これから仙台の男性と一緒になって仙台市内に住む、または転勤で仙台に住むことになった女性の皆さんは、「えー、仙台ってどんなとこなの?」とぼんやり不安を抱えていると思います。
噂で耳にするのは、「いいとこ」「食べ物美味しい」「便利」と、良い部分ばかり聞こえてきて、それじゃあ全然参考にならないよ!って感じだと思います。
ということで、実際に県外から仙台市内へ引越し、仙台市内でも3回引越し、学校を卒業して仕事もした私の経験と、仙台の立地から、「ぶっちゃけ仙台に住むってどういうことか」をご紹介したいと思います。
1、「いいとこ」「食べ物美味しい」「便利」は当たっている
まず、よく「仙台ってどんな場所?」と行ったことのある人や、住んだことのある人に質問すると、必ずと言っていいほど、「いいとこ」「食べ物美味しい」「便利」と返ってきます。
これは、どれも当てはまっています。駅前に出ればたくさんお店はありますから、何かほしいものがあって、それが手に入らない、ということはないでしょう。
飲食店もたくさんありますし、地元の食材も美味しいものが多く、牛タン・萩の月は誰もが知っているでしょう。
地下鉄も東西南北通過したため、地下鉄沿線上は行き来がしやすくなりましたし、それ以外の場所はバスがあればなんとか行けます。
1年間通して気候も穏やかで、冬もあまり雪が積もらないことから、東北の中では一番住みやすい地域と言えるでしょう。
2、ぶっちゃけ悪い部分ってないの?
良いか悪いかを判断するのは、個人によって様々ですが、私が感じたのは「田舎からやってきた人にとって、仙台は都会」であって、逆に「都会からやってきた人にとって仙台は田舎」ということです。
そのため、田舎出身者にとって「仙台って冷たい街」というイメージになりやすいですし、都会から来た人には「仙台ってみんな優しくてあったかい街」というイメージになります。
ただし、それは仙台市中心部の話であって、ちょっと住宅街の方に行くと、やはりその土地土地によって空気が変わり、「よそ者は歓迎しない空気」みたいなのも存在するのは事実です。
仙台市中心部は、元々の地元民が少なく、県外から来た人がたくさんいますから、どちらかというと「県外出身者ウェルカム」な空気が流れています。
3、住みやすい土地なの?
これだけはハッキリ言えますが、仙台市は大変住みやすい土地です。生活する、という意味でも、社会参加する、という意味でも、適度な距離感を保てる土地です。
たくさん人がいますから、中には悪い人もいますし、嫌なことを言う人もいますが、それはどこの土地に行っても同じことでしょう。
仙台市中心部は、とにかく足で歩くことが重要です。アーケードも、定禅寺通りも、仙台駅東口も、自分の足で歩いて散策し、見て知って自分の街にしていくことです。
これから春に向けて、わくわく感と不安感に押しつぶされそうになるかもしれませんが、“住みやすい土地”という意味では、安心していただいて間違いないと思います。