暑くて運動もできず、アイスクリームばかり食べて体重が増えてしまった!なーんて夏太りあるあるですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
冬と比べて夏は、汗をかくことが多いので「太りにくい」と思われる方も多いようですが、実は逆。夏は気温が高い分、体が熱を作り出す必要がないため、代謝は落ちているのだそうです。
そのため、冬よりも夏の方が太りやすい!さらに、アイスクリームは糖分たっぷり!お盆の帰省中に美味しいものをがっつりたらふく食べた!なんてことがあれば、てきめんですね。
ということで、増えてしまった体重を減らすためにはどうしたら良いのか。夏太りを解消するために効果的なダイエットを7回に渡ってご紹介します。
【基礎代謝を上げるのが夏太り解消の基本】
まず、ダイエットというのは、摂取カロリーを極端に減らせばいい…というものではありません。よく、食事を抜いて「〇kg痩せた!」と言っている人がいます。
単純に、体重計の数字だけ減らすのは簡単で、体重だけを減らしてもそれはダイエットではありません。体のほとんどは水分。水を飲まなければ体重だけは減ります。でも、脂肪は減っていません。
体に蓄えられた脂肪を減らしてくれるのは筋肉です。筋肉は脂肪を燃やしてくれます。筋肉が勝手に脂肪を燃やしてくれるので、特別な運動をしなくても痩せる…というのが基礎代謝です。
朝起きて、呼吸して、食事をしたり着替えをしたり、心臓が動いてくれていたりしますが、その間も基礎代謝量が高ければ、汗だくに運動してダイエットする必要はないのです。
そのため、夏太りを解消するためには、この“基礎代謝を上げる”努力が必要ですし、それによって、食欲の秋に向けた体型維持対策にも繋がります。
【今だけは体重計を無視して静かな筋トレを!】
夏は水分摂取が必須です。そのため、たくさん汗をかいたらたくさん水分をとらないと、熱中症などが怖いです。ということで、涼しくなって落ち着く時期までは体重計に乗らなくてもいいでしょう。
というのも、水分の入れ替わりが激しいこの時期、どの時間帯に体重計に乗っても、おそらく正確な数字を出すことはできません。目安としての体重測定はできますが、「〇g」の増減に一喜一憂することが目的ではありません。
それよりも、汗をかかない程度の静かな筋トレを、ちょっとずつ行いましょう。朝起きてスクワットや、テレビを見ながらのダンベルなど。太らない体を手に入れるためには、脂肪を燃やしてくれる筋肉を作る、という基本が大事です。
(2)へつづく