最近、耳にするのですが、「大人のぬりえ」ってご存知ですか? よく小学生の頃、かわいいぬりえの本を買ってもらって、色鉛筆でぬって遊びましたね。
もう子供じゃないし!…と思っていたのですが、いえいえ、それが侮れません。夢中になれて、達成感を味わえて、精神的にも安定する?
そんな、大人のための”新しいぬりえ”をご紹介したいと思います。
1、なぜ大人がハマる?
まあ、ぬりえって確かに楽しいけど、色鉛筆で塗るって言っても限界があるし、だいたいの出来上がりが想像できちゃうからつまんないよね…、と思っていませんか?
私も最初はそう思っていました。実際、子供用のぬりえなんか見ても、表紙に描かれているイラストの通りに色を配置して、はい完成…って感じで、きっとつまんないでしょう。
ところが、大人用ぬりえはそうではありません。サクラクレパスのサイト(http://www.craypas.com/entertainment/a_coloring/)をご覧下さい。
え、これほんとに色鉛筆で塗ってこうなるの?と、ちょっとびっくりするような絵柄です。そうです。大人のぬりえは、私たちが想像しているよりはるかに“高度なぬりえ”なのです。
ハマる人が多い、というのは、適度な難しさと、乗り越えられるくらいのハードルと、大人でも味わえる満足感が必要ですが、このぬりえは、それを備えています。
2、画材にもこだわれるのは、大人だから
もし、これから大人のぬりえをはじめるのであれば、画材にも多少こだわってみませんか?書店でも多く取り扱っている大人のぬりえ冊子。
これに、おすすめなのが“おやさいクレヨン”(http://vegetabo.com/)です。こちらは、その名のとおり、野菜を粉末にして色を出している自然派画材です。
派手な色はありませんが、ほのかで淡い色合いが、大人のぬりえにぴったりです。小さなお子様と一緒に使うもよし。密かな楽しみとしてこっそり使うもよし。
経済的に安定した大人だからこそ、ちょっと自分のための贅沢として、画材とぬりえを用意して、ゆったりした時間を過ごすのもいいですね。
3、おすすめぬりえ
書店でも通販でも手に入るのですが、おすすめなのはジョハンナ・バスフォードの「ひみつの花園」(http://books.rakuten.co.jp/rb/12351145/?scid=af_pc_link_txt&sc2id=331221774)です。
決められた色ではなく、自分の好きな色で塗ってみましょう。塗り方も、強弱をつけて、グラデーションなども用いることによって、複雑な色を作ることができます。
夢中で塗って、完成させてみると、頭の中がスッキリして活力が沸いてくるので、皆さんも是非チャレンジしてみてくださいね。