皆さん、生理痛は重い方ですか? それとも、軽い方ですか? ちなみに私は高校時代が一番酷くて、失神するほどでしたが、産後は割と軽くなりました。
年齢によって改善する人も、出産後に軽くなる人もいますが、それでもやはり“不快感”というのは、ゼロにはならないと思います。
今回は、「いつもと違ったらすぐ病院へ」ということで、侮れない女性特有の病気についてお話したいと思います。
1、子宮内膜症・卵巣のう腫は検査しなくちゃわからない
「生理痛酷いけど、病院行くのが面倒」という人はたくさんいます。
というのも、病院の敷居は非常に高くて、いざ診察を受けて何もなければ「こんなので受診するの?」と冷ややかな目で見られるのでは?
と、マイナス思考で考えてしまうからです。診察費だってタダではないですし、検査して何もなかったら良い…のですが、「無駄になったらどうしよう」と思うと、“我慢しよう”と考えてしまいがちです。
しかし、実際、婦人科系の病気にかかった女性に話を聞くと、みんな「軽いと思って、正直ナメてた」、「まさか手術になるとは思ってもみなかった」などと、受診してから事の重大さに気づくようです。
子宮頸がんの検査など、定期的に行っていて、そのときに自分の体調についてお医者さんに相談することがあれば、早期に発見することができます。
子宮内膜症も、卵巣のう腫も、最近ではやっと耳にする機会は増えましたが、これらを自己判定することはできません。症状も人によって様々です。
やはり、ちょっとした異変…いえ、異変がなくても、たまに受診するという習慣を身につけていなければ、自分で自分の身を守ることができません。
2、受診しやすい病院をみつけよう
「男性のお医者さんはちょっと…」と抵抗のある方は、女性医師がいる婦人科を受診してみてはいかがでしょうか。
病院なび(https://byoinnavi.jp/miyagi/sendaishi/k00)では、仙台市内にある婦人科で、女医が勤務している、もしくは開業している病院を探すことができます。
3、自分の体を管理すること
人は我慢できます。「あともうちょっと我慢すればいいだけだから」とか「いやいや、このくらいで弱音を吐けない」と、自分を奮い立たせて毎日戦っています。
しかし、人の体は携帯電話を買い換えるように、交換することもできませんし、テレビが壊れたからと言って修理に出すようなこともできません。
機械ならばパーツを交換すれば治るようなことも、人間ではそれができません。失ったら戻ってきませんし、最悪、命に関わります。
「たかが生理痛」と思ってしまいがちです。しかし、春を目前に控えたこの時期だからこそ、わずかな異変の声に耳を傾けて、メンテナンスをしていくことが大事なのではないでしょうか。