心地よい睡眠を手に入れたい!疲れていると、夢の中でも仕事をしていたりして、正直「寝ても疲れが取れない」ってとき、結構ありますよね。
すっきり起きれると「ああ、よく寝た!」と思って、その日一日爽快に過ごすことができます。では、そんな睡眠の手助けをしてくれる、噂の“安眠CD”は、本当に安眠できるのでしょうか。
今回は、そんな“安眠CD”の効果と、正しい使い方についてご紹介したいと思います。また、こちらのサイト(http://seseragi-mentalclinic.com/sleepmusic/)もご参考ください。
1、聴くだけで安眠できるの?
ちょっとCDコーナーを覗いただけでも、結構たくさん種類がある安眠CD。もちろん、中身は「特殊な音波を発生させる」とか、そんな怪しげなものではありません。
内容は主に“リラックス効果のある刺激の少ない音楽”です。なぜ、そんな曲を聴くだけで安眠できるの?
このCDの意図する安眠とは、眠る前に聴いて、精神的なリラックスを得ること。もちろん、音楽を聴いてもリラックスできない場合は、安眠には繋がりません。
つまり、「聴くだけで安眠できる」のではなく、「眠る前に聴いてリラックスした状態で眠りにつきましょう」ということです。
ただ、音楽を聴かないまま、イライラしたり、興奮状態でお布団に入っても、やはり寝つきは良くないと思うので、“眠る前の安眠環境作り”のアイテムのひとつ、と考えるといいでしょう。
2、聴きながら眠っては逆効果
聴くだけで安眠、を勘違いして、音楽をかけっぱなしにして眠りにつく人もいるようですが、これでは効果は期待できません。
良い睡眠は無音状態が望ましいです。音楽を聴く…たとえ、集中して聴いてはいなくても、音楽が刺激となって睡眠を妨げる可能性があるからです。
「聴くだけで安眠って言うから聴きながら眠ったけど、全然疲れが取れない!」みたいなことを言う人もいるそうですが、それはまるで「ダイエット食品だって言うから大量に食べたけど逆に太った!」みたいなことです。
音楽そのものを睡眠中に聴くことは、逆効果です。安眠CDは、睡眠の30~60分前くらいに聴いてリラックスした状態を作り、そこからゆったりした気分で寝床につくのがいいでしょう。
3、さらに効果を高めるために
安眠CDの効果をさらに高めるために、以下のような行動をおすすめします。
・お風呂に入る(シャワーだけではなく湯船に浸かる)
・締めつけのない服装(ゆったりしたパジャマ)
・眠る前には照明を暗めにしておく
・テレビ・パソコンやスマホ・タブレットなどを使用しない
これらの準備を整えて、安眠CDを聴きながらゆったりした気分で安心してお布団に入ると、質の良い睡眠を手に入れることができるでしょう。