33歳・結婚と言えば、「そろそろ焦る時期」だとか「諦めがつく時期」だとか、いろいろ言われると思いますが、ひとりの個人として考えたときに「やっと自分の手足が思い通りになる時期」ではないかと思います。
今まで使い勝手がよくわかっていなかった自分という体を、なんとなく理解して乗りこなせるようになる時期が、33歳なのではないでしょうか。
仕事が楽しくなるのもこの時期で、恋人がいなければ、すっかり仕事や趣味に打ち込んで、恋愛・結婚を忘れてしまう時期だと思います。
1、欲求が消えるとチャンスが舞い込む
恋愛に限りませんが、「欲しい!欲しい!」と強く望んでいるときには手に入らず、「ま、いいか」と欲求が消えた途端、手に入る、ということはよくあると思います。
サターンリターンによって、強制的にニュートラルにさせられた人は、そこからスムーズに事が運ぶようになることに、とても楽しさを感じることになります。
仕事も就職したばかりの頃は、右も左もわかりませんが、仕事に慣れ、面白さを実感できるようになると、辛くても「楽しい」と思えるものです。
さらに、仕事がスムーズにできるようになると、あちこちから「これもやってみないか」と声がかかるなど、思ってもみなかった展開に動くこともあると思います。
この「思ってもみなかった展開」こそ、新しい恋愛の入口であったり、結婚への決断のきっかけとなることがあります。
つまり、素直に(抗うことなく)サターンリターンに振り回されていた人は、ダイレクトに幸運を勝ち取る可能性が高いようです。
2、でもチャンスはあくまでチャンス
しかし、そのチャンスをモノに出来るかどうかは、やはりその人の腕次第、となります。星の動きがしてくれることはここまでであって、自分が頑なに拒否すれば結果に至りません。
欲求が減るとチャンスはたくさん降ってくるかもしれませんが、どのチャンスを生かし、どのチャンスを殺すのかは、やはり自分の判断となります。
これも、ほかの星座との位置関係(アスペクト)が絡んでくるので、個人のチャートを見なければわかりません。
ただ、休むべきときにはしっかり休み、動くときにはしっかり動き、学ぶべきときにしっかり学ぶ、という基本的なところを怠らずに、タイミングよくしっかりやってきた人は、チャンスを掴みます。
33歳前後で結婚する女性は、この“タイミングをしっかり見て動く”ということが上手な女性なのではないか、と思います。
(5)へ続く。