「ブラック企業」とは?
出典:厚生労働省
厚生労働省においては「ブラック企業」について定義していませんが一般的な特徴3つ。
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す。
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い。
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う。
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。
しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。
したがって、問題点に応じて、外部の関係機関や労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。
引用:厚生労働省HP
学習塾の場合
時給が良いので人気があり短時間で稼げるとなれば、「学習塾の講師」
大学生から主婦まで、教員免許もいらず働く事が出来ます。
少子化の時代とは言え、受験戦争に勝つ為に塾に通う子は昔よりも遙かに多いです。
学校の教師になると、勉強だけでは無く「イジメ」や生徒のメンタル面・モラル・道徳など、教えることが沢山有りすぎて、教師がうつ病になる確率が高いのです。
それに比べ、「学習塾」は明らかに勉強をしに来ている、勉強が最優先で学校に行けない不登校児でも塾には来るという現状があります。
もちろん、塾側も配慮して同じ学校の子供達と合わないように別室で授業を教えています。
そういう面では、学校の教師になるよりも塾講師になった方が負担が減るという事です。
しかし塾が「ブラック企業」と言われる由縁は少なからず有ります。
何故「学習塾」がブラック企業と言われているのか?!
全部の塾がブラック企業とは言われてませんが、突出して名前の知られている塾がブラックなので、そういうイメージが植え付けられてしまっています。
塾の授業は1コマ(90分)、1日3コマくらいアルバイトやパートで働きます。
(人によって違いますが)
勉強を教えるのが仕事で、その分の給与は出ますが、その後Excel入力があり生徒一人一人の今日どこまで教えたか、どこが間違っていたか、宿題・次に教えるところと引き継ぎの為の入力が必要な塾があります。
このExcel入力が残業と認められないところ、給料として支払われない所が難点なのです。
これがブラックと呼ばれる由縁で、その上、上司のパワハラにより辞める講師が多い・・・
その場合は厚生労働省や法テラスに相談すべきです。
でも働いてみないと分らない所も多いですが、働く前にネットでリサーチするのも必要ではないでしょうか。
【相談機関情報】
相談機関名称:宮城労働局
住所:仙台市宮城野区鉄砲町1番地 仙台第4合同庁舎
電話番号:022-299-8834
ホームページ:http://miyagi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/
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