寒い時期が続きますが、2月にも入り、春が待ち遠しい季節となりました。皆さん、最近ちゃんと眠れていますか?
疲れているのにちゃんと眠れない、しっかり寝たつもりなのに疲れが残っている…という方。もしかして、靴下を履いて眠ってはいませんか?
今回は、そんな睡眠と靴下についてご紹介したいと思います。
1、知らずに冷えが靴下にこもっている?
寒いな、と思って靴下を履くことはありますが、元々冷え性の人の場合、靴下を履くことで冷えが悪化することがあります。
私も酷い冷え性なのですが、以前、いくら就寝時、靴下を履いて温めようとしても全く効果がありませんでした。
そこで、一番冷たくなる箇所のつま先の部分を切り落として履いてみました。すると、布団に入ってしばらくは冷たいのですが、徐々に温まって行きました。
足首は冷やしてはいけないのですが、つま先が袋状になっていると、つま先は自力では温まることができないので、つま先だけを出して、ほかの自分の体温に触れさせて温めた方が早く温まります。
眠るときは、靴下よりもつま先の出るレッグウォーマーなどで足首を暖めるようにしてみましょう。
2、締めつけが血流を妨げる
就寝時履いている靴下、もしや外出するときのものと同じものを使用していませんか?冷えはさほど感じないけど、朝起きた時にダルさがある…という人は、靴下の締めつけが問題かもしれません。
専門家の間でも意見が分かれていますが、たとえば就寝時、むくみを気にして着圧ソックスや着圧タイツを使用している方もいると思います。
静脈瘤などの治療で医師からの指導の元使用している場合は別として、就寝時は血圧が下がりますし、立ち上がっている状態と違うので、むくみはさほど酷くなりません。
足元を高くして眠るなどの対処で十分です。逆に締め付けすぎて血行が悪くなると悪循環に繋がります。
脱いだ時に型が残るくらいの締めつけのある靴下や、着圧のソックスなどを履いて寝るのをやめ、ゆるい靴下、ぶかぶかの靴下に変えてみるのもひとつの方法です。
3、色々な説が飛び交っていますが…
こうすれば正解、という方法はなく、あくまで個人によって感じ方も違うのですが、靴下を履いて寝ることによって体の中の体温調節機能が狂ってしまう、という人もいます。
または、靴下の中には湿気がこもるので、それがいけない、という人もいます。さらに、「シルク+綿の靴下を重ね履きした方がいい!」という冷え取り推奨派の人もいます。
良い睡眠をとって、寒い冬を乗り切る…という点から言えば、どんな方法も試してみて、自分が一番「これだ!」と言える方法を見つける…というのが最善の方法です。
私がこれまで色々試した結果、一番良かった方法は、靴下ではなくレッグウォーマーで、つま先を出した状態で湯たんぽに足を温めてもらう、という方法で快眠でした。割とスタンダードですね。
お気に入りの方法で、暖かくして冬を乗り切りましょう!