仙台情報誌Me おすすめBOOK 蒼井紬希(あおい つむぎ)
あやかし恋古書店 ~僕はきみに何度でもめぐり逢う~
「約束だよ。忘れないで」
十歳までの記憶を失った紗月。私が忘れていることは――?
それはきっと、優しくてあたたかな記憶。
大切な誰かとの思い出。
……私はいつも神社でひとり泣いていた。
そんなとき、誰かがいつも私の側にいてくれた。
【あらすじ】
恋破れ、故郷の新潟に帰った紗月。元書店員の彼女は小さな古書店で働き始める。ところが、そこは妖怪が集う「あやかし古書店」だった!? 無愛想でドSな店主・影野と共に絵本や小説で妖怪たちの悩みを解決するうちに、紗月は影野の優しさに惹かれていく。ある日、彼の書斎から、紗月の名前が記された古い絵本が出てきて……? 二人の過去に秘められた運命とは? 一途な想いに涙がこぼれる、甘くて不思議な恋愛小説
プロフィール
蒼井紬希(あおい つむぎ)
仙台市出身 新潟市在住
作家、小説家、シナリオライター
2011年に別ジャンルの別名義でデビュー。著著および担当シナリオは多数。
蒼井紬希名義の本は「あやかし恋古書店~僕はきみに何度でもめぐり逢う~」
(TO文庫 / 発行:TOブックス)が好評につき即重版決定。
ホームページ「君に捧げる言の花」http://tsumugi.mimoza.jp/
書店員さんからのコメント
・胸がきゅんとして泣けた。(ジュンク堂書店新潟店 本間様)
・楽しく読ませていただきました。影野と紗月とあやかしのやりとりにほっこりしつつ、最後はボロボロと泣きました。『約束だよ、忘れないで』の言葉が切なくて温かくてキュンときました。
(ジュンク堂書店新潟店 本間様)
・自分の想いが大切な人の運命を変えてしまうとしたら……と、最後の1Pを読み終えるまでドキドキしっぱなしでした!
(アミーゴ書店洛北店 葛西様)
・ドSな店主に振りむいてもらう為に奮闘する紗月を応援したくなります!!読んだこと、聞いたことのある「名作絵本」もたくさん出てきて、本好きにはたまらない作品だと思います。
(BOOKEXPRESS Dila大宮店 高久様)
・忘れてしまった過去と彼の秘密。全てが繋がるラストこそが物語の見どころでありスタートです。
(MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 高見様)
・ラストで明かされる、「約束」という言葉の意味と想いを理解した時、その想いの切なさとあたたかさに最後は泣きながら夢中で読み進めていました(笑)
(くまざわ書店若松店 中村様)
・恋ってあやかしみたいだな。論理的に説明できないけど、人を強くするのが恋心。主人公とあやかし達が、何かを誰かを一途に想う恋の大切さを教えてくれるオススメ本です。
(喜久屋書店千葉ニュータウン店 堀様)
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