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職場にいるめんどくさい“勘違い男”の対処法~男尊女卑編~

いるんですよね、どこの職場にも!今はもうだいぶ少なくなってはいますけど、でもやっぱり根本的には「女は結婚して子供産むから仕事教えても意味ない」とか思ってる人。

企業は表面的には「女性にも男性と同じく活躍してもらいたい!」とか言いながら、「でもどうせ辞めたりするんでしょ?」とか、「仕事しなくていいから笑ってそこにいればいいだけ」とか。

あとは、結婚できない女性に対しては「どうすんの?もう手遅れになるよ?」とか「チャンス逃したのは自己責任だよね、かわいそう」みたいに言ってくるやつ!

すんごい遠まわしなセクハラを、日常会話に織り交ぜて、笑いながら「だから女なんかダメなんだよ」と言うような男、まだ絶滅していません。

そんな失礼な男性が職場にいたら、頭にきて感情的にもなってしまいそうですが、そんなときどう対処したらいいのでしょうか。

今回は、男尊女卑編ということで、女性の地位を下に見てくる男の対処法をご紹介したいと思います。

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1、男尊女卑は男性の立場を守る行動

まずはこちらをご覧下さい(http://ddnavi.com/news/259951/a/)。男性と女性の性差別、というのは昔からずっとあって、それは日本に限ったことではありません。

女性が「女性らしさ」を求められるのと同時に、男性は「男性らしさ」を求められて育ったのですが、そのときに生じた歪みが男性の「女性の地位を下に見る」原因なのでは…と紹介されています。

残念ながら、誰も「相手に成り代わる」ということができないため、みんなそれぞれが自己中心的なのですが、「もしも」が存在しないゆえ、自分の立場を守ることが優先になります。

女性が自分の立場を確保しようと奮闘しているとき、男性は自分の立場を奪われないように必死に守っているのです。

もし、女性がひとりで生殖行動ができ、腕力を手に入れたのなら、男性は不要になります。男性は女性を牽制することにより、今ある地位を必死に守っているのです。

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2、男尊女卑主義の男こそ利用する

男尊女卑の考えを持っている男性は、ある意味扱いやすいです。というのも、“かまってちゃん男”と同じく、「あなたは男性だから」という理由で持ち上げて、チヤホヤされると喜ぶからです。

女性が、その男性の意見にすべて賛同して「そうですよね、私なんか女だから全然ダメなんですう」とかなんとか言いながら、面倒なことは「あなたにしか頼めない」と押し付けちゃってもいいでしょう。

男に二言はありませんから、一度引き受けたら断れませんし、「やっぱりあなたに頼んで正解だった!ありがとう!」と持ち上げれば、得意げになって、ほかの面倒も引き受けてくれます。

「これだから女はダメなんだ!」と言う場面もありますが、そういうときは、しゅんとなって反省したような顔を見せれば納得してくれます。

ツボがわかっているので、うまく利用するのです。そこに女性のプライドは必要ありません。泣いたふりでも、笑ったふりでもして、美味しいとこだけ持っていきましょう。

ただし、男尊女卑傾向の男性には、「私は女性ですが、男性と同じくらい働けることを認めてください!」と立ち向かうのはNGです。あくまで、表面上は「女ですいません」という態度が、その場を丸く収めます。

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3、窓口に相談してみる

もしあまりにも酷い性差別を受けている、ということであれば、仙台市が「性別による差別などに関する相談窓口」(http://www.city.sendai.jp/tetsuzuki/sodan/jinken/0283.html)を設けています。

秘密厳守ということなので、お気軽にご相談ください。企業側が男尊女卑の考えを押し付けてくる、上司が男尊女卑の傾向なので職場全体の雰囲気がそうなっている、女性という理由だけで差別を受ける、など。

もはや時代遅れの考え方ではありますが、私(30代)くらいの男性でも、未だに平気で「女のくせに」と言う男性がいるのは事実です。

それらがたとえ「負け犬の遠吠え」的な発言であったとしても許されるものではありません。心にずっと溜め込んでおくよりも、吐き出して解決の道を探ってみましょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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