お肌の乾燥が気になる?それ、ホルモンバランスが乱れているからではありませんか?たまには胸キュンして、心と体の潤いを取り戻しましょう!
ということで、この冬、年末年始にのんびりしながら読みたい恋愛漫画を独断と偏見で選びました。もしかしたら実家の本棚にごっそり眠っているかもしれないですよ?
【3、はいからさんが通る】
映画化も決まった定番の少女漫画、大和和紀作『はいからさんが通る』。久しぶりに全巻読み返してみて、今まで主人公の紅緒と伊集院の恋ばかり見ていましたが、脇役がすごいことに気がつきました。
蘭丸なんて、今で言うところの“男の娘”ですし(かわいい)、青江冬星なんて存在が尊すぎて涙なしでは読めません。昔読んだときの印象の「めでたしめでたし」じゃなかった!ということが、大人になってやっとわかります。
〇お定さんがキュート!
『はいからさんが通る』と言えば、全編通してギャグテイストであることも大きな魅力。悲恋…かと思いきや、紅緒は意外にあっけらかんとしているし、頑張り屋さんなので暗い話になりません。
誰かの恋が実るとき、誰かの恋が破れる、というのは世の習いですが、どこかで「ま、いっか!」という空気が流れているからこそ、ここは見習わなければな、と思います。
とくに、紅緒のムショ仲間のお定さんはとてもキュートで、まともに言葉が話せないけれど(緊張するとどもる)強く生きているところは、他人事には思えなくて愛おしいキャラクターだと思います。
〇後日談がボーイズラブ!?
さらに注目したいのは、青江冬星の後日談。青江は38歳で亡くなるのですが(若すぎない!!?)、それまでも紅緒を忘れることはありませんでした。……が!そこには驚きのエピソードが。
これは是非、読んで確かめていただきたい部分ですが、ほかにも、紅緒と伊集院のその後の話など、最終巻の最後に後日談の読み切り漫画が収録されているので、これも必読です!
もしかしたら実家の本棚に眠っている可能性がある『はいからさんが通る』。もしなかったら、お近くの本屋さん、もしくは電子書籍などでも配信されていますので、是非ご一読ください!
(つづく)