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2月3日は「節分」ですね。
春を迎える厄払いの行事として鬼退治の豆まきをしますが、今回は、心理テストであなたの中に潜む“鬼”を探り、自分で鬼退治をしてみましょう!
あなたの中の“鬼”とは
むかしむかし、東北のある村に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
二人が畑仕事をしていると、赤ちゃんの泣き声が聞こえて来ました。小さな小さな声で「おぎゃ、おぎゃ」と泣いていました。
畑を探し回ると、どうやら、ずんだ豆の一粒から、聞こえて来るようです。
目を凝らし、よく見てみると、なんと、豆の中に小さな赤ちゃんがいました。
おじいさんとおばあさんは、その赤ちゃんを家に連れて帰り、「ずんだ太郎」と名付け、大事に育てました。
と、よくある昔話をイメージしてください。
「ずんだ太郎」が悪さをする鬼退治をすることになりました。
その鬼とは、あなたのことです。
さて、あなたはなぜ、退治されなければならないのでしょうか?次の3つから選んでください。
A;畑の作物を勝手に食べてしまったから
B;村人の家を壊してしまったから
C;子分である羊が悪さをしたから
A;畑の作物を勝手に食べてしまった
生きるために、悪いことと知りつつ盗むしかないと考えた人は、現在の生活で経済的な不安を抱えている方かもしれません。
人の物を盗む心理は、作物が人の財産だとすると、相手が持つ財産や余裕のある姿に対し、「嫉妬」している場合や自分に関心を示して欲しいという「寂しさ」の自己アピールで起こす行為とも考えられます。
Aを選んだ人は、不倫の恋にはまらないように注意しましょう。畑は相手の家庭、作物が男性、勝手に食べることが不倫行為にあたります。スリルを味わうことに興奮を覚えたり、切ない恋愛をしている自分を可愛そうだと慰める気持ちから、「好きになってしまったから仕方がない」と言い聞かせ、正当化してしまいがち。
悲しい恋で泣かないように、早めに鬼退治しましょう!
B;家を壊してしまった
家を壊す、物を投げつけるという暴力的な行為をする心理は、「怒り」が爆発したときに起こすと思われますが、本当は、「寂しさ」や「不安」の感情処理であると考えられます。
また、相手の何気ない言動に自分が傷ついたとき、相手の身体を傷つけるのではなく、相手の大切にしているものを壊すというのは、裏切られた「憎しみ」を形で表し、謝罪や反省を求めている場合もあります。
怒りが込み上げたとき、大きく深呼吸する、美味しいものを食べる、ゆっくりお風呂に入って寝るなど、ストレスを発散し、冷静になれる自分なりの方法を覚えておきましょう。
言いたいことは言葉で伝え、歩み寄ることが大切です。
怒った顔はまさに鬼の形相!きれいでいるために、鬼退治!
C;子分である羊が悪さをした
聖書の中で羊は、「無邪気」「純潔」などの象徴といわれています。
子分である羊自身が、勝手に悪さをした場合は、親分である鬼の管理能力が問われます。
逆に、従順な羊が、親分である鬼を信用し、鬼のために働こうとしますが、実は、鬼によって操られていることに気づかない場合もあります。つまり、この鬼は人を利用するのがうまいタイプです。
しかし、問題が起きたとき、「どうしてこうなったのかしら?」と率先して原因や犯人捜しをする、「○○さんにも原因があるから、私が仲に入ってあげるからちゃんと謝ったら」とお膳立てをする、成功したことを「やっぱり、うまくいくと思っていたのよ」と話題の中心になりたがるといった行動が見られるのは、責任転嫁です。
直接、手をくださず、自分に火の粉が降りかからないようにする用意周到な賢さを持ち、表面的には人当たりよく会話がうまい、いわゆる「いい人」に見られます。人に好かれようとする努力の現れで、ボロを出さないために常に計算しています。
ときに、計算が狂って、話のつじつまが合わないと、一気に子分は離れていき、孤立してしまいます。相手を思い、計算や嘘が必要なことがありますが、信頼を裏切らないようにしましょう。
本当に強い人は、周囲との良好な人間関係を築けます。無責任な鬼は退治!
今年の恵方は南南東です。
願いを込めて恵方巻きや年齢の数分、豆を食べて、自分の中に潜む鬼が悪さをしないようにしましょう!
出典;Photo AC