最近ツイッターで話題になった「ヘルプマーク」をご存知ですか? 東京都福祉保健局(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html)で作成したマークです。
仙台市では使用されていないので、見たことがない人も多いと思いますが、実際私たちは障がい者マークを目にしながら、理解せずに素通りしれいることが多いかもしれません。
ということで、今回は内閣府(http://www8.cao.go.jp/shougai/mark/mark.html)で出している障がい者マークについてご紹介したいと思います。
1、ヘルプマークとは
東京都で使用されているヘルプマークについて、まずはご紹介したいと思います。これは仙台市では使用されていないので、「見たことがない」という人も多いかもしれません。
では、どんなマークかと言うと、「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方」が使用するもの。
つまり、簡単に言うと「一見すると困っていることが理解してもらえない人」を対象としています。
たとえば、足を骨折して松葉杖をついていると、誰が見ても「怪我をしている」とわかります。しかし、一見すると健康そうなのに、実は体に病気をかかえていたとしたら?
具合が悪くても席を譲ってもらえないとか、困っているのに理解してもらえない、ということが起こります。
このような「見えない障害」は人に理解されにくいため、このようなヘルプマークをつけていることで、いざという困ったときに「助けて」と言いやすい環境を作る、というのが狙いです。
2、マークを見つけたら
私たちは、知らない間にこれらのマークに遭遇し、それと気がつかないまま素通りしています。今回、ツイッターで話題になったのも、「ヘルプマークをつけている人の“助けて”のサインに気が付けなかった」
という後悔から、その人が「みんなにもっと知ってほしい」とつぶやいたことがきっかけでした。マークは認知度が低ければ、その価値を発揮できません。
「このマーク、知らないや」では済まされないのです。次回は、詳しく「障がい者マーク」についてご紹介したいと思います。
(2)へつづく。