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“結婚したいのにできない女”を見る男たちの7つの本音(7)最終回

なぜ結婚したいのにできない女性がいるのでしょうか。結婚したいのにできない男たちが余っているにも関わらず、なぜかカップル誕生とはいきません。

結婚できないのは、理由があります。そして、結婚できない女たちを冷静に見つめる男たちの目があります。彼らは、彼女たちをどうみているのでしょうか。

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【男たちの本音・その7:結婚したいんじゃない】

女性が考える結婚とは、どんなものでしょうか。すでに結婚している人の話を聞くでしょうし、ときには「結婚によって経験した嫌な話」も耳にします。

それらを聞いて「それは嫌だなあ」と思うのと同時に「そういう結婚はしたくない」と思うのではないでしょうか。

ではそんな「結婚によって経験するであろう嫌なこと」をどんどん排除していくと、そこに残るのは“理想的な結婚”ではないでしょうか。

現実を見ている人にしてみれば、そんな理想の結婚はあくまで“理想”にすぎず、「アイドルはトイレに行かない」みたいな、夢を押し付ける結果となります。

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★“結婚したいと言いつつ、話を聞いてると、それほんとに現実の話?って思う。きっと俺が病気したり無職になったら、話が違う!って逃げて行くんだろうな”(Hさん・32歳)

★“おむつ替えも夜泣きも嫌だけど赤ちゃんほしい、って言ってる女がいたけど、じゃあ人形でも抱いてればいいんじゃね?”(Aさん・36歳)

結婚したい、とは思っているけれど、理想の結婚を現実に反映できるとは限りませんし、おそらく理想が膨らめば膨らむほど、現実になった時に「こうじゃない!」と思うかもしれません。

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【結婚は墓場なんだよ】

男も女も、結婚に夢見ている部分というのはあると思います。ただ、やはり「言うほど結婚ってのは良い面ばかりじゃない」というのが現実。

結婚して、その生活が嫌になった人々は、口々に「自由になりたい」と言います。これは、無職が正社員に憧れ、正社員が自由を求めることに似ています。

男性も女性に対して大変身勝手な要求をしていると思います。女性も同じです。それぞれが相容れない状態では、結婚はできないでしょう。

お互いに譲歩し合う、我慢する、ちょっとのことは目をつぶる、依存しない。これは、修行僧のように、己の強さを試されている試練なんだと思います。

「良い結婚」にするのも、「悪い結婚」にするのも、お互いの努力次第。「ラクな結婚」というのはありませんから、「それでも頑張る!」と言える人だけが、結婚を許されるのかもしれません。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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