寒くなってきたので、温泉や銭湯に入りたくなる人も多いのではないでしょうか。かくいう私も近所の温泉施設に行きたくてうずうずしているのですが、大きくて開放的なので気分がいいというのと同時に、“温泉に入るだけで痩せる”という効果があることをご存じですか？

「温泉に通っていたら痩せた」という人もたくさんいますし、温泉の効果効能によっては、肌がきれいになった、きめが細かくなった、という人もいるので、もし通える距離に温泉施設や銭湯があったら、是非通っていただきたいです。ということで今回は、温泉で痩せる効果についてと、痩せる温泉の入り方についてご紹介します。

【本当に温泉は痩せる？】

温泉のお湯、または銭湯のお湯、そのものに痩せる成分が入っているということはありません。肌にいい成分が含まれていることはありますが、お湯そのものに痩せる効能はありません。

そのため、温泉なんか近くにない、という人は自宅のお風呂でも可能です。ただ、温泉や銭湯という施設の特徴として、「お湯の温度が保たれている」ということがあります。これを利用して、何度も出たり入ったり、ということが可能になります。

体はお湯につかって体温が上がると、血流やリンパの流れがよくなるので、すでに軽く運動したのと同じ状態になっています。お湯につかることそのものが、体にとっては負荷です。温泉に入ったあと、なんとなく疲れた気がするのは、そのためです。

旅行に行って１回限り、お風呂に入っただけでは効果は実感できないかもしれませんが、繰り返し入ることによって、その都度運動したことと同じような状態になるので、結果的に痩せることができます。

【温泉の“痩せる入浴法”＝高温反復入浴法】

温泉の温度は、家庭のお風呂より高温に設定されているところが多いです（４２度前後）。痩せる目的で温泉に入る場合は、「高温反復入浴法」がおすすめです。

３分入浴して３分休むを３セット行う方法です。その間、しっかり水分を摂取するのも大事です。これを行うだけで、軽く運動したのと同じくらいカロリーを消費しています。

また、背中にある細胞を刺激して褐色細胞を活性化させる方法で痩せる方法もあり、熱いお湯に３分つかって、出て、シャワーで背中（左右の肩甲骨の間）に冷たい水を当て、再び入浴する、というのを繰り返すのもいいみたいです。

私の場合、水風呂もある温泉では、温泉のお湯と水風呂を行ったり来たりしながら入浴する方法で温泉を楽しんでいました。（絶対水分は摂取しなきゃダメ）

【冬は温泉で体を温める】

ただでさえ冬場は寒くなって体が縮こまり、血行が悪くなる傾向がありますから、もしお休みの日に何も予定がないのであれば、温泉へ行くのもいいのかな、と思います。

私の知人女性で、朝風呂に銭湯を利用している人（朝めっちゃ早起きして仕事前に銭湯に行く）は、その習慣のせいか、すごく痩せています。興味ある方は是非お試し下さい！