彼からプロポーズを受けたものの、人生の一大イベントである“結婚”。「これで絶対間違いない!」と確信を持てない限り、不安は多少なりともあります。
離婚という選択をしなければ、これからあと何十年も一緒に過ごす、その大きな決断を前にして、立ち止まってしまう女性も少なくありません。
「この人で本当にいいのかな?」と思ったとき、選択する道は2つにひとつです。それは「このまま結婚する」か「結婚しない」か。
複雑な物事なのに、単純な選択肢しか用意されていない中で、どちらにするか迷ったとき、その判断基準にするべきヒントをご紹介します。
1、相手に幸せにしてもらおうと思わない
こちらの記事も合わせて参考にしていただきたいのですが「本当にこの人でいい? 交際や結婚に迷うときにチェックしたい2つのこと」(http://www.excite.co.jp/News/laurier/hunting/E1445567830001.html)幸せになれるかどうかは、結婚相手によりません。
特別な場合(家庭内暴力や、夫がギャンブル依存性であるなど)を除き、相手がごく普通の男性であれば、おそらくどこの家庭とも同じような生活をすることは可能です。
もちろん、小さな揉め事や、収入の問題、仕事の問題、健康の問題などは、これから出てくるでしょう。しかし、それらは“相手が違えばこんなはずはなかった”ということはりません。
どんな人と結婚しても、それらから逃げることはできません。
大事なのは、「結婚して相手の男性に幸せにしてもらおう」と思うのではなく、「結婚して自分が相手を幸せにしてあげよう」という気持ちです。
後に「ああ、こんな人と結婚するんじゃなかった!」と後悔する人の多くが、「夫に幸せにしてもらおうと思っていたのに!」と思って結婚した人です。
2、ドキドキよりも安心感を優先して
ドラマチックが好きな女性は、結婚にもドラマチックを求めがちですが、その気持ちが結婚に対して憂鬱を作り出しているかもしれません。
結婚は、月9のドラマとか少女漫画的な感じよりも、もっと「サザエさん」とか「渡る世間は鬼ばかり」みたいな感じです。
「サザエさん」を見て、恋愛のドキドキを感じる人はほとんどいないと思いますが、今から目指すのは、ラブラブな新婚カップルではなく、磯野波平とフネのような安定感のある夫婦です。
ずっと愛されるホームドラマというのは、そのとき一瞬パチンと弾けて終わるようなことではなく、いつでも帰れる“当たり前の日常”があります。
「この人でいいのかな?」と思ったときに、果たして彼に「サザエさん」のような安心感のある日常を感じることができるか?と考えてみましょう。
3、迷ったら立ち止まる
誰だってそんな大きな選択肢を突きつけられると、深く悩みます。勢いで決断してしまって、あとで後悔したくないからです。
そのため、決断に時間をかける、ということは大事なことかもしれません。いざ一旦決まった結婚も、一度白紙に戻すことだって、間違いではありません。
結婚はするけど、少し時間をかける。もしくは、結婚そのものを考え直してみる。これは相手の男性のためでも、周囲の家族・親戚のためでもなく“自分のため”です。
また、それと同時に「結婚で失敗することはそんなに悪いことではない」ということも忘れないでください。
結婚しても、ダメだったら離婚すればいい…!失敗したって、何度でも立ち上がることができます。失敗を恐れない姿勢を大事にしましょう。