「結婚したいな」とか「いつかできたらいいな」と思っている独身女性は多いと思いますが、なぜ結婚した女性のような、自然な流れが自分の来ないのか、ちょっと不思議に思いませんか?
先日結婚した同僚の子も、別に美人というわけでもないし、性格が特別いいわけでもない。でも、たまたま再会した同級生の男の子とスピード婚。なんて話もよく耳にします。
自分にもいつかチャンスは来るさ、とは思っていても、一向に“出会いの気配”すらなく、もしかしてこのまま独身で終わる?と冷や汗が出ることも…。
実は「結婚できない理由」に関しては、自分が一番よくわかっている可能性があります。今回は、私が実際に聞いて回った、30代独身女性が自分で自覚している「結婚できない理由」について考察してみます。
1、ほかに楽しいことがある
35歳独身Aさん。派遣の仕事で実家暮らしの彼女は、アイドルが大好き。結婚願望はあって、友人と連れ立って街コンなどには参加しています。
彼女が自覚している結婚できない理由は「結婚よりほかに楽しいことがある」ということ。仕事をして、ほとんどをアイドルのコンサートやグッズに注ぎ込み、貯金もあまりありません。
「これじゃダメだ、とも思うけどやめられない。コンサートは、今しかない、と思うと自分の人生は二の次になってしまうけど、それも悪くないと思う自分がいる」
彼女は、どこか「アイドルの追っかけより楽しい思いをさせてくれる男性だったら結婚してもいい」という姿勢がある様子。
「独身でいるのは怖い。お金もないし、両親もいつまでも元気でいてくれない。でも、ここから抜け出すきっかけがないから無理だと思う」
アイドル以上の男性、なんてそうそういませんし、今の生活に満足しているようなら、そこから一歩踏み出すことは難しそうです。
2、顔で選んでしまう
37歳Mさんは、自称「面食い」。付き合う男性の顔は、整っていないと許せないのだそう。性格や相性は二の次。
「かっこよくなくてもいいんですけど、どうしてもお付き合いする、ということを考えると合格ラインを平均より上に設定しちゃう」
一度、普通の外見の人とお付き合いしたけれど、何度目かのデートでお断りしたとのこと。そんな男性と付き合っている自分が許せなくなるのだそう。
「付き合うって、顔を見ることだから、目で見て不快感を覚える相手だったら誰だって嫌なはず。私はその許容範囲が狭いだけ」
自分でも自覚がある為に「厄介だな」と思いながら男性選びをしているそうですが、年齢を重ねると“外見のいい男”は売れてしまうので、困っているのだそうです。
(後編)へつづく。