寒暖の差が大きくなると、この症状がひどくなる人が出てくるのではないでしょうか。私も最近、日中この症状に苦しんでいるので、気になって調べてみることにしました。

「頭（顔）が熱くて、手足が冷たい」これって不快感もあるし、薬を飲んで治るような症状でもないので、地味に辛いんです。今回は、そんな頭が熱くて手足が冷たい＝“冷えのぼせ”についてご紹介します。

【女性の３人に１人が悩んでいる“冷えのぼせ”】

冷えのぼせは、特別な病気などではなく、冷え性に悩む人や、自律神経の乱れに悩んでいる人などが自覚しやすい症状のひとつです。ではなぜ、頭だけが熱く、手足が冷えてしまうのでしょうか。

実は、冷えのぼせが起きているとき、体は「熱が足りない」と思っています。何らかの理由で、体が冷えている状態です。そのため、カラダは体を温めようと頑張ります。しかし、血流が悪い、リンパの流れが悪い状態だと、むくみが起こります。

上記のような状態になると、カラダは頭部の熱を下げないように手足の末端の温度を下げます。そのため、上半身（とくに頭部）ばかり熱くなって、手足が氷のように冷たい、ということが起こります。

これは自分で「寒い」と思っていなくても起こります。脳が「体温が下がってる！体を温めなきゃ！」と思うことで起こってしまう、神経の問題です。

【冷えのぼせになる人の特徴】

冷えのぼせが起こりやすい人は、「夏の間、クーラーで体を冷やしてしまった」「冷たい食べ物を食べた」「不規則な生活をしている」「過度なストレスにさらされている」など、体を冷やす生活をしていたり、自律神経系にダメージを受けている人が、この症状を自覚しやすいです。

冷えのぼせには、「首の後ろをあたためるといい」と言われていますが、可能であれば根本的に生活を見直してみることをおすすめします。

また、あわせてこちらの記事もおすすめです。ピップ「冷えのぼせの原因と対策」（http://www.pip-club.com/enjoy/hienobose/improve.html）

私の場合は、もともと冷え性だというのもあるのですが、全身の筋肉が少なく、それによる熱量不足もあると考えられます。できるだけ体を動かして、筋肉を増やし、基礎代謝を上げることも改善に繋がると思います。