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33歳で結婚する女性が多い!西洋占星術でみた女の転換期(3)

28歳から30歳のあたりで、誰もが体験するサターンリターン。これは、生まれた時の位置から、土星が一周回って戻ってくることです。

土星の厳しい指導は、その人に本当に必要なものを残し、不要なものは無理にでも排除してしまう強力なものでもあり、また、頑張った人には大きなご褒美をくれるものでもあります。

「33歳で結婚する人」を見る場合、この“サターンリターン”が大きく関係してくるような気がします。

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1、サターンリターンで出会った人

通常、結婚するまでに、出会ってから1年~3年くらい交際する人が多いと思いますが、逆算すると33歳で結婚する人は、サターンリターン中に相手の男性と出会っている可能性が高いのです。

サターンリターンは「怖い」とか言われていますが、石井ゆかりさんの日記(http://d.hatena.ne.jp/iyukari/20050711)にもあるように、サターンリターンは“社会デビュー”であって、恐れる必要はないものです。

また、サターンリターン中に出会った人は、本当の意味でその後の人生に影響を与えてくれる人であったり、また真の理解者である場合があります。

苦しいときにそばにいてくれた人が、そのままソウルメイトになりうる、ということです。

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2、結婚は社会的な制度

どこか女性の中には「結婚は夢見る乙女のゴール」的な考えの人もいますが、現実問題、結婚とは素敵な王子様とのめでたしめでたしではなく、新しい試練の始まりです。

サターンリターンが“社会デビュー”のための「破壊と構築」であるのなら、結婚は「小学校一年生に進学する」ようなものです。

人によっては、その社会デビューが転職や起業である場合もあります。結婚に限りませんが、大きな転機、という意味では、転職も起業も結婚も大差なく、どれを自分で選ぶのか、という選択になります。

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また、「じゃあ好きなのを選んでいいのね?」とも思いますが、そうは問屋が卸さない。土星のパワーは強力なので、サターンリターン中に好きな仕事に転職できても、そこが本来行くべき場所でない場合、無理にでも辞めさせるような出来事も起きたりします。

つまり、好きな方向や楽な方向へ行く、という選択肢ではなく、人生の大きな目標に対する方向に向かっている場合は応援され、それ以外はことごとく潰される、という時期なのです。

結婚は、特定の個人との幸せな結末ではなく、大きな社会の一員となる、という社会的な制度です。このサターンリターンの大きな流れが、「33歳の結婚」の根本に流れている可能性は高いと思います。(4)へ続く。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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