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夫・彼氏の趣味が理解できない!?男の頭を理解する3つのヒント

まずはこちらをご覧下さい。一般の人へのアンケートを元に出された「理解できない夫・彼氏の趣味ランキング」(http://wedding.goo.ne.jp/love/ranking/lovewedding/lwinfo?key=Av0kzZmYXNaD)によると、1位はアイドルの追っかけ。

AKBやももクロの追っかけをしている男性は多く、それは独身者恋人なしのオタク、に限りません。結婚して子供がいても、追っかけをする人はいます。

2位にフィギュア収集、3位に車やバイクにこだわる、とありますが、「いかにも男が好きそうなもの」は女性には理解できません。

以前から、「夫が約束をやぶったので、バツとして家にあったフィギュアをすべて捨てたら怒って離婚することになった」というような話題をちらほら見かけます。

女性は本当に男の趣味を理解できないのでしょうか。もしかしたら、“理解しようとしていないだけ”なのでは…?

今回は、男の趣味を理解できるようになるため、また“夫・彼氏の良き理解者となるため”に、理解するための3つのヒントをご用意しました。

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1、自分と同じと思わない

どこにでも、完全に理解しあうことができない人、というのは存在します。考え方も趣味嗜好も異なるので、それぞれ違って当然ですが、人はみんな「自分の当たり前」を持っています。

「このパンツには、トップスは赤だよね」という人と、「いやいや、青でしょ」という人は、「なぜその色を選ぶのか、根拠は?」みたいなところまで遡って議論しても、理解しあえません。

なぜなら、結局のところ、様々な選択・決定をしているのは“感覚”だからです。

感覚は、なかなか数字で現せるものではありませんから、「どうして?」と質問しても「なんとなく」とか「こっちの方が好きだから」と、曖昧な答えが返ってきます。

“感覚や好み”という分野に入ってしまった時点で、「あなたはあなた、私は私」と、予め「相容れないもの」と線を引いておくことが大事です。

自分の好きなもの、自分の趣味は、自分だけが理解できるのであって、あとは趣味が似ている人をほかに探すしかありません。「パートナーと感覚が同一である」などという幻想は捨てましょう。

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2、男女の違い

男性と女性を差別するのはよくない!とは言いますが、男性と女性の体の仕組みが違うのは事実です。また、社会的立場も異なります。

それと同じく、“男性特有の思考パターン”というのがあって、アイドルにハマる、フィギュアを収集する、車やバイクが好き、みたいなのもいわゆる“男っぽい趣味”です。

男性は、女性のように一度に同時のことをあれこれやるのは得意ではありません。そのため、ひとつのことに熱中する、とか、細かい作業に没頭する、ということが多いようです。

女性が洗濯機を回している間に食器を洗って掃除機かけて…と、同時進行で仕事ができるのに対し、男性は“この干した洗濯物の山を、ひたすらきれいに畳んでおいて”みたいなミッションが得意だったりします。

いやいや、男とか女とか関係ないから。アイドルオタクとか、アニメオタクとか、キモイから!全然理解できない!…と思われますか?

これを否定すると、女性が「友達とお茶したりショッピングするのが好き」とか、「化粧品をいろいろ試すのが好き」などの、“女性特有の思考パターン”も同時に否定することになります。

自分の主張をするばかりで、相手の主張を否定する、というのは、それこそ男女差別です。自分は好きなことをやるから、あなたも好きなことしていいよ、と互いに一定の距離を持つことも必要です。

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3、考えない

たまに相談を受ける内容として、「なぜ彼がそんな行動をするのか、考えてもわからない。質問しても、納得できる答えがもらえない。ゆえに理解できない」というものです。

たとえば「鼻をかんだティッシュを一度開いて見てから捨てる」という彼がいます。彼女は「汚いからやめて」と言いますが、彼にとってそれは無意識の行動のため、やめることができません。

実は、「なぜこんな行動をしているのか?」は彼自身もよく理解できていません。彼個人のコントロールの及ばない部分で起こっている無意識なのです。

趣味もまた同じです。「なぜアイドルがそんなに好きなの?」と質問したところで、彼自身もよくわかりません。

このような、誰も理解の及ばない部分に関しては、いくら考えても無駄ですし、結婚して夫婦になれば、掃いて捨てるほどこのような案件は出てきます。

あとは、見ないふり・知らないフリをするか、気にしない・考えないを貫くしかありません。

また、もし「アイドルより、たまには私のことだけを見て欲しい」というのであれば、そう彼に伝えるしか術はありませんし、お金の問題や収集したものを置く場所に関しては、趣味をやめる選択ではなく「どうやって工夫していくか」を一緒に考えるといいでしょう。

「なぜこんな趣味を持っているのか」ではなく「この人はこういう人なんだ」と割り切って付き合っていくのが、たとえ今後、どんな人と交際するにしても、重要なポイントとなるはずです。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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