どうしてあの人は痩せているんだろう。体質が違う、遺伝の問題。もちろんそれもあるでしょう。ただ、もしそれ以外に、その人が知らずに行っている“習慣”にヒントがあったら?
それを真似するだけで、体重が落ちるとしたら?やってみる価値はあるはずです。人によって、痩せるためのポイントは違います。日常のちょっとしたことを変更するだけで、人によっては劇的に体型が変わるかもしれません。
【3、腸内環境正常化】
最近、しきりとヨーグルト飲料や、その他もろもろ、乳酸菌などを摂取して腸内環境を正常化しよう、という広告を見かけます。チョコレートに乳酸菌の入ったお菓子もありますよね。
太る理由や原因は、それぞれありますが、運動不足や食べ過ぎよりも、「便秘が慢性化しているから」という理由を抱えた人の方が多いような気がします。
いくら、そのときばかり、整腸剤に頼って便を出したとしても、排出の上手なサイクルが出来上がっていなければ、不純物が蓄積していくのではないでしょうか。
よって、整腸剤を使用せず、無理なく毎日スムーズなお通じを実現するだけで、同時に痩せることに繋がるんだと思います。
〇痩せてる人は緑茶を飲んでいる
知人の女性で、便秘を抱えていない人は少なく、とくに働く女性はコーヒーや紅茶を好む傾向があります。痩せていても「実は便秘で…」という人もいます。
少ない健康な人(便秘なしの痩せている人)に話をきくと、緑茶を買っている人が多い。飲むのは、水か緑茶。コーヒーは喫茶店に入ったときだけ、だそう。
しかも本人は、とくにダイエットを意識しているということはなく、「お茶が好きだからお茶を買う」と言っています。もしかしたら、そのお茶の中にヒントがあるのかも…
〇緑茶カテキンが善玉菌を増やす
どうやら、緑茶カテキンには抗菌作用がある、という効果のほかに、腸内の善玉菌を増やす効果もあるそうなのです。目に見えないので信じがたいですが、同じカフェインを摂取するのなら、コーヒーより緑茶の方が体に良さそう。
また、コーヒーをちょっとずつ飲むより、お茶をたくさん飲んだり、水をたくさん飲むなど、水分をたくさん摂取する、ということも便秘改善に効果がある様子。
日常的に口にするものなので、我慢して緑茶に切り替えよう、ということではないのですが、もし緑茶を飲むことが習慣化すれば、お腹に良い影響があるのかもしれませんよ?
(つづく)