金銭感覚があう、というのがありますが、確かに生活する上で「えー、なんでそんなの買っちゃうの?」とか「そこにそんなに使うなんて信じらんない!」ってことは、結構大きな問題です。
金銭感覚は人それぞれなので、文句は言えないのですが、こういうのは教科書がないものなので、「お金がもったいないので、病気になっても病院へは行かない」という人を安易に批難することもできません。
さて、そんな重要な金銭感覚以上に、カップルの相性を決める重要なキーワードが「時間感覚」です。時間感覚は、何時に起きるとか、自由な時間を何に使うとか、メールするタイミングが似ているなどという人それぞれ持っている時間のルールです。
「ちょうど今メールしようと思ったときに彼からメールが来た!」なんてことがありますが、それは、時間感覚が合っている、ということになるでしょう。
なお、こちらのサイト(http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160317-26211014-laurier)も、あわせてご参考ください。
1、生活リズムが似ていること
朝型、夜型、などがありますが、「だいたい何時くらいに起きて、何時に出発して、帰りは何時くらいになる」みたいな生活リズムが似ている者同士は、交際しても長続きします。
よくカップルが別れる理由に「すれ違い」がありますが、これは互いの時間の感覚にズレがあることが大きな要因です。
そのため、同じ職種についている者同士は長続きしたり、同じ職場で働いていると良い、ということが挙げられます。
2、自由時間の使い方が似ている
いざ自由な時間を与えられると、その時間をどのように過ごすかは、それぞれ個人に委ねられます。休日を丸一日寝て過ごす人もいれば、趣味に費やす人もいます。
そのため、「〇時間余裕があるから、一緒にお茶でも飲もうか」という感覚が一致すると、お互い相手に無理に合わせることなく過ごすことができます。
逆に、「俺は1時間あったら昼寝したい」「私は1時間あったらどこかに出かけたい」と、てんでばらばらの時間の使い方を提案する場合は、なかなかしっくりきません。
共通の趣味があるとか、嗜好が似ている、という感覚が、この時間感覚に影響するのかもしれません。
3、カップルの価値観=時間の価値
価値観の違いによって離婚する人は多いですが、そもそも価値観なんてみんな違って当たり前です。
しいて言うなら、時間の価値観があう人とであれば、うまく一緒に生活していけるかもしれません。時間の価値観は、言ってみれば「1時間の価値」です。
よく忙しない人は「ああ!1時間あれば、あれもこれもできたのに!」と思います。しかし、ゆったりタイプの人は「1時間あれば、ゆっくりコーヒーが飲めるな」と思います。
1時間の価値は、人それぞれ違いますが、時は金なりというように、時給に換算した場合、その時間にどれだけ価値があると判定するか。
その感覚が似ていれば似ているほど相性がよくなる、と過程すれば、付き合う前に彼に質問して、自分の感覚とのズレを予めチェックすることができそうです。
好きだから付き合うとか、好みのタイプだから、というのはもちろん重要ですが、果たしてその相手が自分の時間感覚と似ているのか、によって、「付き合いやすいかどうか」が異なってきます。
折角付きあうのなら、長続きさせたいですし、結婚するなら離婚したくありません。まずは、相手と自分の時間感覚を照らし合わせてみましょう。