私も産後長らく腰痛を抱えて生活してきました。それも、ぼんやりとした痛みのため、病院に行くほどのことでもなく、たとえ病院に行っても「シップ貼ってね」くらいで終わる程度。
こういうのって、根本的に直していかないといけないのはわかってるんですが、整体に通う時間もないし、どうしても放置しがちでした。
しかし!ある日、友人が「夜寝るときは下着をつけない」という話をしていて、試しに実行してみたところ、嘘のように腰痛がなくなりました。
私の腰痛の原因は、“下着の締めつけ”だったんです。そこで今回は、その腰痛もしかして下着の締めつけでは?ということで、下着の締めつけによる腰痛を改善しよう!というお話をしたいと思います。
1、ピッタリフィットの落とし穴
最近、スキニージーンズなどが流行って、「少しでも細く見せたい」という人には、ピッタリ体の線にフィットするような服装が好まれています。
確かに、日中の活動中はたるんだ肉を引き締めて持ち上げる服装であってもいいかもしれません。ただ、それって見た目は良くても、体には無理な体勢ですよね。
こちらのサイト(http://allabout.co.jp/gm/gc/300090/)でも紹介されていますが、しっかりフィットしていることと、キツく締め上げることは違います。
細く見せたい!がゆえに、締め付けて、血行が悪くなり、体の中の循環に悪影響を及ぼす。そのことによって腰痛が悪化する。これでは本末転倒です。
2、今のサイズにあったものを身に付ける
以前はMサイズがちょうどよかったのに、今はLサイズ、ということはよくあることですが、「まだ履ける」という理由でMサイズを着用していることがあります。
それは下着も同じことです。重要なのは、今のサイズにピッタリの下着をつけること。「太ったということを信じたくない」かもしれませんが、事実を受け入れなければ先へは進めません。
問題なのは、どんなサイズの服を着ているか、ではなく、どんな体型かを把握していること。現実から目をそらしていては、何も始まりませんし、もしかしたら一生腰痛に苦しむかもしれません。
また、下着の素材も重要です。伸縮性のない下着であれば、やはり締めつけの原因となります。動きやすくて圧迫しない下着を選ぶようにしましょう。
3、下着そのものが実はストレスだった?
私が腰痛から解放されたとき思ったのは、「もしかして下着をつけること自体が体にとっては不自然な行為だったのでは?」ということです。
寒いのでパジャマは着ていますし、日中は下着をつけますが、夜間はもっとリラックスできる環境を作って眠らなければならないのかもしれません。
バリバリのスーツ姿ではゆっくり眠れないように、寝るときの服装も大事です。パジャマはゆるゆるの大きめのものを選び、ウエストのゴムも「落ちてこなければいいや」くらいの感じです。
もし、腰痛の原因がはっきりせず、キツイ下着を好んで着用しているのなら、それらから体を解放してあげるだけで、腰痛が改善するかもしれません。