冬は乾燥の季節。いくら加湿器で加湿したって、お肌は乾燥します。ということで、内側からうるおいたい!サプリ?食事?化粧品?
それも大事ですが、やっぱり一番はキュンキュンすることですよ!現実にはなかなか起こらない胸キュンも、恋愛漫画でなら補給できますよ!
ということで、帰省したり、おうちでのんびりする人も多いこの年末年始に、ゆっくり読みたいおすすめ恋愛漫画7選ということでご紹介して参ります!
【2、夏の前日】
吉田基已作『夏の前日』は、すごい。いや、もうすごいしか言えない。これは個人的な意見ですが、「年下の男と遊ぶ女ってこんな感じかな~!」という、ちょっと不埒なことを考えてしまいます。
芸術大学で絵を学ぶ青年、青木。ある暑い日、和服美女・藍沢と出会う。青臭い青春真っ只中の青木は、ハンサムで無骨で頑張り屋さん。一方、年上の女性藍沢は、落ち着いた大人の女。
あるきっかけでふたりは恋に落ちますが、青木くんには気になる女の子がいるし、藍沢はこの恋に本気になろうとはしません。
〇年下の男っていいよね
まずこれを読んで思ったのが、そこそこイケてる若い男が自分に本気になってくれたら、きっと女としては気分がいいだろうなあ、ということ。
生きていても、なかなか女性として扱ってもらえないことが多い(なんでだろう)ので、若い男性のむき出しの性欲を前にして、「あ、今女として見てもらってる」って思うのは、生きてる実感に繋がるんじゃないでしょうか。
とは言え、大学生の若い男性と恋仲になることは現実に難しいですし、もしやってしまったらちょっと問題なので(私は30代)、この漫画でふたりが恋愛するストーリーは、見ていてとても気分がいいのです。
〇青春時代を思い出す
では、主人公の青木くんの目線になって読んでみると、なんとなくこれもまた、自分の青春時代を思い出して甘酸っぱい気分になれます。
はじめて性体験したときの気分や、好きな人のことを思い出したとき、なかなか思いがうまく伝わらないことなど。そうそう!青春ってこんな感じだった!あまずっぺえな!レモンだレモン!と、くすぐったい気持ちに浸ることができます。
実家に帰ったけど暇だなあ、と思ったときに、是非こたつに入って全巻読破していただきたい作品です!最後、ふたりがどんな結末を選ぶのか、必見です。
(つづく)