職場や自分の親に対する親業とは
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さて、今回は応用編です。
すくすく成長し、すっかり育った子どもたち。大学や社会人になってもまだ親業は続きます。
今回はもっと範囲を広げてみましょう。自分と親の立場で親業ワークは役立ちます!
立ち位置が変わっても役立つ
年齢を重ねた親との会話で…
年齢を重ねると、だんだん子どもに戻るといいますね。
そして考え方も、固まってしまうという話です。そのような親に対して、どのような会話を持ちかけますか?
- 思うように体がうごかなくなってきて、不安。
- 単語や名前がすぐに出てこなくて、したい会話が続かない自分にイライラ
- ちょっとしたこと(行動)が思い出せなくてイライラ。気持ちが伝わらない自分にイライラ。
→ 子どもに対する親業トークのように、ことばをなぞって受け止めると、すーっと楽になってくれます。
職場、ママ友、PTAなど母たちの付き合いで…
職場のランチタイム、子ども会、役員会、地域の自治会などの場でも役に立ちます。
母たちの集まりは、「おしゃべりをしてなごみながら」進む傾向があり楽しいものです。
しかし、時間を気にせず自分本位な話を続ける人・すぐ反論する人、
人の批評や悪口に至る事が多く場を壊すことが多い人・ただうるさい人(最悪ですな…)。いろいろな人がいます。
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上手に雰囲気を変えてしまいましょう♪
まず受け止めよう → 本題に戻す
かたくなになってきた親、強烈なママ友、対処法は同じです。
悪口や、愚痴 → 一度受け止めて、かわす 「そうなんだ、、、知らなかった。…」
とりとめもなく終わらない話 → 受け止めて、さりげなく話題を戻す「ほんと?、大変だったね。…」
研修会や講習会の質疑応答で、質問と自分の話が止まらない人…次の人が質問できなくなるので困ります。
もし隣の席なら、「大変だよね。いろんなこと聞きたいよね!次の人の質問は何だろう?」と、促す。
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イライラを手放す手助けをしてあげよう
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=番外編= 「励まし」は、時と場合によります
実は一番気をつけなければならない
思ったような結果が出ずがっかりしている子ども。どう声をかけますか。
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「オッケーオッケー! 気にしない! 次だ次!」
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「失敗はだれでもするものよ。だって××(有名人)もそうだったって言うしさ…」
サラッと言われたら、うれしいと思いますか?「わかったような事、言わないでよ」 この一言で、部屋に閉じこもってしまうでしょう。
やみくもにはげましても効果はありません。うれしいと感じ(てもらえ)ない理由は、 気持ちがズレているから です。
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心を閉ざしてしまい危険なシグナル。
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がんばっていた (のに残念賞だった)時にこそ、効力がある
例) 学芸会のピアノの伴奏のオーディションにむけて、毎日寝ずに練習した娘。
しかし違う子が選ばれたらしい。…少し前から風邪気味で集中できなかったみたいだ。
努力をしている工程をずっと見守ってくれていた場合→励ましは、うれしく感じます。
努力している流れを知った上で励まされるなら、心にしみることでしょう。
いつからでも始められる
いかがでしたか?
「聞く、伝える、話し合う」 親業、始めてみませんか。
あかちゃんにする気持ちで♡
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