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毒親が出会いの邪魔をする!親の支配を受けた婚活世代【自覚編】

最近目にする機会が多くなった「毒親」という単語。知らない人のためにちょっとだけ解説すると、暴力をふるうなどの明確な虐待はなくても、精神的に子供を支配して“理想の子供”に育てようとする親のことです。

暴力をふるう場合は、一般的に“虐待”とされ、本人も周囲も気が付く場合がありますが、問題なのは、“隠れ毒親”です。

毒親は「こんな子に育ってほしい、いや、こうなるべきだ」として、子供をしつけ、たとえば「〇〇ちゃんはピアノができなければならない」とか、「こんな簡単なこともできない子はうちの子じゃない」などと平気で言います。

大人であれば「何言ってるんだ?」と思いますが、毒親に支配された子供は、親に捨てられたくないために、一生懸命要望に応えようとします。

そのまま大きくなると、本来の自分の形があるにも関わらず、毒親によってボコボコに変形させられたいびつな状態で社会に出るため、様々な違和感とギャップに苦しむのです。

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1、うまくいかないのは毒親のせいだった?

残念ながら、「あなたの親は毒親ですね」と診断することはできないのですが、もし婚活がうまくいかない、どうして恋人ができないんだろう、と思ったら、“育った環境”まで遡って考えてみる必要があります。

というのも、毒親に支配されてしまっている人にとって、支配は当たり前のものなので、そもそも本人には支配されている感覚がありません。

「結婚できない理由はあなたのお母さんかもしれない」(http://wotopi.jp/archives/23646)こちらの記事も参考にしていただきたいのですが、こればかりは“自分で気が付く”よりほかありません。

あっけらかんとした表情で、「だってお母さんの言う通りに婚活パーティーにもちゃんと行ってるのに、彼氏が全然できないのよ?」みたいに言う女性を見るたび、「婚活にお母さん関係ないでしょ!」と叫びたくなります。

けれど、本人は原因に気がついていないため、どこまでも永遠に同じところをぐるぐる回り続けるのです。

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2、毒親の支配は大人になっても続く

とは言え、もう大人だし、経済的にも自立してるし、一人暮らしだし。親の監視のない場所で自由に暮らしてるよ?という女性は、かつての毒親から解放されたように感じるかもしれません。

しかし、その支配はまだ断ち切れていません。毒親の酷いところは、幼い頃から刷り込まれた、親の考え方が、子供が大人になっても生き続けることです。

たとえば、母親が「あんたは赤い服が似合わない」と言ったとします。これって結構酷い話です。ものによっては赤い服だって似合うかもしれないからです。

しかし本人はそこで「ああ、そうか、私は赤い服が似合わないんだ」と思ってしまうと、それ以後、赤い服を買うことも選ぶこともしなくなります。

友人と買い物に行った際、「ねえ、赤い服も似合うから着てみたら?」」と言われ、そこでやっと“なぜ自分は赤い服を選ばないんだ?”と疑問に思います。

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このように、毒親によって歪められた思考が無数にあって、それらからは自立してもなお圧迫を受け続けます。

それらの苦しみや、婚活がうまくいかないジレンマから解放されるためには、まず「毒親に支配されていた」という「自覚」が大事なのです。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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