが、個人的な付き合いに発展しないように、あくまで“職場内でのみの関係”を強調しましょう。

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3、このシステムを逆に利用する

「完全にフレネミーの女が職場にいる!」という場合、その女性は器用に人間関係を利用して、自分の立場を上手に持っていきます。

そればかりか、下っ端の人に優しくするように見せかけて「お前は最下位ランクなんだから、身の程を知れよ」とマウンティングしている、なんてことも。

実はこの手の人は、ボールが地面に落下するように、何をすれば周囲の人がどんな動きをするか、だいたい予想しながら動いています。

そのため“予想のできない動きをする人”に対して、とても強い恐怖心を抱きます。ということは、フレネミー女子は、必然と「何を考えているかわからない相手」には距離を置くようになります。

距離を置かれる、ということは深追いされませんし、利用もされません。しかし、職場では仕事をしなければなりませんから、上辺だけの関係は保てる、という意味ではとても有効な手段です。

職場には仕事をしに行っているのであって、友達を作りに行っているのではないのですから、このようなフレネミー女子に出くわしたら、仕事モードに切り替えて、不快な思いを最小限に抑えて生活しましょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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