今勤めている企業、もしかしてブラックかも?仕事は楽しいばかりではありませんし、辛いことのほうが多いですが、所属している企業から不当な扱いを受けてばかりいるのでは、その企業に所属している意味がありません。
今回は「もしかして、ブラック企業かな」と思い、退職しようとすると必ずと言っていいほど言われる「ブラック企業の引き止める常套句」をご紹介します。
〇「うちを辞めても同じだよ」
ブラック企業に「退職します」と宣言すると、必ずと言っていいほど引き止められます。それも「あなたは優秀だから辞めないで」というプラスイメージでの引き止めではなく、「お前のような奴はどこへ行っても仕事ができない」というマイナスイメージでの引き止めが多いです。
仮にホワイト企業の場合、退職を宣言すると「残念だけど、次のとこでも頑張ってね!」と言われることが多いです。ホワイト企業では、個人の成長を応援するところが多く、一度辞めて大学で勉強し直したり、海外に留学する人や起業する人も多いからです。
〇「みんなに迷惑をかけるの?」
「今辞めることによって同僚に迷惑をかける可能性」について発言するブラック企業も多いです。退職を「個人のわがまま」と位置づけます。つまり「他人に迷惑をかけるような人間は最低だ」というニュアンスです。
しかし、仕事は利益が発生してはじめて仕事です。企業に勤めていて、様々なものを秤にかけ「利益がある」(お金や心身の面でも)と判断した場合続ける価値がありますが、そうでない場合は搾取対象とされ続ける可能性を回避して退職という選択をします。
残念ながら、あなた個人が辞めることによって社内に迷惑がかかる場合、その企業のシステムが間違っているだけなので、ひとり辞めたことで傾くのなら悪いのは企業側の経営です。しっかり引き継ぎして辞めるのなら問題ありません。また、他人に迷惑をかけることに敏感になりすぎないようにしましょう。
〇「同じ業界ではもう二度と働けないと思え」
恨み言のようですが、退職する人に向かって目に見えないプレッシャーを与える言葉です。これもブラック企業ではよく聞かれる常套句です。とくに、それを専門に仕事をしている人は、業界から追放されたら仕事がもらえなくなるのでは、と絶望するでしょう。
しかし、ひとつの企業を辞めることによって業界を追放されるようなケースは稀ですし、優秀であれば辞めた途端他社から引き抜きに合うケースも多いです。
また「この業界でなければ」と固執する必要もなく、もっと新しい働き方を考えるきっかけともなるでしょう。別の業界でしばらく経験することも勉強になります。
このように、ブラック企業には「テンプレートがあるのでは?」と思えるほど、たくsなんお常套句があり、必ずと言っていいほどこの言葉を耳にします。
ほかにも「ブラック企業あるある」(http://kabooo.net/archives/50745363.html)があるので、自分の所属する企業がブラックかどうかの判断材料にしてみましょう。