根本的に痩せたい！自分の体型がだらしない！ということで、新年早々ダイエット宣言をしている人も多いと思いますが、自分がどうして太っているか知っていますか？

「なぜ太っているか、なぜ痩せないのか」を知っていないと、正しいダイエット方法は見つかりません。今回は、タイプ別のダイエット方法の続きです。自分の太る原因について知りたい方は（１）からご覧下さい。なお、この記事はあくまで私個人のダイエット経験に基づいて執筆しています。医学的根拠はありません。

【３、タイプ別の適したダイエット方法（その２）】

では、Cの加齢タイプについてです。加齢を止めることはできません。１０代のうちに１０やって痩せていたことは、４０代になったら１００やらないと痩せない、みたいなことはよく言われています。

同じ体型をキープすることはまず無理ですし、もしキープしたいのなら想像以上の努力が必要になります。同時に、食生活の管理、体調管理、サプリメントなどでの栄養を補うほか、遺伝による影響（このへんはほぼ運次第）もあります。

ただ言えることは、加齢によって太ることを止めることはできませんが、管理の仕方次第では緩やかにできる、ということ。エクササイズを継続的に行い、間食をやめ、適度な緊張感のある生活をし、自分の体型を常に気にして生活する。

地道な道を避けては目標を達成することはできないと思うので、変な通販のダイエット関連記事に振り回されないようにしましょう。

Dのメンタルタイプの方は、たぶん今すごく多いです。ほとんど食事をしていないのに太る、という人もいると思います。このような人を「水太り」などと言う場合がありますが、実は大変危険な状態だと思います。

しばらく睡眠時間がとれない生活をしたり、徹夜が続くと一時的にむくむことがあります。これは太ったわけではなく、体が「危機的状況だ」と判断したから起こることだと思うので、メンタルが原因で太っている人は、本当は“太っているわけではない”んだと思います。

私も学生時代、ほとんど水だけ飲んで食事をせず、タバコを吸って深夜まで働く日々を過ごしましたが、体重は減るどころか増えました。顔はパンパンで、足はむくみ、周囲からはデブと言われました。

食べもせず、働いて、ほぼ寝ていない状態でも、体は動きますが、その分何かを削っているんだろうと思いました。

まずは健康的な生活が先です。食べない＝ガリガリに痩せるだろう、というのは安易な考え方。体が健康でなければ、ダイエットする土台すらない、ということだと思います。

（つづく）