女性は毎日のスキンケアは欠かせませんが、「季節関係なく毎日同じケアで済ませている」という人も多いのではないでしょうか。多少、使うケア用品は異なるにしても、「これしか知らない」と同じケアを続けている人は、冬の乾燥によるダメージを予防できていないかもしれません。
今回は「冬には冬のスキンケア」ということで、夏場とは違う、冬のスキンケアの方法についてご紹介します。
〇見た目も状態も悪くなる!冬は「温め」と「保湿」
冬の肌ってなんとなく「くすんでるな」と思うこと、ありませんか?スキンケア大学(http://www.skincare-univ.com/daily/column/007751/)では、これに関して、角質層(灰色)が厚くなることが原因、と紹介していますが、乾燥が進行すると、どんどん肌はくすんでいきます。
見た目が悪くなるだけでなく、乾燥によってターンオーバーが不調になり、化粧ノリも悪くなりますし、ニキビができやすい肌になったりもします。
そこで重要なのが「温め」と「保湿」です。資生堂(https://www.shiseido.co.jp/beauty/season/feature/atatakabijin-111121-1.html)も、これに関して「冬温活」を推奨していますが、冬の乾燥肌を放置して良いことはひとつもありません。
〇具体的に冬は「いつ」「どうやって」保湿したらいいのか
では、具体的に「いつ、どうやって保湿したらいいの?」ということですが、まず一つ目として、「お風呂上がりや洗顔後はすぐに保湿しなければならない」というのが大事なタイミングです。
アンサージュ(http://www.ansage.jp/season_column/vol_2.html)のサイトにもあるように、洗顔後、軽くタオルで水分を拭き取ったあと、急激に乾燥が進みます。このときに素早く保湿することで、乾燥を防ぐ効果があります。
また、二つ目に、日中も仕事中などに肌の乾燥を感じることがありますが、これを放置しては、肌が砂漠のようになり、逆に脂が浮いてきます。油脂肌の原因は乾燥でもあるので、「外出中だから我慢しなければ」と無理をせず、外出先でも簡単に保湿できる方法でケア用品を持ち歩くことが大事です。
〇外出中でも保湿できるケア用品
外出先での保湿で、「化粧水をミストでふきかける」という人もいますが、これに関しては賛否両論あります。というのも、化粧水効果で保湿はするのですが、同時にミストによって顔にあった水分も一緒に蒸発してしまうため悪化を招く、という意見があるからです。
そこで、ここでは外出先でも簡単に保湿(今ある水分を守る)できるケア用品として、ワセリンをおすすめします。できれば、化粧水で保湿してから乳液などで蓋をして…というケアができればいいのですが、外出先ではそれが難しいので、とにかく今持ってる水分を守ることに徹するのが妥当です。
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チューブタイプで持ち運びしやすく、乾燥が気になる箇所に部分的に使うこともできます。とくに目元や鼻の周りなど、薄く塗って、とれたらまた追加する、という形で使いましょう。また、先ほどの「化粧水のミスト」も、ワセリンと併用することで保湿効果は高まります。