忘年会などの飲み会が増えてくるこのシーズン。お酒での失敗した話をよく聞きます。飲みすぎて泥酔、気がついたら外に寝ていた、という話や、上司に失礼なことをしてしまった。
男性ならまだしも、泥酔した女性を狙っている変態も多いことから、やはり外でお酒を呑むときの“飲み方”には注意が必要です。ということで今回と次回、二回にわたって、お酒で失敗しないための“お酒の飲み方”についてご紹介したいと思います。
【女性はアルコールの影響を強く受ける】
まず、女性の場合、男性よりもアルコールの影響を強く受けると言われており、個人差はありますが、基本的には「男性より多く飲まないようにしたほうがいい」でしょう。
女性を差別するのか!男女差別だ!という声を聞こえてきそうですが、そうではなく、「体質が違うからしょうがないこと」と割り切ることが大事です。
最近、女性が仕事をすることが当たり前になりましたが、男性に負けじと同じくらいにアルコールを摂取していることもあり、アルコール依存症になる割合が増えているといいます。
適度に楽しむ分には問題ありませんが、「みんなに負けたくない!」という理由で飲み過ぎると、あとで大変なことになりかねません。
【お酒を飲む前にしておくこと】
飲み会前にウコン!ということで、錠剤やドリンクで摂取する人も増えています。ほかにも、チーズや牛乳が胃の粘膜を保護してくれる、という話もあります。
大事なのは、空きっ腹にアルコールを直接流し込まないこと。空腹時にアルコールを摂取すると、ダイレクトに影響を受けます。胃腸の刺激になることはもちろん、早く酔いが回ります。軽く何か食べてから飲むなど、空腹を避けることも重要です。
また、お酒の種類によっても酔い方や、翌日の残り方が違います。美味しくていろいろ飲みたい気持ちもわかりますが、自分の体質を知って、飲むドリンクをひとつに決めておくといいでしょう。
【お酒に弱い・強いの個人差】
最初から「自分はお酒弱い」と自覚している人は、お酒を飲まない、最初だけ乾杯してあとはジュースにしておく、などの回避をします。
しかし、「自分は強い」と思っている人ほど、無理をして飲んでしまいます。お酒が好きであることは結構ですが、やはり社会人としてマナーを守れなくなるほどに飲むことは、意識がしっかりしているうちに自覚しておかなければなりません。
女性は家に帰るまでが飲み会!しっかり意識を確かに家までたどり着かなければ失格です。そこにお酒が弱い・強いは関係ありません。
もしお酒好きであったとしても「私、あんまり飲むと具合悪くなるんで」と周囲にほのめかしながら、ブレーキをかけつつ飲むようにしましょう。
(つづく)