気がついたら体重増えてた。なぜ!?あんなに汗かいたのに!…なーんて毎年のことですが、夏になると太ってしまう人がいます。
前回もお話しましたが、夏太りの主な原因として“基礎代謝の低下”が挙げられます。冬に比べて気温が高いので、体が熱を作る必要がないからです。
そのため、基礎代謝量が落ちて、脂肪の代謝が落ちる。そこに、アイスクリームや、甘いジュースなどを飲んでしまうと、体重は増えてしまいます。
ということで、そんな増えてしまった体重、ぜい肉を減らすためにできる夏太り解消ダイエットをご紹介致します。
【シャワーではなく、お湯につかる】
落ちてしまった基礎代謝。それによって、体の血の巡りが滞っている可能性があります。血の巡りが滞る…ということは、体の中の老廃物が外に出ていかない。
いくら汗をかいたとしても、それは体の表面の温度を下げるための汗であって、「悪いものを外に排出していない汗」かもしれません。
外気温は確かに暑いのですが、体の中の温度が下がり、体が冷えてしまうことによって、基礎代謝が落ち、太りやすい体になり、悪いものを外に押し出す力がなくなり、どんどん不健康になる…という悪循環に。
そのため、ぬるめのお湯でもいいので、夏でもきちんと“お湯につかる”、という入浴方法がいいとされています。
この入浴は、汗をかくことが目的ではなく、体の芯をあたためるのが目的。「暑いのに、余計に汗かきそう!」と思う方は、夏用の入浴剤を使用したり、浴槽にハッカ油を1滴垂らすだけでも、汗対策ができます。
【入浴→快眠→ダイエット?】
意外かもしれませんが、ダイエットと睡眠は密接に関連しています。快眠できると、寝ている間に成長ホルモンが分泌され、痩せると言われています。
つまり、入浴によって適度に体温を上げ、発汗させることにより、睡眠時に体温が下がる効果が得られ、そこから心地よい睡眠に導入できる…という手順が必要なのです。
当たり前と言えば当たり前ですが、「シャワーの方が簡単だし、熱くならなくていいし」とサボっていると、この効果が得られないので、是非シャワーで汗だけ流す習慣をやめて、毎日入浴する習慣を身につけたいものです。
(3)へつづく。