「出典:松島観光協会」
七百年間続く「大施餓鬼会」と「灯籠流し」の伝統を大切にしながら、景観や歴史、寺町文化に根ざした「ふるさと」の夏を分かち合える祭りを目指しています。
♪松島灯籠会~海の盆~お祭り♪
「出典:松島観光協会」
松島は東北の霊場とも呼ばれ、2011年に東日本大震災で被害を受け鎮魂と供養を考え「松島流灯会 海の盆」(まつしまりゅうとうえ うみのぼん)を開催しました。
これは松島の新しい夏祭りとして、大人と子供が作る手作りのお祭りで、自然に笑顔が溢れる祭りの賑やかさが楽しめます。
「出典:松島観光協会」
情緒ある営みが数日間で終わりお祭の最中だけではなく、日常の文化として根付く未来の在り方と考えています。
海の盆は多くの大人から子供達、一般の方々がボランティアでサポートし成り立っています。
開催期間は8月15日(土)~16日(日)。
JR仙石線ー仙台→松島海岸駅(下車)徒歩5分。
開催場所は、宮城県松島町、松島海岸中央広場、ほか。
♪手作りの灯籠流し
「出典:松島観光協会」
松島流灯会の「流灯会(りゅうとうえ)」とは、灯籠流しのことです。
灯籠作りは数千個に及びます。
松島湾にたくさんの灯籠が浮かぶ様はとても美しい光景で、灯籠流し船にのってみることもできます。
「出典:松島環境協会」
また瑞巌寺の参道には松島の子どもたちが、思い思いの絵を描いた灯籠が並びます。
普段は牡蠣むきの施設で灯籠づくりをしています。
♪瑞巌寺大施餓鬼会(ずいがんじおせがきえ)♪
「出典:松島観光協会」
瑞巌寺の盂蘭盆会は「川施餓鬼」と呼ばれ、海岸広場にやぐらが組まれ門前の海岸に櫓を組み棚を設け、回向供養のための経木塔婆の焚き上げが行われます。
午後8時に法縁の僧約50名が、住職を先頭に列をつくり、寺を出ます。
法要は約1時間続けられます。
開催日;8月16日〈日)20;00~
開催場所;宮城県松島町 松島海岸中央広場、瑞巌寺参道
問い合わせ先;瑞巌寺 022-354-2023、松島観光協会 022-354-2618
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◆花火大会について◆
震災前の松島を彩る打ち上げ花火は1万発有余の豪華な花火大会でした。
震災後、被害にあってからの花火大会は、縮小され昨年も10分程で終わり。
その為、花火の告知は大々的にはせず、今年も打ち上げられるか詳細は決まっておりません。
○震災前の花火大会○
「出典:丸文松島汽船staff blog」
これは2009年の花火大会の画像です。
震災により失った物はかなり大きかったようです。
これからも復興に向け再建して欲しいと願わずにはいられません。