頭痛持ちの人が多い…これは現代病と言っても過言ではないと思います。しかも、原因もそれぞれ異なり、調べてもわからず、根本治療できないまま薬を飲んで抑える。
よくないなあ…と思いながらも、徐々に強い薬に手を出してしまう。でも、それってとても危険なことなんです。
今回は、あまりにも当たり前になってしまった“いつもの頭痛”についてお話したいと思います。
1、なぜ痛いのか?
私もたまに頭が痛くなるのですが、痛すぎて吐いてしまう、ということも過去に何度かありました。原因がわかれば痛みが引くのを待つだけなのですが、原因もわからず数日間続いたときは、さすがに死ぬのでは?と考えました。
こちらに頭痛に関するサイト「頭痛オンライン」(http://www.zutsu-online.jp/)があります。
原因は本当に様々あって、薬を飲んで治るもの、体質改善しないと治らないもの、と、原因が異なれば対処の仕方も異なります。
そのため、「ああ、いつもの頭痛だ」と自己判断して痛みを抑える、というやり方は正しくありません。
頭が痛い、ということは体が悲鳴を上げているからです。頭が勘違いして痛みの信号を出している、のではなく、何かしら体が「危険だよ!」という信号を出している証拠なのです。
2、すぐ治るからと安心しないで
よく「私は偏頭痛持ちで…」と話をする人がいますが、それってお医者さんに診てもらったのでしょうか。
おそらくほとんどの人が、勝手な自己診断で「これは偏頭痛だ」と決めつけているのだと思います。それがもし、脳梗塞の予兆だとしたら…?
若いから大丈夫、というのも信用できません。20代でも脳梗塞で亡くなる人はいます。そのため、本当は一度医師に診察してもらうのがベストです。
ところが、私も以前、頭が痛くて近所の内科を受診しましたが「このくらいで診察に来るなよ」という顔をされ、ろくに話をきかないまま頭痛薬だけを処方され、「様子みてまた痛かったら来てね」と言われました。
頭痛外来の病院ではなかった、ということもありますが、患者が「万が一」を疑って来院しても、病院側は真剣に診察してくれないパターンはよくあります。
こういったことから、「やっぱり病院行くだけアホくさい。すぐ治るから薬飲んで寝よう」という人が多いのです。
3、専門の医師に見てもらおう!
さきほどご紹介したサイト、頭痛オンラインには、近くの頭痛を診てくれる病院を検索することができます。宮城県内には53の医療施設が対応しています。
近所の内科を適当に受診して悲しい思いをするよりも、頭痛専門医に見てもらって、検査をし、的確な指示を仰いだほうが回復も早いです。
もし検査をして重大な原因が見つかったら、それはそれでラッキーです。もし見つからなければ、それが原因で死んでいたかもしれないのですから。
痛いのを我慢することに慣れると、大変危険です。よく効く頭痛薬を探すより、近くに相談できるお医者さんを見つけましょう。